都市の外での日記 --アリアドネーを出たエヴァンジェリンは、記憶喪失で超やばい白髪の少年を拾った。エヴァンジェリンのような不老であり、魔法世界の生物が幻想の者だと理解して、存在そのものを見下している超危険人物だったのである。 --
「……ん? どうした?」
「いや、早く焼けんのかと思っただけじゃ。燃える天空あたりでぱぱっと……」
「消し炭になるわ! 普通の魚にキサマのような魔法抵抗を求めるな!」
・ω・`)ゼクトっぽい少年だ。ショタジジイとロリババアって何気に良い組み合わせ?
・人探し中での日記--ゼクトとエヴァのショタジジイとロリババアの旅は騒動だらけだった。片方が魔法世界の住民を幻想の存在だと知っているので、解決案が魔法世界の住民ごと魔法で皆殺しとか、物騒な案ばっかりなのである。 --
E あるって言っているだろうがこの糞ジジィがァ! なーにが魔法世界の神だ、どこからその悪電波受信したのだ、ん〜? ついに痴呆にまでなったか!?
Z そんな妄想しているおぬしが痴呆じゃろうが! ワシよりも明らかに生きている糞ババァが何をほざく! 悪電波扱いなどと、我が主を侮辱する気か!?
・ω・`)二人とも既に結婚して長い老夫婦みたいな感じの会話だった。ちっぱいちっぱい。
・砂漠の町での日記-ゼクトは、エヴァと一緒に旅をして、触れ合っている内に考え方が変わりつつあった。自我そのものが意味もないと思っていたのに、それをエヴァに否定されて世話を焼かれている。---
長い髪を上げて二つに纏めている。風呂上りであるその姿だが、普段髪を下している者しか見たことのないゼクトにとっては、珍しいと思えた。
・ω・`)虚無形主人公じゃなかったら、少しは反応するはずシーンで、ほとんど反応してない有様だよ。
・人形--ゼクトがエヴァと接触したのは、創造主が憑依している女性カグラの命令だった。 手荒な真似をせずに連れて行けと命令されているので、ゼクトは長い時間をかけている。
本人は造物主ごと自分を封印して、時間を稼ぐつもりだった。 --
・ω・`)今生の別れのような別れ方と、命令だ。
・またなくした時の日記-- アリアドネーの元代表セランが死亡した。エヴァンジェリンは友の死に落ち込んでいる。
その姿をゼクトが見た事で、ゼクトは記憶を取り戻してしまった! --
「アノ糞ジジイ。人間ガ人形ノフリヲシテンジャネェゾ」
・ω・`)おお上手いって思ったセリフだった。
人形が人間の振りをしているっていうニュアンスのセリフを、他作品でよく聞くだけに。
・理解 --エヴァンジェリンは、死んだセランの墓参りにやってきた。
そこでゼクトに、エヴァは人になりたいという目的を話す事になる。
数百年前の人間だった頃の自分に戻して、記憶すらなくし、人間として死ぬつもりだった。
ゼクトはそれに意味があるのか問いただし、エヴァの返答のせいで・・・・今までの大量殺戮した命にも意味があったと理解して狂った! --
「それが……自らの存在を消すことに何の意味がある! 確かにそこにはおぬしが人間だった頃の肉体は残るじゃろう! だが、それだけじゃ! 死んでしまえば……存在しなくなればおぬしに価値など残らんではないか!」
・ω・`)エヴァの行為って遠回しな自殺だ。生きるのに疲れつつある有様だよ。
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