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東方Project【34】-【2】 伊吹すいかの酒酔い事情 【二章 伊吹萃香という鬼】 【その1 鬼に憧れる少年】 (TS) 性転換 【ブログ】 作者夜未 |
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、..,,__ ,.へ、___く___/ヘ7テ 〈 人が私を鬼退治?
OKOK!
ヽ、 \ rへ、__ / _ 7/ 、/ヽ___,ゝ 呪術師「じゃ、お前を弱体化させてから戦うわ」
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', `ゝ-─'─-ィ'、_,.イ 、/ \ ' , ┼ // .,:'
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ヽ、/ フ' ヽ、ヽ, \ \\ , - - 、 , - -
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`γ´ ', ', \. ,' `O、,. '"´ ̄ ̄`` 、 O´
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⌒ ^○ ヽ //
,' / ! .' ! l l ! ! ! l l '.ヽ、__」 ` 、i //
/` | /! ハ `!ヽ i/
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!ィf示ト 、;! }/ リ ィで心7 ! ', .ヘ _ル | ハ | '´ ̄` ァ==、! /| ヽ | i
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ヽ、_).」 |./ ト、. | ソ ,.イ | / `Y´
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`ソ ヽ
ノ そ
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´・ω・`)萃香ちゃんになった娘が、鬼に憧れる超絶不幸すぎる少年と出会う過酷ストーリーな【二章 伊吹萃香という鬼】 【その1
鬼に憧れる少年】だよ
´・ω・`)茂吉君の圧倒的なまでの不幸描写がしゅごかった。
茂吉(
´・ω・`)鬼が羨ましい。鬼が可愛い。俺も鬼になりたい。
伊吹醉香(´・ω・`)なんか、オリ主と思える感じに執着してきてうざったい茂吉少年がやってきたよ。
でも、私を尊敬しているみたいだから、殺さずに鬼ごっこしてあげるよ!
茂吉(
´・ω・`)人生辛い
両親が死んで家を取り上げられ、低賃金で奴隷のように酷使されて死ぬのを待つ毎日とか辛い。
しかも、鬼討伐に村が乗り出したから、人生最後の救いすらなくなった。
人生詰んだ。
村人(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)このクズ!よくも鬼と会っていたな!
陰陽師(´・ω・`)これはいい手駒。
茂吉を犠牲に、萃香の力を弱体化させてからぶっ殺そう。
萃香(´・ω・`)人間は策を巡らすから凄い生き物だねぇ!
でも甘んじて、その策を正面から受けて戦ってやるよ!
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伊吹すいかの酒酔い事情 【二章 伊吹萃香という鬼】 【その1 鬼に憧れる少年】 (TS) | SS | 8-話 | 2014年12月02日 | |
「わぁ、萃香って、思ってたより小さいんだね! それに、洞窟じゃ薄暗くて顔色まではよくわからなかったけど、顔も酒に酔ったみたいにちょっと赤いんだ……もしかして、いつもその瓢箪のお酒で酔っ払ってるの? あ、そういえばその瓢箪、ずっと飲んでるけど中身が無くなってないよね? 不思議だなぁ! やっぱり鬼の持ち物も不思議なものなんだね! でも、服はあんまり良さそうじゃないね。ただの布みたいだけど、それもなにか不思議なものなのかな?」 私の言葉を遮って延々喋り出す茂吉に、私はどんどんとやる気がなくなっていく。 おかしな人柄を持つこの茂吉という人と話すのは、異様に疲れるのだ。 しかし、これも人間と接していく上で、人間に鬼をわからせる上で、一応は必要なことでもあると無理に自分に言い聞かせ、私は少々げんなりしながら、茂吉に問うた。 「だから、遊ぶって、何するのさ?」 確かにその通りかもしれないが。 ひらひらと、私はその場からほとんど動くこともなく、何度も触れようと手を伸ばしてくる茂吉の手を寸前で躱し続けて、最後にちょいと足を引っかけ、地に転ばしてやった。 技でもなんでもない、ただの鬼の視力の賜物である。 「どう? 敢えて動きまわって逃げる必要すらないでしょう? 私が鬼の方が、もう少し緊張感みたいなのは出ると思うけど?」 私が意地悪気にそう言ってやると、地に座り込みながら、茂吉は頬を膨らませて拗ねたように文句を垂れる。
「それ、説明されてた鬼ごっこじゃないよ。鬼役の俺からは、逃げないと駄目だってば……」
「して、茂吉よ、山で鬼に会った、というのは本当なのか?」 その困ったような言葉を、私はただ、笑い飛ばした。 「ははっ! そりゃ運が無かったね。だってそれ、私はなにも悪くないもの」 そういうと、その妖怪はただ、「あぁ」と頷いて、その場を去ろうと背を向けた。 しかし、そのまま何も言わずに行けばよかったのに。 その妖怪は、わざわざ振り向いて、言ったのだ、この私に。 おそらく、言葉を交わして、少し勘違い、思い上がりをしてしまったのだろう。 しかし、それをもっと端的に言ってしまうのなら 「……でもあんた、大丈夫なのか?」 「…………は?」 と、そんなことを。 |
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