匿名2014年11月1日
1:30
なろうで人気のある転生先の世界・土地の特徴
・現在よりも過去の世界
・中世の西欧・中欧風の世界(現実の中世ヨーロッパに似てるとは言ってない、あと南欧風や東欧風であることはまずない)
・宗教・教会の影響力は弱い、民間信仰や迷信、呪術の類も少ない
・村社会の掟も薄い
・身分差別はあるが性差別・年齢差別は現実世界に比べて少ない
・魔法がある、一方でなぜか地球の科学知識が通用する
・奴隷はいるのに農奴がいない
・エルフやオーク、その他の亜人がいて、なぜか交配できる
・エルフや亜人の類を除くとマイノリティ集団(現実の中世ヨーロッパだとユダヤ人やロマ、新教徒など)がいない
・エルフや亜人の類を除くと他の民族や文化圏の存在が不明
一方で古代世界や近代世界、非西欧圏の世界や現在よりも未来の世界はなぜか不人気
なぜだ
匿名2014年11月1日
7:32
>古代世界や近代世界、非西欧圏の世界や現在よりも未来の世界はなぜか不人気
なぜだ
ディズニーがトゥモローランド(未来)やイッツアスモールワールド(現代)を削って洋風ファンタジーマシマシにするご時世だからなぁ……
基本的にNAISEIして主人公SUGEEEEEに邪魔な要素は廃されてるよね
匿名2014年11月1日 7:39
>
なろうで人気のある転生先の世界・土地の特徴
この特徴を逆手に取ったらリアル?な世界観が作れそう
匿名2014年11月1日
8:04
宗教関係者の影響が皆無、てのは人類史的に不自然なんだよなぁ
ヨーロッパも中東も日本も坊主はそれなり(というか、下手な悪魔より)に手ごわい
匿名2014年11月1日
17:51
小うるさい教会がない、農奴がいない、他民族がいない、全体的に享楽的、男女関係がルーズ…
今まで中世ヨーロッパ風の世界だと思って見てきたのは実は日本の農村だったんだよ!
匿名2014年11月1日
20:21
農村こそが、我ら最後のフロンティア
さあ、若者よ!農村に行け!!!
匿名2014年11月1日
21:01
弓や馬が重視されていない
政治手段としての暗殺が未発達
街道重視、河川交通は発展していない
季節の変化が乏しく、雪や雨はあまり降らない
嗜好品はそこそこある
紋章学、神話伝承、礼法など非実用的な基礎教養は存在しない
言語の数が少なく、方言も存在しない
戦国時代の奥州のような、複雑怪奇な血縁関係とかは無い
飢餓、疫病、難民の発生は非常に限定的
敵国とは大抵陸続き、海はあまり描写されない
五重塔やダマスカス刀のような現在人が見ても驚くようなオールドテクノロジーは存在しないか失伝している
あまりリアルにしても面倒なだけなんだろう
歴史小説とか伝記読めってなるから
匿名2014年11月1日
21:08
農村に至るまで民衆の愛国心がやたら高い。
匿名2014年11月1日
23:00
>一方で古代世界や近代世界、非西欧圏の世界や現在よりも未来の世界はなぜか不人気
>なぜだ
それは、現代が「未来の世界」になってしまったからでしょう。
匿名2014年11月1日
23:36
単純にいうと未来は「未知」の世界だから。
あくまで現代社会は発展途上ですから、今後どれだけ文明が発展するかはわかりません。
また、過去に多くのSF作家が色々な「未来世界」を書き上げてきました。
それもネタ化されて、後続の作家がその作品や作風にあわせてアレンジしているのが現実です。
なかなか新しい「未来世界」のアイデアを作ること自体難しいのです
作者が類推する「未来世界」を設定するだけに、その世界の文化、民族、社会、道具など決めておくことがあまりに多く必要で、なおかつ省くことができないというジレンマがあり、大変な労力がかかるのだと思います。
そして、作者が全て理解しているとも思われない「未来世界」を「読者に理解できるようにわかりやすく文章化する」という、根気が必要で大変困難な作業が待っているのです。
作者の本音「マンドクセ」 以上。
匿名2014年11月1日
23:51
作品自体少ないし、特に目立つような作風やギミックが内包されていないと話題にもなりにくい、なおかつ読む人間も少なくなるという悪循環が発生。
比較する作品が多ければ、読者は作品自体を比較して「「面白い」と判断しやすい。
比較作品が少ない分野はよほどの「大作」以外どんどん廃れる感じ。
匿名2014年11月2日
6:07
異世界転移の某ロボットアニメも、主人公が召喚された世界に宗教がなかったですよね。
禿御大は描写が難しいから省略したのかな?
小説版は、自分の力不足でこんな終わりかたしました、とあとがきで書く人だから、オリジナルの宗教を描く技量がなかっただけとか。
匿名2014年11月3日
1:05
コンピュータがない時代のSFとか読んでるとアレ?って思うことがしばしばある。
例えばランダムジャンプとか自動操縦とか、必死にアイデアをひねり出したんだろうと思うんだけど現代からすればコンピュータでやれば簡単じゃん的な事だからなんだが・・・・・・
匿名2014年11月3日
1:23
古めのSF作品の世界で現代知識でチートというのもありかもしれん。
匿名2014年11月3日
12:43
20世紀中の古き良き時代のSF、一部ホラーは、一般に科学知識が今ほど普及していなかったので、厨二的な幻想世界交じりの設定が色々あります。
読んでいる分にはいいけど、いきなり「レンズマン世界」「ペリー・ローダン世界」「宇宙戦争」「火星シリーズ」「ペルシダー・シリーズ」「ラブクラフト世界」に転生したりしたら、いきなり詰む。
チートがないと生命的、魂的に生き残れないハードな世界が多い。
匿名2014年11月3日
20:24
「海底二万リーグ」「失われた世界」なんか結構危ないけど、面白そう。
匿名2014年11月3日
23:14
19世紀ヴィクトリア朝やべル・エポックの時代はいいなあ。
でも、「海底二万マイルの世界だー! とエッフェル塔にいったら、子供のライオンをつれた黒人の少女(メインヒロイン)にあった」とかだと困るな。
匿名2014年11月6日
23:48
銀河帝国の興亡(ファウンデーション物語)の心理歴史学とかチートできそう。
未来予知から心理操作まで何でもござれのとんでも「学問」だぜ
匿名2014年11月7日
1:10
心理歴史学ってあれ凄まじく複雑なもんだしチートできても数百年単位を見越したもんだからなあ。
それにあれって集団としての人間を想定してるから所謂オリ主的な卓越した個人の存在に弱いからね。
原作だって一人のミュータント相手に危ないところだったし。
|
近未来物はそこそこ見る気がする。
返信削除近未来に何らかの理由で魔法が見つかって〜とか、突如ファンタジー世界とつながって〜とかね。
で魔法が使えない、もしくは魔法使えるけどオチコボレが主人公って設定。
魔法科高校の劣等性のお兄様なんてまんまだよね。
(´・ω・`)劣等生はストーリーよりも、中身が魔法の設定資料集同然な文章過ぎて辛い・・・
削除なろうで一位だったから、その設定に魅力があったんだろうけど、よく一位になれたもんだ。
>近未来に何らかの理由で魔法が見つかって〜とか、突如ファンタジー世界とつながって〜
削除それってSFに入るん?
単に部隊が近未来なだけのファンタジーだと思ってたわ。
魔法にはっきりとした理論的背景があって、
削除その魔法によって、社会がどう変化してゆくかが、
きっちり思考実験されていたら、それはSF。
近未来+ファンタジー設定だと魔法の補助に機械を使う。あれ?やっぱり劣等性に・・・
削除まじめに書こうとすれば、ファンタジーとSFってそんなに違いはないんじゃないかな?
返信削除具体的には、
魔法=超能力or超科学
異世界=異星・平行世界
モンスター=異星生物
亜人=異星人
異世界召喚=ワープ
って具合に構成要素の名前を少し変えれば、
ファンタジーをSFにすることもSFをファンタジーにすることも可能だと思う。
風の谷のナウシカとか
削除高度に発達した科学は魔法と区別がつかないという言葉もあることだし
科学的考証を含んでいるかどうかって、古典的なSFでは結構大きい要素だと思う。
削除今の科学技術とかのいくつかはSF作品が発想の源にあったりするし。
無条件に科学の力で魔法と同じように何でもできまーす、はジャンルとしてSFであっても、
SF的な魅力があるかと言われたら…ってのはあると思う。
勿論単純に面白くて作品に需要があるか否かとかは別だろうが。
>科学的考証
削除そこも実は境目あいまいなんよ。
魔法とかファンタジーな要素に対して科学的な考証を行うことも可能だからね。
商業で言うと円環少女とか。
ファンタジーとして始まって、落ちとしてSFだったというのは栗本薫とか結構多いけど、基本的にファンタジーとSFは構造的に異なるので、違いがないというのはちょっと分類上あり得ないよ。
削除SFはあくまで思考実験がないとSFとして成り立たない。
うる星やつらの第一話はどう考えてもSFだけど、Toらぶるの第一話はSFではないってことを理解できないとそのような誤解をしてしまいがちだね。
だから「思考実験やってるファンタジー」もあるって話。
削除具体例で言うなら円環少女とか。
もともと近代のファンタジー小説は系統で言えばSFの派生だったんだよ。
削除HPL、ポー、REハワード、HGウェルズ、マーク・トゥエイン、ヴェルヌ、コナンドイルもそうだな。
それまでのキリスト教世界に対して『新しい世界がやってきた&でも古い世界も残っている』という19世紀。
理性で考えれば『聖書の世界観』を信じることができなくなって、『人間はどこから来て、どこにいくのか』という問いをもった結果がSFやファンタジーのスタートだったんだよ。
ウェルズのタイムマシンに出てくるエルフっぽい未来亜人なんで典型だよな。
日本でも、江戸末期の国学の隆盛や、明治以降や戦後の新興宗教の隆盛をみると『科学化の反動としての原初化』が見えて面白い。
日本へのファンタジーの紹介は、早川書房や創元、あと国書刊行会あたりだが、このあたりもろにかぶっている。
あと、グインなんか書き始めが日本ヒロイックファンタジーの黎明だから、根本設定はもろにSFだしな。
ついでに言うとSFもファンタジーもあと推理小説も『本格』といわれるもののポイントは『世界観の中での論理の確立』にある。『ギミックは道具立てのおもちゃではなく意味があって、世界の中で架空の法則をつくって世界を縛っている』というのが重要なんだな。
トールキンが『世界とは言語である』と看破して言語からまるごと構築しようとしように、『架空世界の構築』というのが本格SFやファンタジーの基本だということで。
もうちょっと簡単に説明すると以前にも書いたけど、
削除『神様がいて神託を受けられる世界で、神殿が裁判制度にどんな影響を果たすか、またそれを国家はどう繁栄させるか』を連鎖的に考察していくのがSF的思考。
『こまけえことはいいんだよ』というのは道具立てはSFでも、あまり本格SFではない。
>だから「思考実験やってるファンタジー」もあるって話。
削除「ファンタジーとSFは道具を変えただけで同じ」論が成り立たないという事を、
2014年11月10日 20:48の人は言いたいんだと思うんだけど。
円環少女は読んでないけれど、wikiでの説明読んでるとカテゴリー的にはファンタジーよりもSFっぽい気がする
削除魔法があればどんな時代背景でもファンタジー、近未来で超科学や超能力ならSFとか乱暴なジャンル分けで
出版社がファンタジーと呼んでいるだけな気がする
狼男だよや円環少女はSFで銀英伝は(スペース)ファンタジー(もしくはスペースオペラ)だってのを理解できないと、ファンタジーとSFの境界がわからなくなりがちだね。
削除>『神様がいて神託を受けられる世界で、神殿が裁判制度にどんな影響を果たすか、
削除>またそれを国家はどう繁栄させるか』を連鎖的に考察していくのがSF的思考。
ということをマジで考察したらどんなSFになるのかな。
裁判制度どころか、国家の仕組みそのものも、考えなければならないような…
>「ファンタジーとSFは道具を変えただけで同じ」論が成り立たないという事を、
削除>2014年11月10日 20:48の人は言いたいんだと思うんだけど。
「科学的考察はSFでもファンタジーでも成り立つこともあるし成り立たないこともある」
「従って両者を区分するのに科学的考察を持ってくるのは適さない」
「両者を区分するものは、その構成要素がファンタジー的であるか科学的であるか程度である」
とこっちは主張しているのよ。
>狼男だよや円環少女はSFで銀英伝は(スペース)ファンタジー(もしくはスペースオペラ)だってのを理解できないと、
削除そりゃ単に君が用いている語の定義がおかしいだけじゃね?
少なくともなろうで言うところの「SF」や「ファンタジー」とはだいぶ異なる概念になると思うが。
現代社会でいう裁判制度は発達せずに、罪の重さを量る神様、神罰を下す神とかが降臨してくる宗教的な祭祀になるのでは。
削除地獄の閻魔様みたいな神が人間界に出張。
または、人間界での審判を受け持つ神や眷属いて神殿や祭祀所に降臨するとか。
神の人間界への干渉程度でだいぶ変わってくる感じです。
そこまでしなくても、証拠を明示し、人の罪を判断するための神器を借り受けて、神官や官憲が代理人となって、裁判に似たものは行われる感じ。
量刑部分が神の判断か人間側の法制度に則るかは不明です。
神の力で便利にショートカットされるため、その部分の捜査方法や立証の技術が発達せずに、法制度が整備されない可能性が考えられます。
SF史的には、SFとファンタジーの壁として思考実験や科学・政治・文化その他の考察の有るか無いかだと思う。
削除どーしても「近未来・スペースオペラ的」「剣と魔法とエルフ」という印象が先行するけど、(存在そのものに説得力を伴った)エルフの出るSFは作れるし、スペオペでビームを撃ち合う世界でも、考察を中途半端に放棄すればそれはファンタジーの範疇。
>SF史的には、SFとファンタジーの壁として思考実験や科学・政治・文化その他の考察の有るか無いかだと思う。
削除それがそもそもおかしくないかね?
SF視点で「SFは○○だ!」「○○はSFではない!」と定義するのはわかるけど、
ファンタジーの定義をSF視点で勝手に決めるのは自己中な態度だと思うが。
違いは簡単だよ。
削除頭の中がお花畑(ファンタジー)の女の子と妄想癖(SF)のある女の子はどっちが可愛いかって話だろう?
WIKI先生の『ファンタジー』の項目を見てみるとよくまとまっていて面白いぞ。
削除個人的には『SF系出版から出版された経緯』と『リアリズム文学へのアンチテーゼ』という定義が面白いと思うな。
ともあれ、SFとファンタジーの根っこはわりと近いという話だ。志の低い話はどっちもいい加減だしな。
ちなみに、
アシモフの『小悪魔アザゼル18の物語』(アザゼルさんの元ネタな)
ドラえもん
魔法少女リリカルなのは
…をSFか、ファンタジーかで分けてみるのは結構難しい。
未来物は多少無茶な設定入れても「未来だから」で済ませられるからその辺りは結構やり易いんだがね
返信削除逆に、過去(文明が中世レベルなど)作品だと、現代的価値観とかで語ると悲惨なことになる
ロボットものなら未来的な作品もあるのではないかな、と考えて読んだ作品思い出してみたら、一口にロボものといっても世界観だけは異世界だったり中世ヨーロッパ風ファンタジー世界だったり核戦争後で荒廃した世紀末みたいだったりするパターンが多くて案外純粋な意味での、未来の世界観未来の文明圏というのを取り扱ったロボものって少ないことに気が付いた。ああいう未来的な文明圏の世界観ってやっぱり書くの難しいのかなぁ。現代より進んだ文明ってことは行政とか法律とか社会学の分野も明るくないとディティール出しにくそうでもんね
返信削除未来世界を書くとなると、ロボットはあくまでその一要素に過ぎなくなるからな。
削除ロボットが発達してるなら当然他の技術も発達して然るべきだろうってなるし、ロボット一本に話を絞るのも、それはそれで勿体なかったり逆に違和感バリバリになってしまうだろうし。
未来世界のディティール凝りまくった攻殻機動隊なんか電脳化&全身義体で主人公が完全にロボット人間やけど、話の本筋はそこから発生する哲学とか政治、社会学が焦点やからな。
もしかすると、未来&ロボットってジャンルには既にドラえもんとガンダムが存在してるから、どうしても真新しさを見出せないせいかもしれないね。
ある種イカれてる世界を描写し、そうなるまでにどんな過程があったかを記さないといけないのよね
返信削除しかも社会がどれだけ狂ってても、そこになるまでの過程には論理立てた説得力がなければいけない
・・・まあ共産圏や宗教絡みで現実の実例も豊富にあるけどねえ
1984年の世界だって共産主義や宗教のが行きついた果てのようなもんだし
科学的社会主義というけど、むしろソ連って『空想科学的社会主義』だからな。
ロシア文化というか、ギリシア正教文化の運命論というのはファンタジーかSFの世界だからな。