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銀河英雄伝説[34]-【7】    【azuraiiruの作品集
銀河英雄伝説〜悪夢編F【七章 アンネローゼと離婚】


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                      ,r1 {:::;::::::.  } {!  リ {{ {i:|{:、  ヽ
                        〈 | l V:::}::::ノ,リ ` ( -‐\ヽ: ::..   、\ 二人の最高権力者と結婚して
                      〈 }   V:::/'"´_ヽ.   rぃtヾヽ 、::... ヽ.ヽ 離婚した魔性の女性になりました。
              . ‐_二 ‐-、__\__ _ Y{.zゞ-'` }  ´  ノ,   }::::  i ', by アンネローゼ
             //::_::-‐:. .. _,.-f´:;/~ハ ヽ\  ノ   ーァ,   ノ:::/.:. } }
               i..:::;: -‐ニ:_:::>'´ ̄ヽ:::},ノ ヽヽ ` ´   〃   !/:::〃// ,'
                 j/:::::::::;>'´     ノ〃 :.:リノ ー==' {{   {{::{::i: l{:{  、__ノ
          ト、___ノ::;. -‐'´     ..::://  :::/:\     ヽ   . ヽ::::. ヽ.  \
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(´・ω・`)アンネローゼと離婚する【七章 アンネローゼと離婚】だよ。
ラインハルトとキルヒアイスは別々の場所に左遷って事で、とっても主人公が恨まれる末期的な環境になっているんだ。
(´・ω・`)次の章でアンネローゼ暗殺されているし、アンネローゼが幸福になる機会は、原作よりも存在せぬ(キリッ

●オーベルシュタインを可愛がりまくって、とても良い重臣扱い。

●ラインハルトとキルヒアイス?昇進なしでバラバラの場所に配属だよ → 主人公を余計に恨んだ。

●アンネローゼの意志で主人公と離婚し、主人公はバツイチになる。200万帝国マルクのお金をアンネローゼに離婚記念にプレゼントした。

●姉と離婚した事で激怒状態のラインハルトをフェザーンにプレゼント。そこには追放した貴族達が大量にいるから、反帝国の戦力なら組みやすい。

●アンネローゼと離婚したから主人公はボッチで悪夢(ブワッ

●ザビーネ達の婚約の噂が勝手に広がる。つまり、ロリコン認定されそうになった。


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銀河英雄伝説〜悪夢編  【七章 アンネローゼと離婚】    作者:azuraiiru  Z 42-51話  2013年 11月 26日

    第四十二話 オーベルシュタイン、俺が可愛がってやるぞ --「オーベルシュタイン准将が処刑リストを作ってもってきてくれた。
主人公は処刑せずに、ほとんど財産没収した上での国外追放で貴族達を許してやり、オーベルシュタインを准将から少将へと昇進させてあげた。

軍務経験がないと周りから舐められるので、オーベルシュタインに分艦隊司令官の仕事をプレゼントしてあげて徹底的にオーベルシュタインを酷使して可愛がる!

あとの問題は嫁のアンネローゼの弟のラインハルト、キルヒアイスだけである。
今回の戦いは大勝利だったが、ラインハルトだけ昇進できなくて涙目状態! 
 --

「それとキルヒアイスと離れる事になりました」
 「ジークと?」
 「ええ、キルヒアイスは中佐に昇進して巡察部隊の司令になる事が内定しています」
 「……一体何が有ったの?」

 二人の事を決めたのは夫だろう、一体何が有ったのか……。二人は何も答えない。多分、この二人は夫を怒らせた、失望させたのは間違いない。一体何が有ったのか……。
(´・ω・`)将来的に殺し合う仲になりそうでワクワクした。

第四十三話 一度はっきりさせようよ---ラインハルトとキルヒアイスをバラバラの場所に配属させたのは、二人が軍の中で浮いているからだった。
ラインハルトは今まで何回も暗殺されそうになる度に、キルヒアイスに助けられた経緯があるので、すごく依存しすぎている。
それを絶ち切るために二人を離れ離れにした!

おかげで目茶苦茶恨まれている!
--
 「多分あの二人は軍幼年学校に入ってからは周囲から受け入れられなかったのだと思う、皇帝の寵姫の弟として色眼鏡で見られその所為で自然と自分達は周囲から受け入れられない存在なのだと思ってしまった、周囲には敵しかいないと思い込んだ……。十歳の子供には厳しい環境だ」
 「そんな……」
 夫が首を横に振った。

 「アンネローゼ、お前の所為じゃない。周囲が敵だらけなら用心深くなるか攻撃的になるかだ。あの二人は攻撃的になる事を選んだ、お前が選ばせたわけじゃない」
(´・ω・`)主人公さんのおかげでラインハルトの人生にキルヒアイスはいれど、キルヒアイスが周りにいない環境で暮らさないといけないから難易度高そうだ。

第四十四話 これで俺もバツイチだ-貴族の政治勢力の誕生を阻止する方針なので、味方してくれたマリーンドルフ伯爵家以外は処分した。
そして、嫁のアンネローゼに離婚届けを出し、返上させた領地を本人に返還させ、二百万帝国マルクをプレゼントして主人公はバツイチになる。

こんな事をしたので主人公に対し激怒状態のラインハルトをフェザーンにプレゼントした。
あそこは貴族達が大量に亡命しているので、反帝国の戦力なら簡単に作れる場所になっている。 
 --

第四十五話 俺は宇宙一のヘタレ夫だ -アンネローゼと離婚した事で主人公は更に孤独になった。
家庭でも1人。この状態で銀河帝国そのものを支えて改革しないといけないボッチ指導者!
--
後は同盟だな。まず捕虜の待遇改善を行う。帝国の支配者が変わった事でこれまでの帝国とは違うという事を捕虜の心に刻みつけるんだ。その上で捕虜交換を行う。その際、捕虜達には同盟政府が捕虜達を見捨てようとしたことを伝える……。捕虜達は一体誰を信じるかな、同盟政府か、それとも……。まあ同盟政府はちょっとした爆弾を抱える事になる。俺が唆さなくても反乱が起きるかもしれないな……。

 スープが冷めてしまったな、もう一度温め直すか……。この家に一人で居るのは辛すぎるな、でもこの家を失うのはもっと辛い。ここを失えば俺に残るのは執務室での記憶、立ち去る後ろ姿だけになってしまう。ここに居よう、地獄かもしれない、だが甘美な地獄だ、冷酷非情と言われ内実はヘタレな俺には相応しい居場所だろう……。
(´・ω・`)なるほど、こりゃ主人公は悪夢だわ。嫁すらいない(キリッ

第四十六話 俺ってそんなに嫌な奴か?--ヤン達にとっての悪夢が起きた。
主人公が銀河帝国の内乱で勝ちあがり、来年には大規模な出兵をしてくる予定になっている。
まさに無理ゲー!

今までのやり方を考察すると、主人公の人物像はとっても冷酷で残忍で嫌な奴だとヤンは思った。
 --
「あとは自らの力で権威を確立するという方法も有ります」
 「というと?」
 「外征により圧倒的な戦果を挙げる。同時に政治改革で帝国民衆の圧倒的な支持を得る。ナポレオン一世はそれによって皇帝になりました。ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムだって連邦市民の圧倒的な支持で皇帝になったんです。彼も同じことをするかもしれない」
 「なるほどな」

(´・ω・`)ヤン達がかわいそうに思えてきたけど、嫌な奴だと勝手に思われている主人公も可哀そうだった。

第四十七話 俺はロリコンじゃない!--主人公は帝国の最高権力者になったので、エリザベート達を嫁にするんじゃないかと思われていた。
アンネローゼと離婚しちゃったせいで、そういう風に憶測されている。
つまり、ゴールデンバウム王朝の血を引く女と結婚して、更に地盤を強固にしようと勘違いされているのだ。

主人公の目的は、ゴールデンバウム王朝消滅させて、自力で皇帝陛下になる事なので、そんな事はやる予定はない。
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第四十八話 感情がモロ見えなんだよね--ラインハルトは主人公から自由惑星同盟のヘンスロー弁務官と接触を持つように命令された。
ヘンスロー弁務官はアドリアン・ルビンスキーの飼い犬である。

フェザーンに関心を持たない振りをして、フェザーンも同盟も一気に仕掛ける気だ。
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第四十九話 本当は臆病だったのかも -シャフハウゼン子爵を利用して、捕虜の交換交渉をわざと失敗させた。

主人公はルドルフ大帝の事を考察し、色々と話している。
衆愚政治の復活を恐れて専制政治にし、それを500年常態化させ、神聖不可侵であり続けたので、役に立っているといえば役に立っている。
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「彼らが恐れ、憎んだのは何だったのか? 分かりますか?」
 俺が問い掛けるとヴァレリーとヒルダが顔を見合わせたがおずおずとヴァレリーが答えた。
 「……衆愚政治の復活、でしょうか」
 「そうですね、衆愚政治だけとは限りませんが政治的、社会的混乱だと思います」
 俺が肯定すると二人が頷いた。

 「彼らは銀河連邦末期の政治的、社会的混乱をルドルフ・フォン・ゴールデンバウムというカリスマの出現によって解消し安定させることが出来ました。但しそれは本来なら許されない首相と国家元首の兼任、そして終身執政官というこれも本来なら有り得ない役職を創設しての事です。言ってみれば非合法な手段によってルドルフに権力を集中させ政治的、社会的安定を作り出した、それ無しでは為し得なかった……。その事は誰よりも彼ら自身が分かっていたのだと思います」
(´・ω・`)当時の民主主義に絶望し、最悪にも最良にもなる政体を選んだ結果がこの有様だよ。

第五十話 誠心誠意嘘を吐く--キルヒアイスは辺境の警備艦隊の所属になったので功績を立てられず最悪だった。毎日が同じ一日なので退屈である。
主人公に左遷されたとしか思ってない。

更に主人公が三百万の同盟軍捕虜の交換を持ちかけてきたので、同盟がそれを受け・・・・主人公が同盟の捕虜達の間に不満が広がるように宣伝しまくり、将来の同盟の死亡フラグをプレゼントしていた。 
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『非は同盟にある。だが私は帝国宰相としてイゼルローン要塞に使者を送り同盟政府に対して捕虜交換を申し入れた。当方の条件は唯一つ、同盟政府の謝罪、私が要求したのはそれだけである。ただ一言、あれは過ちだったと謝罪してもらえれば良かった。だが彼らはそれを拒否したのだ。過ちを認めることを拒否し、そして交渉は打ち切られた。何という傲慢! 何という不実! 何という無情! これが同盟市民によって選ばれた政府のする事なのか、彼らは自らの手で同胞を切り捨てたのだ……』
 ヴァレンシュタイン元帥の目から涙が一筋落ちた、また一筋……。

(´・ω・`)タイトル通り、誠心誠意の嘘で良い内容だった。

第五十一話 暫くそこでもがいていろ--同盟の死亡フラグが見事に炸裂した。
捕虜交換で戻ってきた兵士達は、政治不信に陥り、二度と戦争なんてしねぇー!とデモを繰り広げている。
トリューニヒト政権は終了目前よ!
300万人の捕虜で兵士に戻ったのは、たった1万人!
同盟は299万人の不穏分子を抱える末期的な事態だった。
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お互い視線を交わすことは無い、窓から外を見ている。ホアンの事務所の窓からはデモ隊が通りを練り歩いている光景が見えた。参加人数は二千人を超えるだろう、彼らはいずれも手に警戒杖や警棒の類を持っている。彼らの掲げる横断幕には“トリューニヒトの嘘吐き野郎”、“お前達は俺達を切り捨てた”、“国家のためになど二度と戦わない”等の言葉が書かれていた。そして口々に政府を誹謗する言葉を叫んでいる。此処だけでは無いだろう、おそらくは他の場所でも同じようなデモが起きているはずだ。
(´・ω・`)同盟のヒットポイントはもうゼロよ。

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