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銀河英雄伝説[24]_H
銀河英雄伝説 仮定未来クロニクル H

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(´・ω・`)ラインハルトと↑ヒルダの息子アレク大公が、ゴールデンバウム王朝最後の皇帝になる予定だったカザリンの事を好きになる初恋短編ストーリー。

君主が暴君にならないように、その前に歯止めをしろとか、そんな予防措置を兼ねた教育もやっているお話さんだった。

将来的に新銀河帝国は、旧同盟領の共和制の関係でイギリスみたいな国家になるっぽい感じだね。

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銀河英雄伝説 仮定未来クロニクル  【九章 新帝国暦10年5月 小さな星の誕生歌】      ハーメルン  作:白詰草  S  7話   2013年04月02日 

     星路のサーガ --新領土は200年の歴史しかないために、難所が数多く存在していた。その航路の開発も新銀河帝国の仕事であり、旧同盟軍の人材が数多く必要だったのだが・・・・すでに民間にほとんど雇われている高給取りになっているので、人材の確保が難しい。--
(´・ω・`)今思うと、航路情報なし状態でイゼルローン回廊発見して通過して、ハイネセンに行くとか、なんという無理ゲー。

天と地、光と音  --ラインハルトが親友キルヒアイスを持っていたせいで、仕事仲間とか友人とか全くいない状態であり、ラインハルトの死後に、そのツケを払う事になった。
多くの貴族達は見下されている事を知りながら、心の中では従わず、生前のラインハルトの言葉一つ一つを使って、足を取ろうとしてくるのだ。
彼らはラインハルトの手よって、宇宙の長きに渡る戦争が終わりを告げた事を忘れてしまっている。
 --
「あの子の言葉が、あなたを縛ることになってしまったのね。
 でもヒルダさん、これが皇帝の言葉の怖さなの。
 言葉一つで誰かを処刑台に送ることもできるかわりに、自らの言葉に縛られるのです。
 あれは間違いだったと取り消すのは難しいこと。
 特に建国帝の遺訓とあらば、よほどの名君にしか取り消せないものです。
 そして、その間に育まれた考えを、完全に拭い去るのはもっと難しい。
 貴族も皇帝の言葉を利用するのです。言葉は大切に使わなくては。
 力を減じましたが、五百年近く社会を形作っていた人たちです。
 無碍(むげ)になさってはいけません。思わぬ報復をされます」

(´・ω・`)ラインハルトのその言葉を実現できる皇帝陛下とか、命幾つあっても足りないorz

黎明を支えるもの ---ヒルダは七年の時を費やして、皇太后に相応しい人物だと周りに認めさせた。ヒルダなりのやり方ゆっくりと、ラインハルトのような飛翔ではなく、徒歩の速度で歩みを続けている。--
(´・ω・`)ヒルダ皇后のお話さんとか懐かしい。色々とやり方を学んで7年も経過したんだね。

 記憶のレース --ラインハルトが皇帝の地位を簒奪した時、女帝カザリンは赤ん坊だった。カザリンの母親は成長したカザリンにアレク殿下に仕える事と、もしも善政をやらなかったら、王座を請求してクーデターやって始末しろと伝えた。--
「あなたから先帝陛下は譲位を受けられた。
 あなたには先々帝としての玉座の請求権がある。
 彼が暴虐の皇帝と化したら、彼を討つ剣を抜かせることができるのです。
 それを忘れてはいけません。でもね」

(´・ω・`)アレク殿下が暗愚ならクーデターを起こして始末しろぉっー!我が娘カザリンっー!
でも、暗愚になる前に気づかせてやるのが一番だぁっー!って要約してみた。


Daybreak Heartbreak --アレク殿下は、カザリンの事が好きだったが立場が叔母になるので、その関係は許されず、アレクの初恋は砕け散った!
好きになってもらうために、ラインハルトみたいに帝国を無事に統治しないといけない。--

「ああ、でも一目惚れした、大変な高嶺の花を射止めようとするなんて、
 そっちは絶対にヤン主席の影響だわ。もう、お恨みしますわ、ヤン元帥!」

 八つ当たりされた黒髪の魔術師だったが、彼ならばこう反論しただろう。

『いやいや、とんでもない。子は親を映す鏡といいますよ。
 ならその親は、本物の鏡を見るといいのではないでしょうかね』

(´・ω・`)死んだ後まで、ユーモア溢れるツッコミを入れられる有様だよ。
ヤンが死んだとは思えない存在感っぷり。


 誰そ彼の少女 彼は誰の少年 --ミッタマイヤーは貴族社会が色々と複雑で違う世界だと思い始めていた。子供が一人しかいない貴族は、その子供を余所にやる訳には行かず、付き合う相手は結婚する相手じゃないと駄目なのだ。--
(´・ω・`)良く考えたら、ラインハルト陣営って、下級貴族や平民がメインだったから、これからの貴族社会に逆に戸惑っているんだね。

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