戻る(・ω・`) |
銀河英雄伝説 二次創作【37】-【10】 銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者Ver2 【第三章:エリート士官エリヤ・フィリップス】 【2部 第六次イゼルローン要塞攻略戦が失敗した件 【ブログ】 作:甘蜜柑 |
カウンター日別表示 |
第27話:グリフォンが羽ばたく時 794年11月28日〜12月1日 イゼルローン要塞正面宙域
主人公(中佐) (´・ω・`)イゼルローン要塞攻略案担当が、フォークな件・・・
フォーク (´・ω・`)火力重視のミサイル艇で要塞に壁空ける作戦!
主人公(中佐) (´・ω・`)(前の世界で大失敗した作戦じゃないか!やばい!やばい!たくさん味方が死ぬ!)
フォーク (´・ω・`)大丈夫!ホーランド少将が頑張ってくれるから!
主人公(中佐) (´・ω・`)そいつ、前の世界でラインハルトに殺されとるがな・・・
フォーク (´・ω・`)大丈夫!敵が警戒している事を前提に作戦たてた!
主人公(中佐) (´・ω・`)(前の世界で失敗してるって言いたい。
アー ヤンと仲良くしたいー。でもドーソン少将に睨まれて酷い事になるしどうすればいいんだー!)
☟
同盟軍三万五〇〇〇隻、帝国軍は二万三〇〇〇隻、
メルカッツ大将(´・ω・`)
ホーランド少将(´・ω・`)帝国軍の隙をついてイゼルローン要塞にミサイル攻撃ー!
ラインハルト(´・ω・`)奇襲攻撃に対して奇襲攻撃をかけて返り討ち!
ホーランド少将(´・ω・`)ぎゃー
主人公(中佐) (´・ω・`)あ、ありえない。
ラインハルトありえない。あいつ人間じゃない。
やはり、ラインハルトは現人神だ。人間界を征服するために天上界から降り立った軍神だ!
ホーランド少将(´・ω・`)このままじゃ戦死しちゃう!助けて!
☟
●第28話:英雄伝説の開幕 794年12月1日〜11日 イゼルローン要塞正面宙域
ホーランド少将(´・ω・`)ミサイル艇900隻中700隻やられてもうた。
同盟軍(´・ω・`)帝国軍の長期戦になって辛い。
向こうは補給拠点イゼルローン要塞があるから兵站が楽だけど、戦うたびに物資を消費しすぎてこのままじゃ詰んでまう・・・
こうなったらシェーンコップ少佐に復讐戦やらせて同盟軍の士気をあげるしかない!
☟
同盟軍(´・ω・`)帝国のリューネブルクぶっ殺したけど兵站がますます辛い・・・士気上がってもこれじゃ勝てんがな・・・
イゼルローン要塞がある帝国軍が羨ましい・・・水素エネルギーや対艦ミサイルがほぼ無尽蔵に供給されるとかチートすぎる・・・
こうなったら頭脳チートのヤンに作戦作らせて頑張るしかない!
主人公(中佐) (´・ω・`)よっしゃ!ミラクル・ヤンの出番キター!
ヤン(´・ω・`)帝国軍は武勲が欲しい武将だらけだから、武勲を目の前でチラチラ見せたら食いついてくる。
そこを叩けばいいんじゃね?
主人公(中佐) (´・ω・`)て、天才的だ!
ヤン(´・ω・`)そんで叩いた後にイゼルローン要塞に接近して攻略すればええんだよ。
イゼルローンハンマーで味方ごと撃たれたら大変だけど、貴族の将校が多数いる戦場でそんな事したら、謀殺されるからやらないはずっ・・・!
☟
ヤン(´・ω・`)ラインハルト対策の作戦案もだして、イゼルローン要塞陥落寸前まで行ったけど、数百隻を率いたラインハルトの艦隊に阻止されてもうた。
撤退しましょう!このままじゃ大打撃を受けます!
同盟軍(´・ω・`)勝利しないと批判されるからやだ!お前はもういい!下がれ!
ヤン(´・ω・`)
帝国軍(´・ω・`)ラインハルトの攻撃で混乱している同盟軍をトールハンマーで大量虐殺!
ずっと俺のターン!無駄っ!無駄っ!無駄っ!無駄っ!無駄っ!無駄っ!無駄っ!無駄っ!無駄っ!無駄っ!
同盟軍(´・ω・`)うわああああああ!!!トールハンマーで膨大な艦艇が吹き飛んだあああ!!大失敗だ。同盟軍の大敗北だ!
●第29話:揺らぎの時
794年12月8日〜795年1月下旬 総旗艦アイアース〜オリンピア市
同盟軍(´・ω・`)という事で第六次イゼルローン要塞攻略戦は大失敗!大被害出て終了!
一〇兆ディナールもの巨費を費やした遠征が失敗に終わったから、市民達が大激怒!
だから、たくさん英雄作って誤魔化すわ!ヤンも評価したる!
主人公(中佐) (´・ω・`)でも、大敗だから同盟マスコミから批判されまくってボロボロだ・・・
同盟軍(´・ω・`)ヤン代将を戦史研究部長にして栄転させるわ!
今回の遠征で良い功績を上げた数少ない人だからな!
主人公(中佐) (´・ω・`) (でも、今の同盟政府。軍事予算で借金だらけすぎて詰んでる・・・なぜこうなった・・・フェザーン人が国債購入するおかげで、どんどん同盟の富が流出している件)
←前のページ | 次のページ→ |
銀河英雄伝説 エル・ファシルの逃亡者Ver2 【第三章:エリート士官エリヤ・フィリップス】 【2部 第六次イゼルローン要塞攻略戦が失敗した件 |
27-30話 | 2015年 5月 29日 | ||
俺の頭の中に浮かんだのは、イレーシュ中佐が例にあげたブルース・アッシュビーではなく、ラインハルト・フォン・ローエングラムやヤン・ウェンリーだった。彼らの輝きを目にした者は、肯定と否定の二択しかできなかった。無視するにはあまりに輝きが強すぎたのだ。 「かつて、帝国軍の名将シュタイエルマルク提督は、『帝国軍の高級士官は戦場を武勲の立てどころとしか考えていない。同僚と協調する気もなければ、部下をいたわる気もない』と苦言を呈しました。帝国で刊行されている『帝国名将列伝』では、上官の制止を振り切って出撃した話、武勲ほしさに軍規違反を犯した話などが、美談として紹介されています。彼らのメンタリティは軍人ではなく武人。そこに付け入る隙があります。武勲をちらつかせるのです」 帝国軍の新手がどんどんやってきた。そして、先を争うように突撃していく。味方の進路を妨害するように布陣する部隊もいる。誰もが目先の武勲だけを考えている。醜態の一言に尽きた。 ミュッケンベルガー元帥、メルカッツ大将、フォルゲン大将らは、功名心にはやる部下を抑えきれなかった。これは彼らの能力の問題ではない。自己中心的な帝国軍人の気質、そして団結心を持ちにくい制度を採用する組織の問題だった。
ヤン作戦副主任の言葉はのんびりとしていた。だが、その真意を理解した時、一同は納得すると同時に戦慄を覚えた。 誇り高い門閥貴族は一族の仇を決して許さない。そして、権力者の怒りを買った者が『病死』や『事故死』を遂げるなんてことは、帝国では珍しくもないことだ。前の世界では、ブラウンシュヴァイク公爵の一門を処刑したウォルフガング・ミッターマイヤーが謀殺されかけた。大勢の門閥貴族の子弟を吹き飛ばしたクライスト大将の急死。その前例がある以上、並行追撃は有効足りえる。 要塞正面の両軍主力は接近戦を展開している。ウラン二三八弾と短距離ミサイルが乱れ飛ぶ。単座式戦闘艇が密集した艦艇の間を飛び回る。中和磁場が意味を成さない戦場だ。 (´・ω・`)数百隻で3万隻を翻弄した事よりも、100%明らかに死ぬ戦場に士気崩壊させずに付いてこられる部下達が凄い。つまり、ラインハルトのカリスマがすごい件 |
←前のページ | 次のページ→ |
戻る(・ω・`) |