第一話【外道断罪】 ---主人公さんが姉によって否定されて敗北していたら・・・・というIF話。
この主人公は修羅に落ちる事も出来ない、ただの外道にすぎうぅっっー! --
迫り来る鋼の冷気。透明に清んだ斬撃の頂を見据えながら、男はただ自らより失われた修羅場の冷酷を思い返すように、その遥か彼方、渇望の原初へと記憶を飛ばす。
それは、修羅外道の元風景。その心を見透かしている素子もまた、初めにして終末、頂点にして奈落の底である暗黒の根源へと視線を向けるのであった。
ーーでは、醜悪な敗北を語る前に一つ。まずは男、青山が青山と呼ばれる所以となった敗北より語ろう。
(´・ω・`)こんな状態でハーレムルート・・・・間違いなく、全ヒロイン切断する気だっ・・・・!
第二話【鬼と修羅(上)】--主人公さんは好敵手を求めていた。その相手に主人公は酒呑童子を選ぶ。
リョウメンスクナよりも遥か格上の鬼であり、今まで何処に封印されているのかすら不明だった。---
あぁ、もう一人の青山。
今は弟のことを忘れて、陽だまりに己の身を置く対の異端よ。
鶴子は天啓を得て、己が使命を知った。
あの日。
あの時。
恐怖を忘れ暗黒に埋没する青山と、恐怖に飲まれながら光を覗かせた青山。
この二つを、真逆の極地に立たせることこそが自分の命の在り方だと知った。
(´・ω・`)サブタイトルが修羅の時点で、修羅外道になるフラグ・・・げふんげふん
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