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東方Project【10】-【7】 【六章 萃夢想編】【後篇】
東方先代録F
 

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 /! r─-.、 - - ─=   =      ─   /  自   負  先
/-‐| /::::::::::::::\     ,,.. -‐.、  ト..、ト、      !   殺  け  代
|  ゝ、:::::::、:::::::::>r-<::::::::::::::i  /:::::::ゝ'r--‐ァ   |  す   た  巫
.Y´  ,へ、::;> '"´ ̄ ̄`゙ </  !__/ー'i-::::〈   |  る  か  女
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`7     `レ' ´ ̄`ヽ   レ'__| ,'   !    _     ̄| | ̄| !     _
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(´・ω・`)幻想郷の皆で鬼をほとんど返り討ちにして殺しまくったから、鬼のボスである萃香との最終決戦な【六章 萃夢想編】【後篇】だよ。
スペルカード完全無視の殺し合いばっかやっていて、鬼が良いキャラしてたわ。
(´・ω・`)こうやって人間と殺し合って死ぬために生まれてきたぁー!人生の最後に強者に殺されて幸せぇー!


萃香との最終決戦
萃香「身体を二つに分割して、霊夢と先代巫女の二人と戦う(キリッ」

萃香「霧になれるんだよ!これが最後の切り札でごめ・・・ゆんやっー!」
霧になれても先代巫女は関係なく攻撃できるので、激戦を征したのは先代巫女だった。

●萃香は許されたが、鬼のプライドで自分の首を切断して自殺し、片方の残った萃香が生きたまま異変おしまい


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   東方先代録 【六章 萃夢想編】【中篇】    pixiv 作者:パイマン    34-38話  2013年11月23日

 
其の三十四「勝負」 --魔理沙が挑発してきたので、妖夢は弾幕勝負をやる事になった。
正直、妖夢は相手を格下の雑魚だと思っている。
だが、弾幕勝負なら・・・・魔理沙に勝ち目があった!
気づいたら魔理沙相手に妖夢は必死になって戦っている!
妖夢はその事実に動揺しまくり、敗北してしまった!
雑魚だと思っていた人間に敗北しちゃったので、妖夢のプライドはズタズタだぁっー!   
--
「私に、失望したのならそう言え。見苦しいと、卑しい真似をしていると……」
「死体に鞭打つ趣味はないぜ」
「憐れみか……」
「お前が、分かりやすすぎるからだよ。どうせ何言ったって、納得しないんだろ。勝ち負けは、わたしが決めるんじゃないんだ。お前が、もう決めちまってるんだ。わたしを斬れば、それがハッキリと分かるだけだ」

(´・ω・`)楽勝試合だと思ったら、簡単に敗北してズタボロ状態で回収されちゃっている有様だった。

  其の三十五「幻想之月」 --先代巫女さんが疲れて眠っている様子を、育て親の文が見ていた。
心配して近寄ると・・・先代巫女さんからお母さんって呼ばれ、先代巫女が今回の異変の最終決戦となるはずの伊吹萃香 VS 霊夢との戦いを見ようとしていたので、文は手を貸して助力し、育て親として子供の戦いを見届ける義務がある。

そして、先代巫女はボロボロのはずなのに参戦する気だったのだ!
伊吹萃香は幻想郷に分散した力を集結させて最終決戦っぽい雰囲気になっている。
鬼として強い奴と戦って死ぬ事が唯一の救いだぁっー!的な事を言い、今回の異変の目的が戦闘をするために戦闘をやっているのだ! 
-
「これまで過ごした時間が、薄っぺらで、ただ長いだけだったからさ。ぬるま湯以下の時間だ。
 地底に潜ったわたし達鬼は、生きていなかった。屍同然だった。酒飲んで、遊んで暮らして、少しずつ腐っていくだけの動く死体だったんだ。
 ――だけど、今は違う!
 お前達二人との戦いは、きっとギリギリの勝負だ。鬼の全力を出して、わたしの中にある全部をひっくり返しても、勝てるかどうか分からない勝負だ!
 それは、きっとこれまで過ごした時間を縮めても足りないくらい、濃い時間だ。何百年間もうじうじ悩んでも出せなかった答えを、その濃密な数分間が出してくれる! お前達との戦いの一瞬に比べたら、地底で燻っていた時間なんて糞みたいなもんだ!!」

(´・ω・`)戦って死ぬ事が唯一の救いだぁっー!先代巫女ー!

其の三十六「砕月」 ^萃香は先代巫女がネテロ会長の『百式観音』を使うと思っていたが、使ってこなかったので自分が圧倒的に有利で公平な戦いではないと思った。
だが、それは誤りだった。
先代巫女は『百式観音』を使えないほどにボロボロでも十分強い。
先代巫女相手だと、萃香は挑戦者の立場に過ぎぬ!
でも、先代巫女には余裕がない。鬼と人間だとスペックが違いすぎて、少しのダメージが致命傷になる!

しかも、、萃香には霧になって戦うという反則級の技があるので、これで最後の戦いにケリがつくと思われた・・・・がっ!先代巫女さんは霧状態の萃香を殴って倒せる超人なので全く関係なし!
今回の異変は霊夢と先代巫女の親子勝利!

他の異変と違って、首謀者の萃香は自ら自殺したので消滅している。
先代巫女は可愛い娘と友達になれる機会が減って絶望じだ!
 
 ^
川は板を破壊できぬ。水滴のみが板に穴を穿つ」
「……ははっ、何だい? そりゃあ……」

 先代はそれ以上答えなかった。
 萃香には、先代の語ったことがどういう意味を持つのか分からない。
 しかし、先程の自分の疑問に対する答えなのだろう。
 その理屈で、霧になった萃香を殴ったのだ。
 やはり意味が分からない。
 分からないが、この人間が自分の予想を超えたことだけは分かる。
 戦いを始めて以来、何度となく繰り返されたことだ。
 結局、先代巫女が伊吹萃香の上を行き続けた。
 それゆえの決着なのだ。

(´・ω・`)シリアスなだけあって、イブキが自殺しちゃった。

其の三十七「決着」--霊夢は幼い頃に、先代巫女と一人前の巫女になったらお酒を一緒に飲む約束を交わしていた。
一人前として認めてもらうためにも、萃香の分裂体に負ける訳にはいかない。

でも、弾幕の最中に動き回ることができる反則的な相手だったので霊夢には辛い。
普通なら動けないのが普通だが、萃香はそれを能力で可能にしていた。
その上、弾幕勝負のルールすら破り攻撃してくるから・・・・霊夢は全ての防御を回避できる無敵状態の振りをしながら幻影を囮に接近し、萃香に針を刺して勝利した!
鬼のほとんどを殺した事で異変は終わり、巫女側の大勝利である。
100人にいた鬼は、10匹も生存してない。
異変は終わった後は鬼も関係なく全員で宴なのぜ! 
 --
「不本意かしら?」
「ああ、惨めな気分だね。全力の決闘で、手心を加えられたってんだから」
「は? 負け犬が何自惚れてんの? 別にあんたが死ぬ分には勝手だから、あとで自殺でもすれば?」
「……お前、鬼か?」
「やかましい」

 バッサリと切り捨てるように、霊夢は言った。

「決闘に全てを賭けて、全てを失う覚悟を持った奴が人間の中にどれだけいると思ってるの?
 普通の人間
は、平穏の中で失う為ではなく、生み出す為に必死に生きているのよ。勝負に賭ける為に積み上げてきたものじゃない。そんなことは、死ぬことを決めたあんた達だけでやればいい」
(´・ω・`)戦いが終わった後は酒を飲んで宴会なのぜ!
(´・ω・`)大勢の鬼が死にまくって洒落にならないと思ったら、やっぱり普通に宴会やってさすがだった。


其の三十八「幻想郷」--『スペルカード・ルール』を完全に無視した異変は、幻想郷側の勝利で終わり、宴会で皆が酒飲んで酔いまくっていた。
そんな中、先代巫女は八雲紫と一緒に会話して『月が綺麗だ』と言った。
これは遠回しの愛の告白だという事に八雲紫は気がつき、先代巫女は勘違いされちゃう!
八雲紫は幸せヘブン状態!

そして、アリスは自分が幻想郷に最初から居た訳ではない事に気がつき、世界の謎を解いてやろうって雰囲気だった。
-
「月が綺麗だ」

漫画ではなく文学。
夏目漱石が英語教師をしていたとき、生徒が"I love you"を「我君を愛す」と訳したのを聞き、「日本人はそんなことを言わない。月が綺麗ですね、とでもしておきなさい」と言ったという逸話から。(ただし、後世の創作という可能性もある)
遠回しな愛の告白として使われる。
別の著名な小説家の翻訳として「死んでもいいわ」というのもある。

(´・ω・`)教養が恐ろしいほどにないと訳がわからない勘違いな有様だよ。



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