銀河英雄伝説[34]-【6】 【azuraiiruの作品集】
銀河英雄伝説〜悪夢編 E【6章 帝国の内乱】
__,、-''"¨´ ̄ ̄`¨゙ヒー-:、,,_
,r''" ,, ,,ニ、 `ヽ、
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,/ 〃 丿 ゙l, ,/ ゙i,
〃 彡 7゙ リ |' . i ゙ヽ、 主人公に銀河皇帝陛下の地位を奪われて絶望じだ!
/ , ゙i, f r' 〃
ノ!、| i l ミ、 l 未だに私は少将の階級である事に絶望じだ!
,i',f";i' | } い ,/ ,/゙i(、い |
!、 ご゙ { 主人公ざんを憎むしかない!
l_| i ,, _彡'"ノヒ人( f ,/ _,,ニゝヾミ、ミーヽ |
ゝ| i l 「"´┬ヲ=,(( '''"r┬テ;ァ Jf`:、ミ:、l リ by
原作だと既に公爵の地位まで得ているはずのラインハルト
`'ゝミート  ̄ ,}`  ̄ =彳! ト ソ
)ハ / i',ノ,イ川:リ)
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ミヽ、 `ニ'" /
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,)介、 _,/ /´「ノ ,ソ
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f⌒゙し|(_ノノ|゙i、__ _ ,i'`ー---===,,,,,_二ニニ''ー-z=
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(´・ω・`)銀河帝国で内乱が起きるけど、原作と違って同盟軍が出兵してくるわ、主人公に銀河帝国の再建が委ねられて過労死しそうな【6章 帝国の内乱】だよ。
(´・ω・`)ようやく悪夢の意味を理解した。
序盤から苦しくて難易度が高い上に、憎んでいる銀河帝国の再建をやらされる銀河帝国皇帝陛下の立場をプレゼントされちゃうから、タイトルが悪夢なんだ。
その上、ラインハルトに憎まれて内部に厄介な敵が残ったまま状態!
●帝国の内乱。ラインハルトを主人公さんの元帥府に入れて、18個艦隊体制。
↓
●ラインハルトとキルヒアイスが主人公の事を凄く恨んでる。アンネローゼを不当に扱ったと思い込んでる。
↓
●内乱中なのに自由惑星同盟が艦隊率いて出兵してきた。目的は帝国を荒らすだけ荒らして、帝国の混乱を助長する事
↓
●門閥貴族連合軍も同盟軍もどっちも一方的に壊滅させておしまい。
同盟軍の方は捕虜達の喜ぶ映像を流しまくって混乱している隙をつき、1個艦隊で返り討ちにした。
↓
●リヒテンラーデ侯爵も暗殺の罪で自殺させて排除し、銀河帝国の皇帝陛下の地位をゲットする寸前
銀河英雄伝説〜悪夢編 【6章 帝国の内乱】 |
作者:azuraiiru |
Z |
30-41話 |
2013年 10月 26日 |
第三十話 地雷女って何処にでもいるよな -ベーネミュンデ侯爵夫人が自殺に見せかけられて殺された事件を調査したら、ブラウンシュバイク公の息のかかった金融業者に行き着いた。
主人公は次の内乱のために、ラインハルトとキルヒアイスを自分の元帥府に入れるつもりである。 --
第三十一話
オーベルシュタイン、お前は頼りになる奴だ-オーベルシュタインは、主人公の負担を和らげてくれる素晴らしいキャラだった。
将来の処刑リストを作ってくれるし、オーディンに残しておけば監視役になる。
アンネローゼ?内乱で死亡したらそれでいいと主人公は考えている。
もしも生き残る事が出来たら、アンネローゼを大切な妻として扱うつもりだった。--
第三十二話
待っていたぞ、お前が来るのを -門閥貴族連合軍は烏合の衆なので3000万の兵力でも特に問題はない。問題は専門家の同盟軍の方だったが、原作同様に捕虜交換の時に内乱になるように工作するので問題がない。
今まで悪夢だらけだったけど、ここに来て主人公さんは絶好調だった。
アンネローゼはラインハルト達が3000の兵を率いて守っている。 --
「大丈夫なのですか?」
私が問い掛けると夫は軽く頷いた。
「心配はいらない。この館はミューゼル少将とキルヒアイス少佐が三千の兵で警備をしている」
「ラインハルトが……」
夫がまた頷いた、そして苦笑を浮かべた。
(´・ω・`)ラインハルトすら幕僚として迎えている時点で、主人公の悪夢が終わった・・・?
第三十三話
少し頭を冷やしてこい! --石器時代の原人さんにラインハルトの姉が馬鹿にされたので、ラインハルト少将が激怒した。
それを主人公が諌め、頭を冷やせるために24時間の自室謹慎を言い渡す。
--
´・ω・`)・・・・これは、将来ラインハルトが敵になるフラグだらけだわ。
第三十四話
擂り潰してやるさ --オフレッサー上級大将を捕虜にしたので、ガイエスブルクに返す事にした。
フレーゲル達8人を処刑したという情報を流した上での返還なので、確実に門閥貴族達はオフレッサーに疑念を抱き、原作のように処刑してくれる事を望み、その上でフレーゲル達を送り返す事で、門閥貴族達の結束をバラバラにするのが目的である -
「では例の八人は如何します?
ずっとブリュンヒルトに拘留するのでしょうか?」
総参謀長が小首を傾げている。
「オフレッサーが裏切り者として処断されたらガイエスブルクに帰しますよ、彼らに自分達が騙されたのだと分からせないと」
「なるほど」
「騙された事が分かればプライドの高い彼らの事です。怒り狂って攻め寄せて来るでしょう、そこを叩く。……今のままではガイエスブルクで要塞攻防戦になりかねません。時間もかかるし損害も大きくなるでしょう、それは避けたいと考えています」
´・ω・`)この作品のタイトルの悪夢の意味がわかった。主人公さんを含めて全員が悪夢なんだ。結構、良い扱いされてきたオフレッサーが、このシリーズでは原作と同じ扱いになる。
第三十五話
負けたら死ぬ、勝ったら…… -キルヒアイスが主人公の事を凄く恨んでいた。
アンネローゼの爵位と領地を返上させた上に、ラインハルトに冷たく当たったせいである。
でも、今はそんな事よりも内乱状態で同盟軍が出兵する気満々なのが問題だった。 --
“そうだなあ、確かにそんな感じがするよ”
“少しはわきまえてもらわないと。もう皇帝の寵姫の弟じゃないんだから。司令長官に迷惑をかけるなんて論外だよ”
“わきまえるだろう、司令長官がガツンと言ったんだから”
“だといいけどね”
ラインハルト様は決して皇帝の寵姫の弟であることを利用したことなどない。アンネローゼ様に迷惑をかけるようなことなどしてこなかった。何よりもそれを願ってきた、それなのに……。あのまま辺境に居た方が良かったかもしれない。辺境で貴族連合の領地を制圧し、メルカッツ提督に協力する。
´・ω・`)これはもう、将来の敵フラグ。きっと自由惑星同盟に二人は亡命する(キリッ
第三十六話
来たよ、来た来た、ようやく来た --同盟軍は軍の混乱が少なかったので、すぐに出兵が出来た。
なぜなら、焦土戦術やるような銀河帝国が捕虜交換を本当にやるとは思えず、ただの時間稼ぎにしか見えないからだ。
同盟は帝国の混乱を助長する事で、先の大遠征による大敗を補う気である。-
当初帝国と同盟は内乱終結後に捕虜交換を行う事で合意していた。昨年の帝国領侵攻作戦で大きな損害を受けた同盟としては願ったり叶ったりだった。帝国が内乱で混乱する間、同盟は国力回復に努める。そして内乱終結後は捕虜交換で将兵を補充する……。だが実際に帝国内部で内乱が発生すると同盟市民の間から出兵論が出始めた。
“焦土戦術を使う様な敵が捕虜交換などするだろうか、民衆を飢餓に追い込むような帝国が捕虜を気にかける事等有り得るはずもない。捕虜交換は時間稼ぎだ。ここは出兵して帝国の混乱を助長すべき、それこそが同盟の国力回復に役立つだろう”
´・ω・`)珍しく同盟が正しい選択肢を選んでるぞっ・・・!やっぱり主人公さんには悪夢な試練だらけだわ。
第三十七話
俺って役に立つだろう -ガイエスブルク要塞にいる貴族達を挑発して、さっさと戦争を終了させるべく行動した。
オフレッサーを無実の罪で処刑したり、貴族の爵位がない8人に爵位つけて呼ばせている事を馬鹿にしまくった事で、門閥貴族連合軍は激怒する!。
その結果、15万隻の艦艇が出撃してきた。
15万隻の大部分を引き摺りこんで圧勝した事で・・・・・ラインハルト以外は喜んでいる。
明らかに将来的にラインハルトが敵に回るフラグ! --
或る者は頬を上気させ、或る者は興奮して艦橋をうろうろと歩き回っている。そんな中、ラインハルトとキルヒアイスだけが興奮を共有していない。自分達ならもっと上手くやるとか思ってるんだろうな。まあオリジナルはラインハルトだ、否定はしない。
貴族連合軍は十五万隻で攻め寄せてきたがこちらの縦深陣に捕まり逃げ帰ったのは四万隻に満たない兵力の筈だ。それ以外は大部分を撃破した。戦場から逃亡したのはほんの少しだろう。リッテンハイム侯は第四陣の辺りで戦死したようだ。アイゼナッハとルーディッゲだな。二人ともいい仕事をした、後で誉めておかないと。
´・ω・`)ラインハルトを敵に回すフラグをたくさん踏んでいる主人公さんを見るだけで、ラインハルトが敵になるんだと理解した。
第三十八話
傍に置くのには理由が有るんだ --ラインハルト達が主人公の元帥府で浮いていた。
なぜならラインハルト達は主人公に敵意を持っており、それゆえに周りから浮いているのである!
あと、同盟軍の出兵した艦隊の方は楽勝で壊滅させられたので特に問題はない。
大勢の捕虜の帰還できる事を喜ぶ映像を延々と流されたせいで同盟軍が大混乱し、そこを攻撃しただけで5割の損害を負わせて大勝利だった!
-
「帝国軍は最初から二段構えだったのでしょう。こちらが捕虜交換を重視すれば帝国領侵攻は無い、しかしそうでない場合には捕虜の声を聞かせる事で混乱させる……」
「なるほど」
溜息が出た。さっきまで楽しんでいたコーヒーももう味わって飲む事は出来ない。ただ苦いだけだ。
「何の益も無い出兵でした。ただ損害だけを受けてきた」
「そうだな」
「問題になりますよ、これは。成果が出たならともかく被害だけを一方的に受けて敗退したんです。これなら捕虜交換が行われる事を信じた方が良かった、そんな声が上がるはずです。実際、帝国が約束を反故にすればそれを非難する事で国内を纏める事も出来たでしょう」
´・ω・`)あれ・・・・?主人公にとって悪夢の展開だと思ったら、いつの間にか全部終わってた。
一方的にどっちも壊滅しておしまいだから難易度イージーだ。
第三十九話
赤かったから吃驚したよ -ガイエスブルク要塞が降伏したことで内戦は終わった。
主人公は生きている貴族の遺族の皆さんに、静かに暮らせばゆっくりできるよ!不満を漏らしたら酷い目にあうけどね!と言葉で脅して簡単に終わった
--
証拠は?」
「シュトライト准将」
司令長官の問いかけに黒髪の士官が隣に居た士官に声をかける。ようやく分かった、黒髪の士官がアンスバッハ准将、もう一人がシュトライト准将だ。そしてシュトライト准将が上着のポケットから何かを取り出した。何それ?
レコーダー?
´・ω・`)今度は何の証拠だろう。
第四十話 抜いた以上容赦はしない -リヒテンラーデ侯が主人公を暗殺を指示した証拠品が発見された。
二つの公爵家の再興と引き換えに、主人公を要塞内部に招き寄せて殺す手筈になっていたのである。
これで、裏切り者となったリヒテンラーデ侯を排除する大義名分を得た。
今の皇帝陛下が死亡したとしても特に何の問題もない。
既に妊娠八カ月の生まれてすらいない赤ん坊を傀儡にすれば楽勝だ
--
『……出来るのか、あれは無双の戦上手だが』
『降伏して要塞内に招き入れます、そこでなら可能でしょう。ヴァレンシュタイン元帥は例の事故で身体を動かすのに支障が有るようです。成算は十二分に有ります』
痛いほどに皆が張りつめている。今此処で誰かが我々を襲うかもしれない、そう思うと心臓が押し潰されそうな圧迫感を感じた。
『……ブラウンシュバイク公爵家とリッテンハイム侯爵家は廃絶する、それは動かせぬ。だが事成就の暁には二年を目処に両家の再興を許す』
『おお』
裏切ったか、リヒテンラーデ侯……。
´・ω・`)原作同様に進まない所は謀略で補っているから、周りから凄い評価されそうな主人公さんだった。
第四十一話
助けてくれ、過労死しそうだ-リヒテンラーデ侯を排除し、帝国の再建は主人公に委ねられた。
再建するためにはゴールデンバウム王朝を終了させる必要があり、主人公は皇帝陛下にならざる負えない。
主人公は過労死しそうな仕事の多さに、ゆんやー!--
「先帝陛下は帝国をこの緩慢な死から救う方法を考えました。方法は一つ、絶対的な権力を持つ人物を作り出し、その人物にこの帝国を預けるというものです。絶対的な権力を持つ人物だけがこの帝国を再建できる、そう考えたのですよ」
「馬鹿な、……卿は一体何を言っているのだ」
リヒテンラーデ侯の声が震えている。いや、声だけじゃない、身体も震えていた。
「分かりませんか?
この内乱は先帝陛下とその協力者であるグリンメルスハウゼン元帥が作った壮大なゲームなんです。平時では絶対的な権力を持つ人物を作り出す事は出来なかった。だから内乱を起こす事で作り出そうとしたんです。ゲームの名は帝国の覇権、覇権を握った人物には帝国の再建が委ねられる。いや必然的に帝国を再建せざるを得ない立場になる……」
´・ω・`)過労死皇帝さんにオラはなる!
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