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外史につくろう穢土幕府 【二章 袁術ぽい捨て】 【完結】 | Arcadia 作者:基森 | SS | 11-20話 | 2011/07/09 |
13話 俎上の鯉--一刀は、呂布を仲間にするのを諦めた。 敵意を簡単に把握されて、術の間合いに入る=切られて即死するのと同じ意味だったのである。 -- ただ、その外見や精神とは裏腹にその力はまさに天下無双、その代名詞とも言える方天画戟の一振りで兵の数十をなぎ倒し、返す刀で数十をまたもなぎ倒す。 戦場に置いてその前に立ちつづけることの出来るものはおらず、通った後にはただ屍だけが残る。 彼女がその場において武を振るうだけで、味方は残らず奮いあがり、敵となった者はただ己の無謀さと恐怖を知ることしかできない。 (´・ω・`)洗脳っていうお手軽手段を持っていても、死亡フラグには自分で近寄らない所がとても狡猾だった。 15話あたり --袁術を洗脳し、未来知識から危険だと判断できる呉を事前に始末するために軍隊を差し向けたことで・・・一国が保有する軍隊がほぼ壊滅し、若い者を徴兵して使いつぶしたことで、労働力は激減し、漢にまで目をつけられてしまった。一刀は袁術を捨て、趣味でどの勢力の街から洗脳しようかと旅をまた始めたのだった-- |
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