--龍帝アモンは核戦争を予期していたかのように準備しまくっていた奴だった。おかげで世紀末でもトップクラスの大軍を保有しており、現在の南斗では無理ゲーだった。
しかし、聖帝サウザーは、少数の手勢で挑み、ほとんど無傷で凱旋させた!
死体を燃料にして、大軍勢を燃やし、大将をサウザーが討ちとったのであるっ!拳法家にあるまじき非道っ! --
「まず、サウザーの拳は。後手に回す事が先ず無い瞬速なる絶対拳だ。其の拳が一度放たれれば相手は防御や回避
しようとしても先ず命中する。その命中した隙を逃さず奴は喰らう」
「つまり……物凄ーく早くて当たるから。サウザー様って強いって事なんですか?」
(´・ω・`)さすが聖帝サウザー。味方の被害を最小にして、敵に大勝利しちゃっている魔王っぷりを発揮していて格好いい。
【流星編】第二十三話『世紀末戦記 龍帝対南斗(後編)』 --カサンドラは世紀末になっても、未来に希望を持てる生活を送っている素晴らしい都市だった。
外の屍だらけの地獄を思えば天国である。
でも、金龍将ゼノスが指揮を取り、難民を際限なく受け入れてカサンドラはやばかった!
武装した兵士が入り込まないようにチェックしているが、ここは素手で似たような事をやれる連中がたくさんいる世界であるっ!
衛兵を殺害されて正門をあけられ、南斗の軍がそのままカサンドラに侵入してしまったのだぁっー!
大砲で迎撃しようにも細工されて自爆する仕様になっているぅっー!
更に支配者のアモンが最大の問題児だった!
サウザーに恐怖しているせいで、カサンドラの最終防衛装置を起動させて、南斗の軍勢ごとカサンドラを崩壊させてしまった!
これにより、サウザーが邪魔者だと思っている南斗の軍勢ごと壊滅し、ゼノスは死んだ!
サウザーが超外道!
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「奴は、時と共に俺への恐怖を悪戯に膨らませる。次に会った時には必ず滅ぼさねば己が滅びると言う
脅迫概念と共にだ。奴は龍と言う名の硝子細工の心。既に、俺と言う名の罅は手遅れに広がってる」
サウザーは、グラスを砕いた。真っ赤な血のような雫は其の手から滴り落ちた。
「もはや、あと一手。一つの出来事で奴は完全に崩御する。それが、カサンドラの、奴の終わりだ」
(´・ω・`)サウザー様の悪知恵は世界一ぃっー!これからは知恵と暴力の時代よぉっー!
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