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聖闘士星矢【1】ー【4】 聖闘士星矢 9年前から頑張って 【二章 アスガルド編】 【後篇 黄金級のドルバル戦】 【ブログ】 作者 ニラ |
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//`''‐ 、 | |__//_、-‐'ニヽ\
レ'/r==、ヽ
゙i | | || ,r'´,==、、ヽ) なに?
〈/ {{ r'rヾ | Vニニヽ;| | /=、 }}
ヽヽ 主人公がアスガルドから帰ってきただとっ?
゙i l ` _,、-‐〈〈r‐‐;〉 `‐ 、 ´
// ありえぬ!
゙i,.へ-'゙ r'´___| |.<゚>|
|二ヽヽr'゙ヽ,/ ドルバルとの関係を築くための使い捨ての駒に過ぎぬ存在が、
`‐〈TX |;;;;;;;;;\
/;;;;;;;゙! Y,=〉`′ 神戦士を壊滅させて帰ってきただと!?
y' | |ヾ;;;;;;;r‐rへ;;;;/ |
|ヽ
くゝ.| | `i <> | | Lr' よし、ならば重宝してやる!
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{`''ー-く | ,.==、 | ゞ-‐'''フ _ 私のために存分に働くがいい!
>`ー
、_ ヽ`''ヽ.\く ゙" /y'゙ ,r‐'´/ _,、-'"
、(⌒ヽ、 ``''i ヽ ヽ`゙"´ /
/ /-''" // by 聖域の教皇
‐‐- 、 `='゙ ノ ゙! |___/ / |
ヾ--'´_,、-
``'T´ \ 〉 r‐‐、〈 /\,、-'"´
(´・ω・`)劇場版のボスキャラ「ドルバル」と決着をつけるお話さんな【二章 アスガルド編】 【後篇 黄金級のドルバル戦。】。
(´・ω・`)主人公、絶対に勝てない相手との戦いの中、土壇場で黄金聖闘士の実力者になっていた。
セリフがイケメンだった。
●ようやく一番偉いドルバル教主との戦い
ドルバル(´・ω・`)圧倒的なパワー!黄金聖戦士級の力!
主人公
(´・ω・`)ぐああああああ!!!
ドルバル(´・ω・`)ふははははは!死ぬがいい!
だが余の部下となるなら生かしてやろう!
主人公
(´・ω・`)だが断る!仲間が2人も来たからまだ戦え・・・なんだとっ!?
ドルバル(´・ω・`)なら死ねぇー!
主人公
(´・ω・`)さすがドルバル強過ぎる!
でも、殺される寸前で俺は覚醒!
俺は・・・・虐待同然の修行生活で身体に刻み込まれた師匠達の技を・・・身体が覚えてる!!
聖域の黄金聖戦士達の必殺技の連打を食らええええええ!!!
ドルバル(´・ω・`)ぎゃぁー!
ありえないっー!
黄金聖戦士でもない雑魚にやられたぁー!」
ヒルダ(´・ω・`)でもおじ様がいないとダメだから、一緒に頑張ろう?
生かしておいてあげる。
ドルバル(´・ω・`)だが断る!
地上の全てを手にしないとゆっくりできない!
主人公(´・ω・`)よし、こいつを生かしておくとダメだから殺しておこう!
ドルバル(´・ω・`)とどめを刺されたーバタン
ヒルダ(´・ω・`)おじ様なしで、白銀聖闘士1人相手に壊滅したアースガルドを立て直さないといけない・・・辛い・・・・
支えてくれないかな?チラチラ
主人公(´・ω・`)じゃ任務終えたし、戦いを煽る親書を回収して聖域に帰るわ
ヒルダ(´・ω・`)そんなー私を助けてくれるって言ったじゃないー
主人公(´・ω・`)でも、この潰れた喉は聖域じゃないと治せないし、ヒルダの味方は俺だけじゃないだろ?
ほら、イーリスとか、ほかのやつらとか
ヒルダ(´・ω・`)イーリス?侍従にそんな人いませんよ?
主人公(´・ω・`)!?やばい!よく考えたら、一般人を遠ざけた決戦場に侍従がいるはずなかった!
早く聖域に帰って報告して有用なやつだと証明しないと殺される!
きっとあいつは海王(ポセイドン)配下の海闘士(マリーナー)だ!
ヒルダはフレアやジークを頼って、これから頑張ってやっていて欲しい。
いつか、再びアスガルトに訪れるからな!
さらば!
ヒルダ(´・ω・`)あの、どうやって教皇と話をつける気です?
私、手紙書いてないんですけど
主人公(´・ω・`)あ、ドルバル倒したから、返事の手紙なんて存在しなかった。
主人公、手紙持たずに聖域に帰還
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聖闘士星矢 9年前から頑張って 【二章 アスガルド編】 【後篇 黄金級のドルバル戦】 |
作:ニラ | SS | 34-36話 | 2015年03月04日 |
34話ードルバル教主が謁見の間に居なかった。 ドルバルの説明に、俺は自分の修行時代のことを思い出した。 「一応は予想出来ていたことだけど、お前……ヒルダみたいな普通の子供に、そんな酷いことを……!」 右も左も上も下も判らなくなり、匂いも音も光も味さえも感じなくなる。 慄きを口にしていたドルバルの一瞬の隙を突き、クライオスの指先から真紅の閃光が放たれる。閃光はドルバルの体幹部分に数発ほど突き刺さると、その場所に小さな針穴のような傷跡を作った。 「なんだ、この小さな穴は? ――――グゥ!? ぐぉ、な、なんだ! なんなのだ、この痛みは!?」 突如、自身の身体を襲う激痛に、ドルバルは脂汗を浮かべて悶だす。捉えていたクライオスを離すと、自身の身体を掻きむしるように身体を押さえ込んだ。体の奥の奥から猛威を振るうその攻撃、クライオスの放った『蠍の毒』が、ドルバルを苦しめているのだ。 「――(スカーレットニードルは、針の穴ほどの小さな傷跡しか残さないが、この一撃は相手の中枢神経を破壊し、筆舌に尽くしがたい激痛を与える)」 虚ろな表情を浮かべたまま、クライオスはドルバルに向かって歩を進めていく。間合いを詰めようというのだろうか? しかし、その動きは余りにも無防備で構えも何も無い。自然体の状態なのだ。 だが、だからこそ異様でしか無い。 「お、おのれ。よもやこの程度のことで、余に勝てるとは思うてはおるまいな!? 喰らえ!!」 吠えるように拳を放つドルバル。しかし、今のクライオスはその攻撃に動じるようなことは無かった。高まっている小宇宙はそのままに、『左腕』に込められた力を開放する。 「――(ライトニングプラズマ)!」 一瞬の溜めの後、右拳から放たれる超光速の拳の数々。光の線としか認識することの出来ない拳が、ドルバルの放つ拳を圧倒していく。 「馬鹿な、何故、急にこのような――!」 (´・ω・`)師匠の技が使えるくらいに、修行がひどかったという事なんだよ! ショックを受けたように目を見開くヒルダ。何がショックだったのかは解りかねるが、このまま一気に押し切らせてもらおう。 「子供だ。俺だって、年齢的にみれば子供だしな。出来る事なんてたかが知れてるよ。だからお前も、出来る事からやって行けばいいんだよ。解らないことが有ったら、知ってる人間に尋ねれば良い。出来ないことが有るのなら、出来る人間に助けを求めれば良い」 言いながら一歩づつ近づいて行き、俺はヒルダの頭に手を置いた。そして軽く撫で擦るようにして腕を動かす。 「ちょ、あの……! クライオスさん」 最初は子供をあやすようにしていたのだが、途中から興が乗ってグリグリと力を込めていく。最初は何やらビックシリして目を細めたりもしていたヒルダであるが、俺の力の込め方に比例して徐々に髪の毛がボサボサに変わってくる。 ちょっと、愚痴っぽくなってきたか? 「あ、あの……ク、クライオスさん? そんなに強くされると、私の髪の毛が凄いことに成るんですが!?」 ふとしてみれば、隣に居たハーゲンが何やら考え込んでいる。 「え、あ、いや……大したことではないのですが」 言いにくそうにしていたハーゲンに、フレアは続きを言うように促す。 「クライオスの奴は、どうやって聖域(サンクチュアリ)の教皇に話をつけるつもりなのか、と」 ジークフリードも、フレアも、ヒルダも、そのハーゲンの言葉に首を傾げる。 内輪揉めがなければ、ドルバルがソレを用意していたのであろうが、しかし今やドルバルは既に存在しない。そうなると―― 「……それは、ヒルダ様に一筆書いていただいて――」 ジークフリードが口にした言葉に、ハーゲンが質問としてヒルダに返す。 不意に訪れるシーン……とした空気。 どうやらクライオスの前途は、この先もまだまだ暗いようである。 |
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