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マブラヴ/マブラヴ オルタネイティヴ F 【一章 欧州戦線大崩壊】
Muv-Luv Lunatic Lunarian; Lasciate ogni speranza, voi ch'entrate@カルロ・ゼン置き場】

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  _,-|  r'" 二 ==i ニニ二/\/ccccccc//_ヽ )   ヽ
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Z評価した作品、幼女戦記Tuez-les tous, Dieu reconnaitra les siens
の地獄の戦争やっちゃうデグレチャフがBETA大戦で頑張る話だよ。



(´・ω・`)幼女戦記で地獄の世界大戦をやりまくって、冷戦後もヒャッハーしまくったデグレチャフが、アメリカ合衆国陣営で、BETA大戦を勝利するために滅茶苦茶非道に聞こえる合理的な方法をやりまくる話だよ。
人類側が目茶苦茶、足の引っ張り合いをやりすぎて楽しいブラックユーモアたっぷりの作品だと思った。

(´・ω・`)欧州戦線で、要塞使った防衛線の構築すら、横領で大失敗しちゃった有様だよ!

●BETA大戦初期からスタート。序盤で戦力もたくさんあるけど絶望的すぎる。
●何度もループしてる。最終的にユーラシア大陸どころか、残っている場所も大量破壊兵器でヒャッハーして大敗北を繰り返している。
●前線国家を使い潰し、戦力を温存して備えようとするが、相手が納得してくれない。
●光線級に迎撃されるなら核地雷を使おう。地面に敷設すればいいから迎撃なんてされない。
●防衛に適さない国家は、使い捨てにしちゃえ。
●要塞化する事で、BETAの侵攻を食い止めようとするが、当事者のギリシャが呑気に予算を横流ししたせいで要塞作れずに大破綻っ!
●アジア戦線はターニャの大嫌いな共産主義国家が、ひたすら損害度外視、核地雷使いまくっていて健闘しているという絶望戦線っぷり。


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Muv-Luv Lunatic Lunarian; Lasciate ogni speranza, voi ch'entrate  (TS) 【一章 欧州戦線大崩壊】【完結】  作者:カルロ・ゼン  Z 1-8話  (2013/03/07  







プロローグ--BETA大戦が勃発して6年、人類はハイヴを攻略するために大戦力を投入した。その結果、ハイブを攻略できず、戦力を大消耗させてしまう結末に繋がり、ヨーロッパを守るべき戦力がなくなった事でヨーロッパの失陥が決定してしまう--
「ならばよろしい。ならば私も問おう 君らの正気は一体どこの誰が保証してくれるのだね? BETAにでも祈ってみるかね?
一体どこの誰に話しかけているか判っているかね?私が月面方面軍らしくハーディマンでもつけていれば良かったかな?
私は月で、欧州で、大陸で、東部で地獄の底を這えずりまわったルナリアンだぞ?一体何人部下を殺したと思っているのかね?
闘争と暴力を呼吸するかのように行う戦闘集団の生き残りに狂っていると?いかれていると?
何を今更!!半世紀ほど言うのが遅いぞ!!」
(´・ω・`)幼女じゃなくなった。でも、普通にタフすぎる女性で和んだ。

第一話 地獄への道は、善意によって舗装されている --ターニャ・デグレチャフは、前線国家を時間稼ぎのために使い捨て、守りやすい場所をひたすら要塞化し、失陥する予定の国家を核地雷などの焦土戦術でひたすら時間稼ぎをする案を提出した。だが、使い潰される側が承諾する訳もなく、普通に拒否られる。--

第二話 善悪の彼岸 --主力は健在だが、BETA相手に物量作戦とかやっていると普通にユーラシア大陸が失陥するのが確定しているので、ターニャは億単位の難民を兵隊としてなら受け入れ、難民の生活水準を下げまくる事でOAU諸国に難民を押し付ける案を出した--

第三話 Homines id quod volunt credunt.--ソ連は大敗北した。BETAに兵站の概念がないので、いつも通りの焦土戦術が全くの無意味であり、悪影響を被るのはソ連だけだった。--

第四話 最良なる予言者:過去 --ハイヴに大攻勢。核爆弾使いたかったが、ソ連のせいで使えない。ターニャは大量の戦車地雷を設置する事で敗北する戦争へと挑む--

第五話  "Another One Bites The Dust" --核地雷でBETAの大軍を撃破するつもりだったが、外交的配慮で却下されたのでBETAの一軍しか誘引できず、ユーラシア戦線は大崩壊してしまった--
これならば、光線級による迎撃を案ずる必要はない。
なにしろ、核を空中から撃ちこむのではなく進撃してくるBETAに核地雷を直撃させるようなものだからだ。
極端な話、空っぽの欧州に進撃してくるBETA先鋒集団を核地雷で殲滅しつつ後続を足止めする一石二鳥の防衛計画。

(´・ω・`)相手が恐ろしいほどに無尽蔵なのに、その状態で提案がほとんど却下されるとか、なんという無理ゲー。

第六話 Die Ruinen von Athen --BETA戦での大損害のおかげで防衛に適したギリシャのアテネを要塞化する計画を実行に移す事ができた。光線級の照射圏を限定する事ができ、突撃ルートも、地中侵攻のリスクすらも減らせる最高の土地を要塞にできる。--

第七話 Si Vis Pacem, Para Bellum --『戦術歩行戦闘機』が思考錯誤の末に実戦配備され、ハイブが分化するという驚愕の出来事が起き始めた頃、人類は反抗作戦で膨大な戦力を投入したが、BETAはそれを遥かに上回る戦力を出撃させたので、人類側の戦力は壊滅した。圧倒的すぎるBETAの進撃速度の前に・・・・要塞化するための予算をギリシャの役人が横流ししたせいで、要塞化が間に合わず、もうすぐ滅亡の危機という状況でも呑気にしているので、ターニャの計画は破綻したぁっー! --
「デグレチャフ事務次官補、残念ながら民業への配慮や契約の問題もあり要請にはすぐには応じられません。」

「国防の危機に、貴国は、民業へ配慮なさると!?」

「…内政干渉ですぞ。」
(´・ω・`)呑気なギリシャに任せた結果が、今までの膨大な予算の無駄な有様だよ!

第八話 Beatus, qui prodest, quibus potest. --ギリシャで上級将校が根こそぎ死亡したために、ターニャ准将が撤退の指揮を取る事になった。的確に損害を最小限にするように撤退の指揮をしたが、ギリシャ国民の避難が終わってなかった。
なんと、膨大な予算を費やしたはずなのにほぼ全てが不良品と偽物で構築された防衛線が紙すぎて、短時間でBETAに蹂躙されちゃったのだ!
不落だと思っていた要塞がゴミ要塞っ!その現実のせい
、避難は遅れるに遅れている。
ターニャはギリシャ人難民ごと砲弾でBETAを撃破するしかなかった。
 --
コーティングどころか、無意味な塗料が塗られただけのブロック塀。
機関砲陣地に至っては整備不良で稼働率が最低という代物。
自国の業者や政治屋が如何に信用ならないかそこら辺を知っているギリシャ軍であれば、容赦なく査察しただろう。
提出された稼働率の報告書が、「マトモすぎる」と疑って一斉点検して整備させたことだろう。

(´・ω・`)汚職して私腹を肥やした結果が、国滅亡な有様だよ

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