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夢幻の心臓【1】-【5】 【五章 神聖剣 入手】 キノコ服用勇者D 【ブログ】 【作者 凍幻】 |
|ヽ /|ダークナイト
| ヽ / |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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ハーレムやっている主人公さんを倒すよ!
| r⌒ヽ___r⌒ヽ
| ゆっくりせずに死・・・・返り討ちにあってゆんやっー!
|  ̄ヽ_ノ ヽ_ノ ̄ |
| __(.o o,)____
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| | ・ i ∠ニゝ i. ・ | |
! | ・ノ `ー ' \・ | |
ヽ ヽ_
── _ノ ノ
/ ── \
(´・ω・`)主人公が神聖剣をゲットして、中ボスのダークナイトを倒しまくり、とうとう魔神界へと到達した【五章 神聖剣 入手】だよ。
つまり、物語は終盤に近付きつつある。
●さまよえる塔で神聖剣をゲットなのぜ。でも、この世界観に見合わないハイテク品がたくさんあって不思議
↓
●トロール達が住む場所にいったら中ボス【ダークナイト】さんがいた。
中ボス【ダークナイト】「主人公がハーレムやってリア充すぎでゆっぐりできないいいいいいいいいいいいい!!!
でも、斬り殺されて、ゆんやっー!」
↓
●青の石を手に入れるために、船に乗り込むと
【ダークナイト2号】と【【ダークナイト四号】がいた。
【ダークナイト】達「「「ゆおおおおおおおおおお!!!!!
この日を魚食べまくって耐えながら待っていたよ!
リア充な主人公は、弓矢で奇襲攻撃する不意打ちで死んでね!すぐでいいよ!
返り討ちにあってゆんやっー!」」
主人公「弱い有様だよ。
剣が最強な世界だから、特に意味がない。」
↓
主人公「よく考えたら、俺、嫁のシルヴィアより弱い・・・・・・。
男として絶望じだ!」
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キノコ服用勇者 (夢幻の心臓2) 【五章 神聖剣 入手】 | Arcadia 作者:凍幻 | SS | 23-28話 | (2013/12/28 |
その23 --『さまよえる塔』を必死に文字通り昇ると、なぜかそこには機械がある。 数千年前に作られた機械が未だに稼働している事に主人公は驚愕し、塔には場違いだと思うほどに機械だらけだった。 続編ならともかく、この世界で見つけると可笑しい物ばっかり! でも肝心の神聖剣を入手したので、あとは暗黒王子を倒すだけである。 主人公がうっかり暗黒王子の外見を既に知っている事が仲間にばれちゃったせいで、前の世界でゲームとして遊んだ事や、数千人の人間が同じゲームを遊んだ事を話す事になったが特に問題はなかった。 ゲームの頃は恋愛要素なかったのに、既にハーレムパーティな時点で無問題です。はい。 - この世界がゲーム『夢幻の心臓2』の世界ならば、こんな物はあってはならない存在だ。 続編である3の世界であれば、逆に納得出来るんだけどなー。 あの世界では、爆薬どころか現代日本でも作れないサイボーグが居たりしたからね。 宇宙空間に人間の住む基地とか作ってたし、その技術があればこれは作れるだろうと思う。 だけど、だけどさ、銃器さえ無いこの世界でこれは無いだろう? ここの高さと見てしまった物のありえなさに、目が眩んでいく。 腕のチカラも抜けそうになったが、なんとか堪えて俺は下へ降りていった。ちょっと休憩が必要ですよ。 「なんじゃ、勇者にも理解出来んものとかがあったのか?」 「あー、うん。ユーギンにも見てもらいたい」 (´・ω・`)続編にありそうなものが塔にある。 予想外の人物がラスボスだという予想をしてみた(キリッ その24--次はトロール達の住む場所だったが、主人公はトロールを殲滅する気はない。 モンスターと同じで無碍に湧いてくる上に、トロールは強いし、経験値が美味くないからだ(キリッ そして、実際に現地に行くと恐ろしいほどに不衛生な洞窟だった。 下水垂れ流しの下水道みたいなもんある。 原作と違って魔神界の存亡にかかわるから、ダークナイトが中ボスとして待ち構えていた。 - 「姫様と夜を過ごせるのに、それを手放したいとは勇者らしくないな。ここまで来て逃げ出せると思うなよ」 そうだった、隊長は俺へのお目付役でした。しかも、夜の戦いからも逃げるなと仰せです。 確かに俺の戦いはキノコ漬けですが、昼夜無くそれって人権に反するじゃないでしょーか。 しかしこの世界に人権なる言葉は無かった。悔しいけど無かったんだ…… かように少々のやりとりはあったんだけど、結論からするとトロール城では緑の石奪取のみで意見が固まった。 (´・ω・`)こんな不衛生な所で中ボスやらされるなんて、なにその罰ゲーム。主人公のリア充っぷりに嫉妬して殺害しても可笑しくないわ! その25--ダークナイトさんが主人公のハーレムっぷりに嫉妬し、殺害しようとしてきた。 5人相手でも怯まないのは、さすが暗黒皇子の分身。 でも、ダークナイトは辛かった。だって戦闘中に主人公がハーレムヒロイン達とイチャイチャ会話してたから、自分の非リア充っぷりが辛く、そのまま斬り殺されて非リア充のまま、臭い洞窟で死んでいった。 今まで匂いに耐えて生活してきたのに、この有様だよ! - 「私もリュージさんの嫁ですから、寝取り対象除外ですー!」 「おまっ! シー村でのあれは何だったんだよっ!」 わざわざ自分を景品とした決闘を行わせたテランナの言葉とは思えないそれを聞いて俺が叫ぶと、彼女はわざわざこちらを向いて微笑みを見せてきた。 「えへへ」 それ、どう言う意味の笑みだよ…… どう見ても真っ黒なそれを見て憤慨したのか、ダークナイトも叫ぶ。 「お前らっ! 俺を会話の踏み台にするなぁああああ!」 (´・ω・`)今まで匂いに耐えて生活してきたのに、この有様だよ! ^その26-次の目的地である魔法の封じられた洞窟へ行く前に、ドワーフ村へと訪れ、主人公は自分の存在に疑問を持った。 なぜ、ゲームの世界へと自分だけが来て、勇者になっているのか?である。 特に物語的には意味がない疑問だが、主人公は納得のいく理屈が欲しかった。 もう、暗黒皇子を倒したとしても、元の世界へと帰る気なんてない。 ハーレム生活で夜は美女とイチャイチャできる待遇だから、元の世界に帰れない。 - 俺同様に夢幻の心臓シリーズをやっていた人間は、少なくとも数千人以上のはず。 その中からもっと勇者に相応しい人間が出るはずだと予測してたんだろうが、でも、ゲームへのめり込む人間に勇者の資格があるとは考えにくいよなぁ。 しかもゲーム発売からかなり経過してるんで忘れた人だって居るだろうし、ゲームをやった人間が長じてこの世界に必要な腕力上等の人間になるとも思えないよね。 とは言え異世界救助を普通に求めても、たいていの人間はそれを受け入れないだろう。 地球ではまだ他の惑星にまで人類がたどり着いてないんだ。ましてや異世界の存在など、夢物語に過ぎない。 なので普及し始めたゲームの形であれば広く予言を周知できると踏んだのかもしれない。そしてその計画がギリギリ間にあったと、そう言うことなのかもな。 (´・ω・`)ハーレムがあるから、元の世界に帰れないのです。 つまり、昔、このゲームをやっていたおかげで現在のハーレムをゲットできたリア充状態。 その27--ラスボス戦の前にレベル上げしたいのだが、このゲームはそういう場所が少ない。 次にレベル上げが出来そうなのは最終目的地である『魔神城』 特定のアイテムがないと帰還する事ができない場所なので、レベル上げする難易度が高い! それよりも今は移動手段の幽霊船を獲得するために、角笛を入手するために主人公は頑張っていた。 ゲーム最大の謎であり、角笛を吹くだけで幽霊船が出てくる。 背後ストーリーがさっぱりないので、本当に謎だらけ - ゲームでもありかを知ってる人は居なかったし、角笛の必要性をこの世界の住民が知ってるはずも無い。 なにせ、角笛と幽霊船についてはゲームにおける最大の謎だったものなぁ。 ナガッセの街でヒントを教えてくれる人の居場所にたどり着く方法がまず気付きにくいし、そのヒントが何を意味してるのか理解するのも困難だ。 正しく角笛を吹ける場所は一見して何の変哲もない樹木だから、気付かず通り過ぎてしまう人だって居ただろう。 そして、それらが判明して実際に角笛を使った時の変化ときたら! 画面の隅っこに突然船が現れるんだけど、船の全体像が見えないせいで何が起こったのかすぐには分からないんだよね。 角笛と樫の木と操船技術を持った人、これらを事前に揃えておかねば海に浮かぶ目的地へたどり着けないので、俺もずいぶんと苦労した記憶がある。 そして、それを更に困難としているのが、角笛のありかがこの洞窟の三階にあること。 (´・ω・`)幽霊船すら普通に移動手段として使う。さすが勇者なのぜ。 その28---神聖剣を得た主人公に敵なし。 雑魚を斬り捨てて、金色の中ボス【:ダークナイト二号】のところへと到達した。 だがっ!そこに待っていたのは罠だった! リアルな世界だから、弓矢で遠距離攻撃してくる奴とか、待ち伏せとかそんなのが普通にいる! でも、普通にダークナイトたちが弱かったので主人公達に斬り殺されて人生終了だった。 遥か前からここに配置されて苦しい生活していたのに、その人生に何の意味もない。 船だから補給できる物資は魚だけで涙目。 主人公は青の石をゲットした。 -- 「もしかして、お前らはかなり前から配置されてたのか?」 こいつらダークナイトが、神聖十五界へ侵略してきた当時から配置されてたはずが無い。 魔神界を作り替えていく途中で重要物品を分身のこいつらへ託すようになったから、今の配置はかなり後の行為だと俺は思ってたが、リアル世界特有の事情があるのかもしれん。 俺が視線で促すと、二号はあっさり続きを口にする。 「この世界を再侵略するに当たり、勇者の到来は予言されてたと言うことだ。まさか俺の設定した合図が簡単に見付けられるとは思わなかったぞ……」 「いや、知ってたから」 やけに深刻な口調へ俺がうっかりぼそっと真相を口にしたら、二号は目をこれでもかと見開く。 「まさか、それも予言の言う通りなのかっ! なんてこった……魚を食い飽きるほど待った結果がこれかよ……ぐすん」 「ちょっと待てこら!」 (´・ω・`)逆に考えるんだ。ようやく魚ばっかり食べる人生から解放されたから、ラッキーなんだよ。 |
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