幕間 悪しき誘惑--ハリーは親戚のダーズリー家の連中が全然優しくしてくれないから大嫌いだった。
両親まで侮辱されたので、うっかり魔法を使ってしまい、マグルの金なしで家出して最悪だ!
そんな時にハリーが彷徨っていると、女主人公さんの屋敷に偶然立ち寄る事になり、好意に甘えて屋敷に招待される事になる。
そこでカリスマたっぷりの金髪美少女な女主人公さんに誘惑されまくれ、危うく悪の道を歩んで物語が終了しかけた!
魔法省の大臣が訪問してくれなかったら、今頃、ハリーは親戚をギタンギタンのボコボコにする覚悟を決めて女主人公さんを崇拝していた事になる! -
「さあ、言うがいい、貴様の望みを。
なあに、魔法界の法律の事は気にするな。私がどうにかしてやる」
「きみ、が……?」
「ああ、そうだ。他の誰が理解せずとも私が貴様を理解してやろう。支えてやろう。
貴様は何も心配する必要などないのだ。ただ、心の赴くままに、私に全てを委ねるといい」
ミラベルは包むようにハリーの頬に触れ、まるで慈しむような笑みを浮かべる。
その際、身を乗り出した事で、決して大きいとは言えない胸のわずかな谷間が服の隙間から見えてしまい、それがまたハリーの理性を焼いた。
この少女の誘いはただ唯、甘美だ。
(´・ω・`)ハリーは実にけしからんモテモテボーイです。はい。カリスマたっぷりの女性から誘惑されて勧誘されるなんてリア充です。
第23話 吸魂鬼--ホグワーツに行く列車の中に、吸魂鬼(ディメンター)が乗っていた。
女主人公さんは、吸魂鬼(ディメンター)相手に餌として見られている事に激怒し、腕を守護霊を魔改造した『攻性守護霊』を使って切断する!
王者を見下す者は虐殺だぁっー!
という展開になりそうだったので、教師に止められた。 -
「さあ次はどこを千切り取って欲しい? 胸か? 腹か? それとも一思いに首か?」
「!!?」
「ククク、本能のままに動く生き物かと思えば……なんだ、ちゃんとあるじゃあないか。『恐怖』が。
いいぞ、もっと怯えろ、恐れろ。その方が私好みだ」
(´・ω・`)間違いなく、女主人公さんはアズガバン行きにしないといけない危険人物(キリッ
第24話 真似妖怪---真似妖怪『ボガード』を使って、闇の防衛魔術の実践訓練を授業でやる事になった。
相手の怖いと思う者に化けるので・・・・心を決して他者に明かさない女主人公は訓練にならない。
そのため、授業をさっさと終わらせようとダンブルドアの事を思い浮かべて、ダンブルドアに変身させて授業を終了させた。
現状、ダンブルドアに適わないので、将来的に必ず越えるべき敵であり、尊敬すべき打ち倒す敵である。 -
最初は上手く行っていた。
ハグリッドが連れてきた生物……ヒッポグリフは誇り高く、お辞儀しなければ乗せてくれないという、どこの帝王のような困った性質を持つ生き物だったが、それでも大半の生徒が上手く乗れていたのだ。
ミラベルだけは一切頭を下げず、ひたすらガンを飛ばし合うという意味不明な事をしていたのだが、それで最終的にヒッポグリフが膝を折ったのだから、やはり彼女には常識が当てはまらない。
ミラベル曰く「メンチの切りあいは先にイモ引いた奴が負け」との事らしい。これそういう授業じゃないから。
(´・ω・`)ガン飛ばし対決でヒッポグリフに膝を折らせる時点で、北斗の拳のラオウと黒王号みたいな関係にならないかなぁって思った。
第25話 決意と意地-グリフィンドールに勝つ為に、ミラベルという鬼札が欲しいマーカスは、女主人公さんに土下座してお願いした。
クディッチの試合でグリフィンドールに敗北して以来、卑怯者の負け犬という評価なので辛かったのだ。
女主人公さんに指を折られるという事態になったが、勝利への執念を認められ、これで女主人公さんの協力を得る事が出来た!
絶対にグリンフィンドールのチームの柱になっているハリーが危ない! ---
「勝ちたいんだ……俺は、どうしてもグリフィンドールに! ハリー・ポッターに! オリバー・ウッドに勝ちたいんだッ!」
「貴様……」
恥も誇りも投げ捨てて、ただ懇願する。
その、勝利のみに執着する姿がミラベルにどんな感情を抱かせたのか。
彼女は品定めするように眼を細め、床に置かれていたマーカスの手の指に足を合わせた。
そして少し力を込めるとマーカスの4本の指が弓なりに逸らされ、間接に鈍い痛みが走る。
もしこれ以上ミラベルが足に力を入れればたちまちマーカスの指が曲がってはいけない方向に曲げられ、凄まじい痛みを味わう事になるだろう。
(´・ω・`)マーカスが凄く男だったわ。
第26話 世界
--女主人公さんがチームのリーダーとなり、卑怯なラフプレーを完全封印した上での完勝を目指す方針をスリザリンの皆に伝えた。
これはグリフィンドールの皆に絶対的な敗北感を与えるための作戦であり、 女主人公さんが全ての面でトップであり、ハリーは二番目に凄い奴に過ぎぬっー!って事をハリーに身を持って教えるためだ!
正々堂々と叩きつぶしてやるぅっー!
試合はスリザリンが圧倒的な点数を叩きだし、更に原作同様にやってきた吸魂鬼(ディメンター)を時間停止して全員をコートから排除するという荒業をやって完勝!
ダンブルドアすら、何が起こったのか理解できない! -
ダンブルドア「あ…ありのまま今起こった事を話すぞい!
『わしは守護霊を出そうと思ったがすでにディメンターが吹っ飛んでいた』。
な…何を言ってるのかわからないと思うがわしも何をされたのかわからなかった…。
頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わった…」
通りすがりの花京院さん「初めて出会う魔法のタイプだ!
実際見てはいないが今まで出会ったどの魔法をも越えている凄味を感じたッ!
エンジン音だけ聞いてブルドーザーだと認識できるようにわかった!」
(´・ω・`)主人公さんの目指す方向がわかったぞ!ジョジョの第三部のDIOだ!吸血鬼の弱点を全て消し去った状態のなぁー!
第27話 敗北-スコアボードに表示された点数差は、240対0”。
完全にグリフィンドールはスリザリンに完敗し、ホグワーツ始まって以来稀に見るベスト・チームなグリフィンドールの皆さんの心が折れた。
その中でハリーだけは心が折れておらず、敗者でありながら女主人公さんに何時か絶対に勝つという意志を秘めた勇者さんだった。
女主人公さんはハリーの格好良さを認めて、馬鹿にするマルフォイを威圧して脅し、場を後にする。
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「君に勝てないなんて認めない。君がいたから負けが決まっていたなんて認めない。
箒の性能、天候、勝ちへの拘り、そういったのが足りていなかったんだ。それが足りていれば僕達にも勝ち目はあった。そう僕は信じる」
「見苦しい言い訳だな、ポッター。敗者の弁以外の何者でもないぞ?」
「そうだ、僕は負け犬だ。だから遠吠えし続けるんだ。何度でも、何度でも吼え続けるんだ。
吼える事すら止めたら、僕は負け犬ですらないただの犬になってしまう」
(´・ω・`)負けたのに格好いいハリーだ。これは間違いなく、将来的に女主人公さんの強敵になる(キリッ
第28話 ファイアボルト -賢者の石を作った偉大な錬金術師『ニコラス・フラメル』を女主人公さんは手下のクィレルと一緒に襲撃した。
目的は賢者の石を完成させるため。現時点で667歳なので自力で作ったんだろうと思ったので襲撃し、賢者の石を完成させるために必要な情報が全て揃った!
女主人公さんは不老不死になる事で、魔法界を支配し続ける道を歩もうとしている。
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ミラベルの言葉にニコラスは顔を青くし、クィレルはなるほどと頷いた。
確かに言われてみればそうだ。単純に年代が合わない。
仮にダンブルドアが0歳児の時に共同開発したという無理のありすぎる仮説を立てるにしてもニコラスはその時点で550歳オーバー……それまで賢者の石抜きで生き永らえていた事になってしまう。
無論、そんな事は有り得るわけがないし、有り得るならば死ぬ前の準備などするわけがない。
(´・ω・`)クィレル先生は幸せなんだね。この手下っぷりの似合う感じからして、良い家臣人生歩んでるよ。
第29話 越えるべき壁--女主人公さんはダンブルドアも、ヴォルデモートもどっちも完全な状態になった所でぶち殺し、魔法界を支配する予定である。
そのためには、ヴォルデモート卿に復活してもらう必要があり、それと同時にヴォルデモート卿を殺すための秘密を探らないといけない。
今のところ、分霊箱が複数存在し、それを全部破壊すりゃ簡単に殺害できると推測した。--
分霊箱は複数存在する。これはもう確定事項だ。
ならばいくつだ? あの愚か者はいくつ作った?
そして、その分霊箱は今どこにある?
残念ながら、その答えを示すものは『知識』にない。
しかしヒントは今、この手の中にある。
この分霊箱たるティアラ! これがどういう基準で分霊箱に選ばれたのか!
それさえ紐解けば、他の分霊箱の在り処、その存在も予測が出来る!
(´・ω・`)ヴォルデモート卿の命がアブナイワ(棒読み
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