前にゆっくり戻るよ!  ゆっくり次に進むよ!   
ゆっくり戻るよ!

資本主義になってからは労働効率が急上昇した。
お金をより多く手に入れるために奴隷達は働き、ぱぁっーと何にも考えずに女を抱いたり、酒を飲んだりして浪費しちゃうので、良いストレス解放になっているのである。
集落の周辺には広大な農地が広がるようになり、その農地の噂を聞きつけてやってきた難民を全部奴隷にしているので、勢力は拡大する一方なのだ。
そして、周りに自然が増えた事で、自然の影響を受けている妖精さんの身体が大きくなった!








大男がいつものVIPルームの巨大ベットから眼を覚ます。
最近は、お嫁さんいないという事を除いては、性欲処理を性奴隷でやっているのでとてもスッキリした毎日だ。
何故か、大男が抱く性奴隷達は泣いたり、大男に憎悪を抱いたりしているが、大男は自分の身長が3mもあるから怖いんだな程度にしか思っていない。
そんな大男が、妖精さんが眠っている方を見ると、身長10cm・・・ではなく身長50cmぐらいになった可愛らしい妖精さんがパンツを盛大に見せながらグースカ、グースカ眠っていた。

「ぎゃあああああああああああああああああああああああっ!!!!
妖精さんの身長が伸びているうううっ!!!!!!!!!!!!!!
でも、1m以上足りないいいいいっ!!!!!!!!!!!!!!!」

残念ながら、小さすぎて困る女の子が、幼女サイズになっただけなので、大男の恋愛の対象外だ。
大男の趣味はおっぱいボインボインの美少女・美女なのである。
妖精さんは大声で目を覚まし、子供っぽく目をパチパチとさせて、大男に笑顔で

「旦那っ!おはようですのぜっ!」

「どうして、身体が大きくなった事に気づいてないんだぁっー!
挨拶する前に、身長が5倍くらい大きくなった事に気づくだろぉっー!!!!!
これも核戦争のせいなのかぁっー!!!!!!!!!!!!!!!」

VIPルームに響き渡るような大声に妖精さんが気絶し、30分後に再び起きた妖精さんから、事情を大男は聞いた。
どうやら、妖精は自然が増えれば増えるほど力を増し、身長が人型サイズになって服もパンツも大きくなって便利なのらしい。
この事を聞いた大男は、理想の外見を持つお嫁さんを自分で作り上げる大計画を脳内に立ち上げて

「よっしゃぁっー!念願の夢が叶うぞぉっー!
この荒廃した世界に自然を取り戻すんだぁっー!!!!!!!!!!」










第7話 ヒャッハー!奴隷獲得戦争だぁっー!虐殺だぁっー!凌辱だぁっー!

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「ヒャッハー!木がこんなところにあるぜぇっー!
煮て焼いて残酷に食べてやるぅっー!」

木を見かけた時の普通のモヒカンの反応

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この荒廃した世界で森林を取り戻す方法で最も簡単なものがある。
@膨大な労働力を使って地道に植林する事で、自然を取り戻す。
A人間が生きているだけで周りの森林資源が消費されてなくなるので、殺して肥料にする。
B雨が降ることを願う。
この三つがこの荒廃した世界での自然を取り戻す方法であり、大抵の支配者や悪人は、@で大量の奴隷を確保して植林させ、そのまま過酷な生活で死亡したら肥料にして自然を回復させるという効率的な方法を採用している。
大男が大雑把に自然を取り戻すなら何でもしてもいいと、モヒカンや妖精さんに命令してしまったので、自動的に集落の周辺が大変な事になってしまうのだ!
数百近いモヒカン達がバイクに乗り、獲得した奴隷達を乗せるトラックを何台も出して、奴隷獲得戦争が開始されちゃった!

「「「「「「ヒャッハー!妖精の姉御を嫁にするために、自然を取り戻そうとする旦那の漢っぷりに痺れるっ!憧れるぅっー!
俺たちが頑張って旦那の夢を叶えてやるぜぇっー!
近隣の村や街は根こそぎ虐殺して、蹂躙して、奴隷にしてやらぁっー!」」」」」

次々と出撃していくモヒカン達を応援するように、可愛らしい妖精さんは、彼らの頭上を飛び、応援の声をかける。
モヒカン達が上を見たらパンツが見えるが、短いスカートを履いている妖精さんが悪いだけだ。

「頑張るのですぜっ!女神様のように美しい美女ボディを見たかったら、モヒカン達は頑張るですのぜっー!
(旦那の嫁になれば、この勢力での権力の座は安定するのですぜっ!)」

恐ろしいほどに凶悪なモヒカン達が野に放たれた。
これと同じくらいの規模の軍団が三つほど別の方角にも向けて出撃しており、近隣に住んでいる人々に悪の手が及ぼうとしている末期的な光景である。

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ヒャッハー!他人のために頑張るなんて・・・俺達は善人になりすぎたぜぇっ!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

















集落から300kmほど離れた場所に人口3000人の町がある。
襲撃に備えるための外壁と武装があり、その武力を持って維持している町なのだ。
ただ、街の周りを見張っている偵察達は緊張感がなく、怠けた感じで周りを見渡している。

「眠いな〜美人のお嫁さんが欲しいー」
「どうせ襲撃なんてねぇよ。」

近隣のモヒカンが大男の所で雇用されすぎたせいで襲撃頻度が激減し、緊張感を維持できていないのだ。
最近やってきたのは、種籾を求めている30人のお爺さん達であり、蹴って追い返したので全く危険がなかった。
しかし、そんなだらけた監視体制でも、遠くから砂埃が盛大にまき上がっている光景を見れば異変に気がつく。
双眼鏡で砂埃の方を確認すると・・・そこには何人も絶対に殺しているような顔をしたモヒカン達が大勢見えた。

「も、モヒカンだああああああああああっ!!!!!
モヒカン達がやってきたぞおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」

周りに警鐘をならす事ぐらいは、日頃から怠けていても簡単だった。
すぐに門は閉ざされ、戦える男達は街を守るために走り回り、武器を持って武装する。
出来れば、弓矢で遠距離攻撃したい所なのだが、モヒカン達の機動力が圧倒的なのでそんな事をする時間はない。
せいぜい武器を持って、各自で応戦できるように準備するくらいだ。
こうしている間にもモヒカン達の軍勢から、一部のバイクが速度を上げて突出し、片手にバチバチと導火線に火がついているダイナマイトを持って

「門から虐殺だぁっー!」
「ヒャッハー!妖精の姉御のためにくたばれぇっー!」
「ヒャッハハハッ!姉御のパンツはピンクと白の縞々だったぁっー!」

投擲したっ!
クルクルと複数のダイナマイトが空中で回転し、そのまま門のすぐ側まで転がって、盛大に周りのダイナマイト巻き込んで威力を激増し、爆発するっ!
門は粉々に消し飛び、その前で待機していた男達も巻き込んで虐殺したのだっ!

「ヒャッハー!奴隷どもは抵抗をやめろぉっー!」
「まずは女子供を人質にとってやるぜぇっー!」
「刃向かう奴は皆殺しだぁっー!」
「女だぁっ!酒だぁっー!」

モヒカンの大部隊は町に出来た致命的な急所から次々と侵入を果たし、町の人々を蹂躙すべく行動を開始した。
一度、防衛ライン同然である門を突破されてしまったせいで、町は大混乱に陥り、モヒカン達がバイクとバギーの勢いに任せて道を走り、目につく標的に向けてボウガンで撃ちまくる。
町の男達はモヒカン達に応戦しようとするが、所詮は素人の戦闘集団に過ぎず、モヒカン達と真っ当に戦って勝つなんて不可能に近い。

「刃向かう奴から虐殺だぁっー!」
「邪魔だぁっ!死ねぇっー!ヒャッハー!」

男達は武器ごと破壊されて槍や斧で貫かれ、抵抗しようとする者から殺されて、地べたに死骸として転がる。
モヒカン達は、景気良く高笑いをし、町の人々が素直に従ってくれるまで、この虐殺と凌辱の宴をやめるつもりは全くなかった。










「ひいいいいいっ!!!!!町の外に逃げるんだあああっ!!!!」
「こんなところにいたら殺されてしまううううっ!!!!!!」

一部の街の人達は、門から外へと出ようと走っている。
最低限の食料を持ち、虐殺と凌辱の会場と化している町から出ようとするのだが・・・門には火炎放射器を持っている凶悪な顔をしたモヒカンがいたっ!
顔を下品に歪ませて、火炎放射器の先端を向けて

「人間牧場から出る家畜は虐殺だぁっー!」

炎の渦がでて、哀れな人々を襲う。
一度着いた火は、人々の全身を覆い尽くし、全身に激痛を味わせ、絶叫する事しかできない。
眼の前で残酷に人間が焼き殺される光景を見せられた人々は心が折れて、場へと崩れ落ち

「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!!!!!!
「地獄じゃぁっー!この世は悪魔が笑う時代じゃぁっー!」
「これから慰み者になって病気になって死ぬんだわぁっー!未来に絶望したぁっー!」

泣き叫んで抵抗する意志をなくした人間の数が1000人を超えるようになる頃には、街の人口は3000人から1000人に激減していた。
モヒカン達は、泣き叫ぶ無力な人々を、街で一番大きな広場まで縄で全員の腕を繋いで移動させ、大男と妖精さんの巨大な肖像画を広場に設置する。
その肖像画は、どこの大魔王だという風体で書かれた大男が描かれており、可愛らしい妖精さんの絵のせいでシュールになっていた。
モヒカン達は、片手に武器を持ちながら人々を威圧し、この肖像画に全員が注目した事を確認してから

「これがお前達が仕える事になる慈愛皇帝ガリウス陛下と、その嫁の妖精さんだぁっー!」
「ヒャッハー!こいつらはなんて幸運なんだぁっー!皇帝陛下に仕える事ができるなんて幸運すぎるぜぇっー!」
「死ぬまで献身的に仕えろぉっー!さもないと娘と息子が大変な事になるぞぉっー!」
「ヒャッハハハハっ!男は労働奴隷っ!女は性奴隷として大活躍だぁっー!」

人々は絶望する。
この凶悪なモヒカン達の上司というだけで、どれだけ極悪な人物か想像でき、肖像画からも魔王みたいな奴なんだって事が理解できてしまう。
そして・・・隣に小さな女の子が描かれている事から

((((((ロ、ロリコンの変態だあああああああああっ!!!!!
娘が危ないいいいっ!!!この世は本当に地獄だあああああああっ!!!!!!
絶望じだああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!
この世に救いなんてなかったんだあああああああああっ!!!!))))))

また、誤解が増えたのだった。
大男が自称している慈愛皇帝(笑)も、小さな女の子に向ける変質者的な意味でとられ、人々の心を恐怖で縛ってしまったのである。
集落に奴隷として運搬された後に、大男の隣に妖精さんがいるせいで誤解が余計に深まり、娘達の哀れな未来像を想像する事しかできなかった。

「なんで、俺が幼女好きの変態っていう噂が性奴隷達の間で流れているんだぁっー!
俺はおっぱいボインボインの成人女性が好きなだけだぁっー!」





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100、1000、5000・・・たくさんっ!奴隷をたくさん獲得した!

100、1000、2000・・・モヒカンが2000人仲間になった!

領土が大量に増えまくった!
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 大男の悪党レベルが270になった!

妖精の悪党レベルが280になった!

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 *レベルは悪いことをすればするほど上がる。強さには全く関係ない!

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 ●レベル140→270   種族:巨人 身長3m  名前 【偽りの天才 アミ○】

 ●装備  世紀末ズボン   世紀末シューズ  

 ●スキル   @虐殺クラッシュ  A虐殺キック  B虐殺パンチ  C虐殺チョップ
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 サポートキャラ妖精さん。 

 ●レベル200→280    種族:妖精   身長50、7cm

 ●可愛らしい妖精服     スカートが何故か短い。   
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 ---------ヒャッハー大妖精帝国-------
 労働奴隷 1万人以上
 性奴隷 1万人以上
 役に立たない子供 1万人以上
 モヒカン2700人
 水資源が豊富で、食糧が足りない集落が拠点
周辺一帯が領土になった!
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 老人40人が種籾探索の旅にでている。
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あとがき

(´・ω・`)ヒャッハー!あと2話くらいで終わるかな。

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