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銀河英雄伝説[24]_F
銀河英雄伝説 仮定未来クロニクル F
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銀河英雄伝説 仮定未来クロニクル 【七章 新帝国暦4年/宇宙暦802年〜 時の間奏曲】【完結】    ハーメルン  作:白詰草   SSS   3話  2013年02月26日 

 『銀河英雄伝説の後日談短編集の7作目』
(´・ω・`)平和になったけど、これからは恐ろしいほどの人口爆発が発生する事が懸念されるから、避妊とかそういうのを頑張るために保険体育しようねってお話さん。

自由惑星同盟が16万人から200年で人口150億人に増やした方法とかも書いてあって、中々に斬新チックなお話さんだった。

帝国からの亡命者とかも含めた人口爆発だけど、放置した人口爆発は民生をぶっ壊すから、平和のためにも避妊しようね!ってのがいいね。



挽歌と子守唄 --ミッタマイヤーは政務を頑張っていた。あまりにも仕事が忙しいのでオーベルシュタインが居てほしいと思うくらいに頑張っている。そして、魔術師ヤンが残した構想を聞く事で、エル・ファシルが平和だったらとても素晴らしすぎる経済圏になる事を知り、同盟の企業の競争力が圧倒的すぎて困ってた。
そもそも・・・・・学力が違いすぎていて、基礎教育の時点で負けているからやる事が非常に多い。--
「旧帝国の階級の弊害と距離の暴虐だな」

 新領土の企業は貪欲だった。自社が競争に敗れても、入札の勝利者との取引を通じて、利益を生み出そうとする。これは国営化した帝国本土の企業には、一朝一夕に真似できない。バーラト星系共和自治政府の財務長官らや、旧同盟にフェザーンの財界人が口を揃えるように、民間に移管していくべきだろう。
(´・ω・`)これはわかりやすい距離の暴虐。戦場になりやすい場所に資本なんて投資するかっー!っていう意味の距離の暴虐だね。

鳥の詩――猛禽と金糸雀―― --ナイトハルト・ミュラーは困っていた。旧同盟領で目茶苦茶富んでいる二つの星の行政官が有能すぎるハンター行政官であり、旧同盟領の事を教えてくれる教材が・・・・10歳児用の教材なのである。
銀河帝国の人達は馬鹿にされていると思ってしまったが、10歳児用に書かれているので誰でも理解しやすく、人口爆発にも備えて保健体育の本もプレゼントされた。
そして、自由惑星同盟が200年で人口を一万倍にした秘密が解き明かされる。
その方法は遺伝子的に問題がない2万人の女性がひたすら妊娠しまくるという方法だった!
遺伝的に治せない子供は殺して、16万人から人口150億人にしたのであるっ1--

「そして、めでたく妊娠すると、妊産婦健診をします。だが子どもの病気が判明した。
 治せる子は、出生前、あるいは出産直後から治療する。
 治せないような病気であるなら、生むか生まざるかを選択しなくてはならない。
 そんな社会で生み育てることを貫くのは、非常に大変なことだったと申しておきましょう。
 旧同盟の医療はこうして発達しました。数多くの父母の涙と、涙も流せぬ子の命を糧にね。
 そのおかげで今がある。必要以上の検査はなくなり、障害者の社会保障も整いました」
(´・ω・`)今まで帝国からの難民っ!って感じで、脳内補完してた人口一万倍アップの所に視点入れるなんて斬新。
(´・ω・`)この視点は今までなかった。なんという超人口爆発。間違いなく宇宙を食いつぶすレベル。

 
槌音のピアノソナタ --かつての銀河帝国は極端な地方分権だった。地方が税金を上納しても、その分の金は地方に戻ってこないのだ。更に旧同盟の軍隊を完全に解体して解雇すると、若者の雇用がなくなってしまうのである。
そのため、各星系の守備隊という形で若者を雇い、職業訓練をやらないといけない。
そんな危うげな世界で、ヤンの妻フレデリカは人々を導き、ヤンの構想を実現するために頑張っている。--
「まったく、あなたが私の一番の難敵だったわ。
 あなたに比べれば、帝国の殿方なんてずっと楽な相手よ。
 ねえ、そうでしょう、不敗の魔術師さん。
 あなたに勝てなかった人たちが、私に勝てるわけないわよね」

(´・ω・`)雇用問題、ヤンの妻フレデリカの生きるための覚悟って奴だね。
(´・ω・`)あの短期間すぎる間に、2000万人も死亡したのかと思うと、アンドリュー・フォークの活躍っぷりが凄まじい。



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