7.それはきっと運命を --主人公は原作の序盤に起きた事件に巻き込まれた。キンジから離れれば殺人セグウェイに銃撃され、そのまま付いたままだと爆弾に巻き込まれて死ぬことが決定している。
原作と違う所はアリアとキンジ、主人公が旧知の仲だったのである。それぞれ違う名前を名乗って、過去に出会ったことがあるのだ。 --
(´・ω・`)なんて親しい再会だ。前、書いていたのと設定が微妙に違うのかな。
8.神崎・H・アリアによる唯我独尊な命令 --アリアは嬉しかった。半年前に会った事があって、仲が良くて実力と連携も良い主人公達がいるので、彼らをパートナーにするべく行動する!
キンジは知られると徹底的に利用されちゃうヒステリアスモードの事もあって警戒しており、主人公は完全に運だけでここまでやってきた問題児だという事をアリアは知らない! --
彼らと出逢ったのはそう、今から半年ほど時計を巻き戻したころだった。
といっても、行動を共にしたのは、たったの3日だけ。おまけに最後の日以外は敵同士としての関係しかなかった。それが突然の再会において友好的な(アリア視点でだが)会話を交わせたのは、やはり3日目の出来事がそれだけアリアにとって印象的だったからだろう。少なくとも、きっかけ一つで思い出せるくらいには。
(´・ω・`)キンジって男のパートナー組むと、興奮するのが難しいから、実は主人公との相性って最悪じゃ・・・・
9.誰もが真意を胸に秘め --主人公は適当に言っているだけなのだが、アリアから戦闘力はSランク、調査能力も同等のランクがある凄い奴だと勘違いされていた。
元相棒のキンジからも、一年間、一緒に死線を越えまくっていても、主人公が運だけの奴だと気づかれていない!--
(キンジは多分、根っからの強襲武偵(アサルトDA)なんだわ。だったら、戦闘で一緒に戦えるなら、それで十分。配置(フォーメーション)はそうね……あたしとキンジが前衛(フロント)で、錬は後方支援(バックファイヤ)ってところかしら。ううん、2人は元々パートナーだって話だし、コンビにさせてあたしが補うのも面白いかも)
(´・ω・`)この勘違い系主人公。中学、高校と、全く周りに本当の実力がばれてない時点で、怖くなってきた。相棒のキンジにすら気づかれてないよ。
10.瑠璃色少女は確かな感情を持つか?--主人公達は、アリアの奴隷になりたくないので、必死に自分を平凡だと誤魔化したり、真実を言おうとした。だが、入学時に強襲科Sランクで合格しているので、誤魔化せないっー!
主人公だけは完全に運なのだが、実際に半年前にアリアから逃げ切ったので、無理だった。--
「あたしは知ってる! あんたたちは、優秀な武偵だわ! 半年前のこと、爆弾事件のこと、そしてなによりこのあたしから逃げ切ったこと! その実力をあたしに貸してって言ってるの!」
「いや……いやお前、それは違ぇよ。俺がお前の前で優秀なところを見せたことなんざなかったし、そもそも俺は平均レベルあればいい程度の力量なんだよ」
「俺もそうだ。あの時は……偶然うまく逃げられただけで、半年前の事件だって運がよかっただけなんだよ。俺はお前が思っているような力なんてない、Eランクの大したことない男だ。残念だったな。さあ、出て行け」
(´・ω・`)キンジは誤魔化しだけど、主人公だけは真実を言ってるから笑える会話だった。
11.『97.1%』の学科--主人公は、アリアの要求で、目をつぶりながら連続射撃をやった。適当に運任せに撃っただけなのが、それが全弾命中しており、周りは主人公がとんでもない高みを目指していると勘違いする! --
「おい、見たか今の。目隠し撃ち(ブラインド)であんな精度、ありえんのかよ?」「あの人が、伝説って呼ばれてた有明先輩なの? 私、単なる噂かと思ってた」「Sランクは違うな、やっぱ」
(´・ω・`)やる事なす事、全て勘違いされている感じなのが、とてもコメディチックで癒される。
12.一つの事実、数多の意味 --理子が起こしたバスジャック事件。主人公はバスに乗っていた事でアリアに行動しすぎだと勘違いされていた。
更に、バスの屋根で勝手に滑って転んだ事が、味方を守って負傷したという形になり、アリアを精神的に追い詰める事になる!--
(´・ω・`)勝手に滑って転んだだけで、アリアを精神的に追い詰めるなんて、なんて凄まじい主人公だ。
13.それぞれの雨 ---主人公は今までのチャリジャック、バスジャックの標的は自分だと思い込み、キンジも主人公が負傷したのは自分の不甲斐なさのせいだと思い込み、アリアは巨大な組織に挑むためにパートナーにした人物が犠牲になると思うと絶望していた。 --
「やっぱ、これしかねぇかな……」
(´・ω・`)この主人公、勘違いで国外●●やるとか、かなり潔い性格しているね。
14.世界で最も過激な天空へ--ロンドンに国外逃亡しようとした主人公。だが、アリアの命が危ない事に気付いたキンジと出会ってしまった事で勘違いされ、戦場へと戻る事になるっ! ---
『例の件だが、7時ごろに羽田空港の国際線ターミナルに向かってくれ。そこでボクの知り合いからチケットを受け取れるようにしておこう。郵送の手間が省けるからね。待ち合わせ場所はターミナル3Fの「BLUE SKY PREMIUM」というショップだ。……ああ、それと、ロンドンでの滞在場所の話だが、本当にボクの家でいいにょか?』
(´・ω・`)もしも高飛びが成功してたら、同棲生活が始まると理解した。主人公はモテモテですのぜ。
15.そして2人の4世は銃口を向け合う--主人公は足止めを任されたっ!相手は理子っ!遥か格上の超強敵であるっ! ---
(´・ω・`)全部、キンジがやってくれると思って、安受け応えした結果がこれだよ!
16.あるいは運命のような再戦 ---ファーストアタックは理子が先だった。主人公は一方的にボコボコにされて、追い詰められていく。しかし、奇跡的に酒を浴びて酔ってしまったことで、銃弾全部回避という神業が起こるっ!
でも、結果的に倒されて原作通りに事態は進み・・・・理子が飛行機から逃げる段階になって、借金の事を思い出して追いかけて、爆発で天空へと主人公はダイブっ!---
隣でキンジが疑問の声を漏らすが、悪いが今は無視する。
俺が、理子に貸しているもの。
去年の1年間で積もりに積もったもの。
それは――
――12万4600円、である。
(´・ω・`)ふぅ、借金があるから、空中ダイブするとか、主人公はとても度胸があるお人なのですぜ。
(´・ω・`)あと、酒に酔うと銃弾を全部回避できるなら、リアル酔拳って奴だね。
17.カメリアの瞳をした少女は--空にパラシュートなしでダイブしちゃった主人公だったが、理子が助けてくれたので大丈夫だった。問題があるとしたら、『イ・ウー』の本拠地な原子力潜水艦が主人公を置いていってしまったので、救助されるまで海を漂流しないといけない。---
『別に、そんな礼言われることなんざしてねぇけどな……じゃあ、そうだ。これは、あれだ。一つ、貸しってことにしとくわ。いつか返してくれりゃ、それでいい』
(´・ω・`)理子と生徒会長さんがメインヒロインだと理解した。
こりゃ、二人とも勘違いで惚れられて、修羅場になる。
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