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魔法少女まどかマギカ クロス作品【6】-【8】 (魔法少女リリカルなのは) もしも海鳴市にユーノくんだけじゃなくキュゥべえもやってきたら?G 【第12話 これが私の望んだ結末だから】 【後篇 希望の光スターライトブレイカー】 【ブログ】 【mimizu】 |
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もしも海鳴市にユーノくんだけじゃなくキュゥべえもやってきたら? 【第12話 これが私の望んだ結末だから】 【後篇 希望の光スターライトブレイカー】 (魔法少女リリカルなのは) | 作者:mimizu | Z | 5-7話 | 2014/05/04 0 | |
\\ナノハさんが魔女に変身して超激戦やっている状況に、アリシア(フェイト)も魔法少女として場に参戦した。 なのはは魔女になったおかげで少女から大人の女性の外見になっており、ちゃんと自我がある。 ワルプルギスの夜と対等に戦える存在となり、このまま行けば、ナノハが勝利しそうだった。 でも、最低最悪の新しい問題が発生する。 アリシア(フェイト)がプレシアから偽物だと全否定されていた。おかげでアリシア(フェイト)は絶望して心が折れ魔女になっちゃう。 プレシアはアリシア(フェイト)が、復活したアリシア本人だとナノハから知らされて絶望した。 \\ 「……あなた、私のアリシアをどこにやったの?」 そんなアリシアに対してプレシアは容赦ない言葉をぶつけてくる。アリシアにはその言葉の意味が理解できなかった。彼女にとってみれば自分こそがアリシア・テスタロッサ当人である。そしてそのことをプレシアは何の言葉なしに理解してくれるのが当然だと考えていた。だがプレシアがアリシアに向ける目つきは敵意。その瞳には愛情などとは程遠い、むしろその逆の憎しみが籠められていた。 「ま、ママ? なに言ってるの? わたし、アリシアだよ」 「あなたがアリシア? 馬鹿も休み休み言いなさい。私のアリシアはそんな髪の色をしていないし、ましてや魔法なんて使えない。これならまだ目覚めたばかりのフェイトの方がアリシアに似ていたくらいよ!!」 そう告げるアリシアは、笑顔だった。痛々しいほどに悲しい笑顔。本当はプレシアに会いたいはずなのに、それをひた隠そうとしているのが見てわかる。そんな笑顔だった。 「ごめん、ごめんね、アリシア…………お姉ちゃん」 そんなアリシアの姿にフェイトは泣き崩れる。そんなフェイトを優しく慰めるアリシア。そんな彼女の頬もまた、涙が伝っていた。
ルシフェリオンブレイカーの突然の変化に戸惑いの声を上げるフェイト。それに対し、なのははさも愉快そうに答える。 「フェイトちゃん、これがわたしの、わたしたちの希望。魔女の振り撒く絶望も変える希望の光、スターライトブレイカー」 「スターライトブレイカー?」 「うん、わたしの、わたしたちの全力全開、本気の魔法」 最早、どす黒く歪んでいた影魔法少女の絶望の魔力は微塵も感じられない。砲撃に込められているのは希望を信じ、未来を馳せる希望の魔力。突如として魔力の質が変わったことで、先ほどまで耐えていたワルプルギスの表情が醜く歪む。彼の魔女がルシフェリオンブレイカーを耐えることができたのは、そこに込められている魔力の多くが影魔法少女から収束させた魔力だからに過ぎない。影魔法少女の持つ負の魔力。それはワルプルギスの夜にとってはダメージを与えることはできても倒すことはできない。しかしその絶望の力は今、そっくりそのまま希望の力へと変わっている。それを受け、徐々にワルプルギスの夜が押されていく。その表情を苦悶に歪め、嗤い声も弱々しいものへと変わっていく。 「――フェイトちゃん」 「――なのは」 「「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーー!!」」 それに気付いた二人は互いに頷き合い、さらに魔力を込める。全ての魔力を使い果たすほどの勢いで、スターライトブレイカーに魔力を注いでいく。フェイトの魔力が加わったことで、桜色の砲撃に金と青の螺旋が加わり、さらにその威力を爆発的に増大させる。 「アヒャヒャヒャ……アヒャヒャ……アハ…………」 ワルプルギスの夜はそんな二人の魔力を正面から受け、そして閃光の中へと消えていった。
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