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銀河英雄伝説
アンスバッハ【キルヒアイス殺した忠臣/ブラウンシュバイク公爵の部下】

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65  2015/1/17 ブラウンシュヴァイク「どうだ!金髪の小僧!私の踏み台キャラっぷりは凄いだろう!自殺する事すら拒否して部下に毒殺されたんだぞ!」 ミラー
29 アンスバッハが本気でラインハルト殺す気満々で準備したら→ブラウンシュバイク公の遺体ごとラインハルト全滅☆ ミラー (´・ω・`)自爆特攻なら、勝てる気がするんだ。

1152015/3/10帝国オリ主が救済しそうなキャラたちを並べてみた ☛ キルヒアイス、☚を殺したアンズバッハ ミラー
http://dic.nicovideo.jp/a/アンスバッハ

前半生は不明である。ただ、物語の開始時点ではブラウンシュヴァイク家に仕えている。この時点で既に壮年であり、准将と言う地位と釣り合った年齢である。

帝国歴486年(または487年)、かつて皇帝の後継者を巡る政争に敗れまたブラウンシュヴァイク公の専横に恨みを抱いていたクロプシュトック侯がブラウンシュヴァイク邸に爆弾テロを仕掛ける事件が発生。爆弾(爆発物を積めた杖)は爆発したものの、事前に片付けられてしまいブラウンシュヴァイクは軽傷。フリードリヒ4世も行幸予定を体調不良によりキャンセルしていたため、両名の暗殺は失敗した。この事件において同僚であったシュトライト准将と共に現場責任者として事態の収拾に当たったと思われる(小説版ではラインハルトとフレーゲルのいさかいも公平に解決し、ラインハルトの知遇を得ている)。

帝国歴488年4月、ラインハルトによるエルウィン・ヨーゼフ2世擁立に反感を持ったブラウンシュヴァイク公とリッテンハイム侯、それに同調した門閥貴族は連合してこれを排除することを誓約した(リップシュタット連合)。ほどなく軍事衝突が発生し、首都星オーディンを追われた門閥貴族はガイエスブルク要塞を中心とした要塞群を頼って逃亡。ラインハルト陣営との内戦が勃発した(リップシュタット戦役)。アンスバッハも主君であったブラウンシュヴァイク公と共にガイエスブルクに入城したものと思われる。

同4月、レンテンベルク要塞の戦いで捕虜となり、その後解放されてガイエスブルクに帰還したオフレッサー上級大将が謀反の疑いをかけられブラウンシュヴァイク公に詰問される事態が勃発。オフレッサーは無実を訴えるべくブラウンシュヴァイク公に詰め寄るも、動転したブラウンシュヴァイク公の命令を受けたアンスバッハがこれを射殺。アンスバッハ本人はオフレッサーの裏切りには疑問を抱いたが、狭量なブランシュヴァイク公は聞く耳を持たず、裏切りによる処刑であることを喧伝した。これにより、ただでさえ一枚岩ではなかったリップシュタット連合に大きな亀裂が生じる。

同7月にはキフォイザー星域会戦において連合の片翼を担っていたリッテンハイム侯の艦隊が壊滅。その後、リッテンハイム侯は味方の自爆テロにより横死し、もって全兵力の3割を損失した。続くガイエスブルク周辺での会戦においても大敗を喫し、折からの搾取による民心の離反もあり連合は瞬く間に危機に瀕することとなる。

同8月、ブラウンシュヴァイク公の領地である惑星ヴェスターラントにおいても民衆の反乱が発生。ブラウンシュヴァイク公の甥であったシャイド男爵が殺害される事態に至る。これに激怒したブラウンシュヴァイク侯はヴェスターラントへの核攻撃を指示。この時代においては熱核兵器を地上に向けて使用することは禁忌であり、アンスバッハは全力をもってブラウンシュヴァイク公を諌めるも彼は聞く耳を持たなかった。核攻撃の決定後、ゴールデンバウム朝の崩壊を予知し一人で嘆きごとを呟いていたところをブラウンシュヴァイク公に密告した者(OVAではローエングラム陣営の工作員であったハンプトマン大尉)がおり、そのまま拘禁され以後は連合の崩壊まで謁見が叶わなくなる。

結局、ヴェスターラントへの核攻撃は実行され民衆約200万人を殺害。アンスバッハが危惧した通り名実ともに、連合の正当性は消滅する。

追い詰められたブラウンシュヴァイク公は残存兵力をかき集めた最後の一戦に臨む。この戦いでも敗北を喫し、今度は散々虐げられてきた一般兵士たちが運命を共にすることを拒否して反乱を実行。要塞内は無秩序状態となり、アンスバッハも混乱に紛れてなし崩し的に解放される。

しかし、忠誠心が残っていたのか、単なる義務感か、あるいは哀れな主君への同情心か、逃亡はせずに、侍る者もいなくなり要塞内を彷徨うブラウンシュヴァイク公に謁見する。その場でブラウンシュヴァイク公に娘を差し出した上での講和について持ちかけられるも、可能性が皆無であることやヴェスターラントの一件だけを取っても処刑は確実であることを彼に諭し、自害をすすめる。観念したブラウンシュヴァイク公はこれを了承するも、同時にアンスバッハにラインハルトの暗殺を懇願した。最終的に同意したことをもってブラウンシュヴァイク公は服毒自殺(実際は最期になって暴れ出し、無理やり毒を飲まされた)。リップシュタット戦役は終結した。

同9月9日、ガイエスブルク要塞内で開かれたリップシュタット戦勝記念式典において、アンスバッハはブラウンシュヴァイク公の遺体と共にラインハルトの前に引き出された。しかし、遺体には事前にミサイルランチャーが仕込まれており、これを取り出しラインハルトに向けて発射。オーベルシュタインがとっさに前面に出たことにより狙いは外れ、さらなる攻撃に出ようとしたところをキルヒアイスに取り押さえられる。この時、指に装着していた指輪型のブラスターを覆いかぶさったキルヒアイスに発射し、胸を貫く致命傷を負わせる。

ラインハルトの暗殺に失敗したことを亡君のブラウンシュヴァイク公に詫びつつ、片足とも言えるキルヒアイスを殺害したことに満足し、口腔内に仕込んでいた毒入りカプセルをかみ砕いて自決した。享年は不明。

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