58/彼女の正体 --9才のメインヒロインさんが時空管理局のトップである可能性があった。主人公は、その調査を魔術師から受け、もしも時空管理局のトップだったら自身の手で殺さないといけない--
60/下準備
--主人公は柚葉の内情を知るために、柚葉とデートする必要があったので焦った。もう、魔術師に相談するという死亡フラグをやってしまうほどに焦りすぎている。--
『い、いやぁ、柚葉の内情を探れって話だろう? それを自然に聞くには……そ、そう、デート、デートプランが必要なんだよおおおおおおぉッ!?』
(´・ω・`)どっちも非日常でバトルで忙しすぎて、反応が初々しいとか、なんて酷い転生者カップルだ。ちっぱいちっぱい。
61/二律背反
--柚葉と主人公の遊園地での初デートは、魔術師によって守られていた。転生者は入口で問答無用でヒャッハーされるので初々しいデートが出来る--
(´・ω・`)あの魔術師が小学生カップルのためにデートを守る時点で凄く笑った。なんというダークコメディ。
62/宵闇の雨 --メインヒロインが時空管理局のトップで、スターウォーズの『シスの暗黒卿』で銀河帝国の皇帝だった。事実上のラスボスであり、死による救済を求めているので、主人公は驚愕する--
「オレは、柚葉と一緒に生きたい」
ぴくり、と、抱き締めている柚葉は打ち震えた。此方からは表情は覗えない。
「――それが、貴方の答えなの? 秋瀬直也」
「――ああ、これがオレの答えだ。お前が何を背負っているのかは、オレには解らない。けれど、オレはお前の味方で居たい」
(´・ω・`)熱い告白した次の瞬間にラスボス化か。なんて酷い立場のロリ・ショタカップルなんだろう。
63/第一次攻防戦(魔)
--膨大な物量を誇る時空管理局との戦争が始まった。管理局の転生者は、次々と犯罪者部隊を送り込むが、魔術師の大結界は自己修復機能があったので、突入した部隊の悉くが犠牲になる。結界が壊れたまま直さないという行為そのものが攻め込ませるための行動だったのだ--
64/第一次攻防戦(武) --『武帝』が『善悪相殺』の戒律を無視する方法で、時空管理局の部隊を虐殺していた。本来なら、使い捨ての部隊を大量投入すれば、勝手に自滅するはずの勢力が魔術師以上の厄介な勢力になっていたのだ。--
(´・ω・`)なんて魔都なんだろう。武装した部隊を送り込んでも、あちこちで虐殺されるなんて、魔都だった。
69/二つの星 --8つ起こった次元震で管理局の艦隊が虚数空間に飲み込まれ、戦力を激減させられた。そんな中、主人公はラスボスさんであるメインヒロインを助けるために、教会勢力へと協力を求めて、クロウ達と共闘する事が決まった--
(´・ω・`)珍しく、どっちも善人だ。クロウさんが相変わらずロリコン扱いされてて和んだ。
72/決戦 --魔術師は、ラスボスさんがいる場所を突きとめて、単騎で決戦を挑んだ。魔都が魔都になった原因であり、転生者の血で血を洗うような殺戮ヒャッハーな終末都市にしちゃった柚葉の事を魔術師は決して許せない。--
「――私の理想とする超越者は仙人だった、とは蒼崎橙子の言葉だったか。卓越した力と知識を持ちながら何もせず、ただ山奥に佇むのみ。私もその在り方に憧れたものだ」
「ふぅん。卓越した力を死蔵させるなんて無意味だと思うけどねぇ」
「それが出来なくなったのは貴様のせいだろうよ。お前さえ居なければ私はこの舞台になど立つ必要など無かった――」
(´・ω・`)のんびりゆっくりしたいのに、転生者がいるせいで、この非日常な有様だよ。
74/魔剣
--魔術師は、自身で制御できなくて分散してしまう死の魔眼バロールを上手く運用するために、魔剣を持ち出した。分散される死が一点に集中し、シスの暗黒卿のライトセーバーすらも剣で断ち切る--
75/前座 --主人公のスタンドは全ての制限から解放されているエレイエム化状態っ!本来なら苦戦するだろう相手すらも瞬殺し、シスの暗黒卿なメインヒロインのために最終決戦場へと到達した!--
本体の秋瀬直也が知る事は永遠に無いが、このレクイエムはあらゆる制限を『解放』する。
スタンドの射程距離、スタンドの限界、スタンドを束縛する数多のルール、時間の流れ、重力、そして運命からも、そのスタンドは解き放たれており、また解き放ってしまう。
(´・ω・`)超長距離移動できて、制限なしのスタンドとか、なにそれ怖い。
76/終幕
--主人公のレクイエム化したスタンドは、シスの暗黒卿すらも凌駕し、メインヒロインを打ち破って、シスの暗黒卿と恋人になったのだった。--
「――今はまだ、お互いに小さいし、キスだけしか出来ないからな」
(´・ω・`)初めての初々しい青春って奴かな。皆、強制的に非日常に巻き込まれて、大量に死にまくっているだけに、なんて凄惨なカップルだ。
(´・ω・`)おお、ラスボスさんが恋人さんになったし、そろそろ物語も終わりか。
エピローグ --ラスボスさんは主人公とバカップルになって、残った問題も転生者の戦力が超強力で、時空管理局は徹底的に上層部を抹殺したので平穏な日常が戻った。
ラスボスさんが主人公とデートするために、魔術師の仕事を受けている--
●クロス・タイタス陣営 アル・アジフが元の世界に帰って全てをやり終えたが、二重人格のセラや、ヴォルケンリッターがいるせいでハーレム主人公さん。
――ランサー
結果的に最後まで生き残り、『魔術師』に従うサーヴァント。
秋瀬直也が厄介事に巻き込まれた際の応援役だとか、釣りとかキャンプとかバイトなど、私生活の面でも充実した日々を送っている。
いつの間にか安定の幸運EランクがDランクに格上げになっていて、その唐突なステータス変動に『魔術師』は声も無く驚き、何故か「裏切られた! テメェは晩年Eランクだろう!?」と憤慨したという。
(´・ω・`)個人的には、主人公とメインヒロインのバカップルオチよりも、こっちがすごく楽しかった。
(´・ω・`)たぶん、良い主にめぐり合えて、平穏な日常過ごせるようになったから、幸運ランクが変動したんだと思うよ。
(´・ω・`)デートするために厄介な仕事を請け負うとか和んだ。小さいころからデートしまくりとか、なんというリア充 |