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東方Project【33】-【8】 
東方従者伝―瀟洒の妹―
【エピローグ 姉の事なんて大嫌い(大好き)】

【作者
竜華零ブログ

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                      .......:::::::::::::::::::::::::::; 、::::::::::::.......  妹なんて大嫌い!(大好き!)
                  ...,.::マ'‐- r.r<二..r 、-//ヽヾ",,,¨¨>'^,‐ .            ,,
            ___ ...::j-/ ーヤ_ _' .rァ-,.`′ ` '‐‐‐' ′v ´r ム ',   `  .   r、./ .ム
.             ゝ-ヘヾrゝ、-' リrミi '"´ .. '''" ¨  ̄ " '''  .`ヽ' r 'i____, ヽ. {ヽ',ヾ  ム
              ..:j  r' 7、__r‐__'_-' ,, ´__ ,,,,,_ , " ̄ ヽ   `  .  ,, -‐! !   ヽ ヽ  リ ,. 、
             ..:':ム'__`r'"⌒''ヤマ/, -'"¨´ _ 二ミ ヾ.ハ    '._      ` .\7 j__   ム、_', イ゙' ヽヽ-,
         .:'::: ' .:':.'ノ___ .ノゝf', /  .. '"    ` ^ヾ ヽ    '.`   .    `ヽ. i‐- ..._ ム{`"´ゝ-,^ー7
        .:':: ' .:':::'ア::::::;:;:::::::::ヽ.′/    .. ''" ,   ヽ.  ヤ`ヽ ` .   ヽヽ''''77  ',`ヽr,,ry-_彡
       .:':: ' .:':::'.:'.:ゝv' 、ヽ:::::::/ ´   ,  ´   .  '゙',    ヽ  '.  ヽ  ヽ  .ム ヽ'7   'ゝ.,、,,ノ" ./
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. マ ~ _r‐ゝ::', ヾ.__i.ノ::::;イ   `ヽ.ヽ ,r'^riゝ,_ノ-=r‐ ァ r i ´   マ  / 、!` 7彡! ,’λヽヽ'7^彡´ ノ__,
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. (`¨ヽ ,r)ゞ′l ヾ'r‐'、V'''!  l  ゙r’、jl/マ     /./ f ゙ー-7r " ,,./ ノ ヽ `ヾi i' ,>`' ,,ヘーr‐ァ".ノ
 `こ_ヽ'ノヾ‐- ゝ ヽ,,ノ i l  .!  .!  ', ハ' 、_.ノ /ヾ{  _ {,,,.r "/イ"   iゝ._ ,ヾ. イゞi_}ヽ }{シ"´ /
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(´・ω・`)サクヤの妹さん(オリ主)によるたった1日の長い長い幻想郷が終わる【エピローグ】
(´・ω・`)最後は華々しく大宴会でしたどん。

皆(´・ω・`)(´・ω・`)宴会だぁー!

フラン(´・ω・`)百夜大好き!

白夜(´・ω・`)しょぼーん

八雲紫(´・ω・`)「うふふ、そうねぇ。可愛い子よ、他の子と同じに。ただ彼女だけは別の幻想の中に生きているようだけれどね」

魂魄妖夢:「何があっても眉一つ動かさない冷静さ。それにあの身のこなし、相当の修練を積んだのでしょう。是非とも手合わせをお願いしたいと思います」

アリス・マーガトロイド「何というか、目を離せない子よ。魔理沙とはまた別の意味でね……」

上白沢慧音「無表情故に誤解を受けやすいかもしれないが、人里に来て悪さをしたことは無い。そう言う意味では、私は彼女を信頼しているよ」

 射命丸 文「あやや、白夜さんのことは私も興味深いと思っています。出来れば密着取材をしたいのですが、咲夜さんのガードが固くて。いや、実は私も良く知らないんですよ、はい」

霧雨魔理沙「あーアイツな。あれで割とノリは良い方なんだよな。この間も紅魔館でキラッと星を飛ばしてポーズ取って挨拶したんだよ、そしたらアイツ無表情に同じポーズで挨拶を返してくれたんだ。咲夜は完全無視だったのにな。あ、あと咲夜は何だかんだで妹がす」
(筆者取材の最中、魔理沙氏が姿を消したため中断。再会でき次第加筆予定)

博麗霊夢「興味が無いわ」

十六夜咲夜「……あれは、私の妹。それだけよ」

(´・ω・`)よしわかった。
姉のサクヤはツンデレだ。

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 東方従者伝―瀟洒の妹―  【エピローグ 姉の事なんて大嫌い(大好き)】
   SS おしまい  2014年10月26日

44話 博麗神社:宴会^エピローグらしく、幻想郷の妖怪や人間たちが集まっての大宴会。
フランはとっても女主人公さんを信頼して、百合百合しい雰囲気だった。

そして、何を隠そう!
八雲紫は、女主人公さんが幻想郷にいるはずのない人間さんだと全部見抜いていた!(どーん!
 ^^
「ねぇ、白夜ー」
(何ですか、フラン様)
「楽しい?」


 白夜の膝に頭を乗せてころんと寝転がったフランは、こちらを見上げつつそんなことを言った。
 何に対して、楽しいかと問うて来たのだろうか。
 宴会にか、それとも普段の生活にか、あるいは他の何かに対してか。


 幻想郷、油断すれば人間などすぐに命を失ってしまう世界だ。
 それはとても美しく、そして残酷な場所。
 住まう場所は紅魔館、属する勢力は紅き吸血鬼の下。
 種族は人間、力は時刻を操る能力。
 死は、すぐそこにある。


(――――……そうですねぇ)


 ふと、風が吹いた。
 木々を揺らし葉を散らし、ひらひらと酒坏の中に花弁が落ちる。
 酒の中に揺れるそれは、まるで人の心のよう。
 いや、あるいは自分自身か。


「あ」


 声を上げたのは主人、白夜は何も言わない。
 ただ、膝の上で丸くなる彼女を見つめただけ。
 それだけでフランは驚いて、そして嬉しそうに笑顔になった、それから。


「白夜、可愛い」


 何を言っているんだろうか、この主人は。


「あ、ちょっと咲夜さん待って咲夜さん。だって白夜さんに黙ってたのってびっくりさせたかったからで……あ、痛いです痛いです刺さってます刺さってます」


 そして、あそこで何やらいちゃついている姉と姉貴分は何をしているのだろうか。
(´・ω・`)羨ましくなるほどに百合百合しい良い雰囲気

エピローグ^ 姉のサクヤと妹の百夜。
お互いに共有する時間は少ないけれど、お互いに影響を与えあって、大好きで大嫌い。
姉のサクヤがいなければ、妹の白夜はとっくの昔に死亡しているはずであり、
妹の白夜がいなければ、姉のサクヤは今以上の化物になっていただろうけどつまらない人間になっていた。 

 10歳の頃はわからなかった、齢15を数えて、ようやく、そう思えるようになった。
 『時』を共有出来なかった姉妹だからこそ、何かを共にしたいと想ってくれている。
 この幻想郷で、この紅魔館で、そう言うことに何の意味があるのか。
 どういう、救いがあるのか。
 わからない、だが15年を一緒に過ごしてきて、その中で。


「さぁ、行くわよ」
(はーい……)


 姉は結局、妹の手を離さなかった。
 妹は結局、姉の手を振り払わなかった。
 つまりは、そう言うことなのかもしれない。
 そう言うことの中で、姉妹は、互いに対する感情を現実のものとして受け止めていた。


(門で、美鈴姉に助けてもらおう)
「美鈴に助けを求めても無駄よ、先に『説得し(ナイフをなげ)』て来たから」
(美鈴姉ぇ――――ッ!?)

 


 ――――すなわち、お互いのことを心から「大嫌い(だいすき)」だと言う感情を
(´・ω・`)

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