(´・ω・`)君主が名君であろうとするならば、それは恐ろしいほどの孤独であるというお話さん。
かつてのオーベルシュタインの行動とか思いだしたりして、名君の理想像が辛すぎて大変なストーリー。
(´・ω・`)でも、ヒルダ皇后の相談役をアンネローゼの相談役にしたりして、少しでも自分の負担を減らそうと仕事をプレゼントしたりしているから、ヤン・ウェンリーのやり方を見習いながら、皇后として国を引っ張る立派な母になろうとしているお話さん。
黒檀と象牙――Ebony
and
Ivory―― --アンネローゼを誰と結婚させるかが、新銀河帝国の新しい問題になっていた。アンネローゼは30歳なので早めに子供を妊娠してもらわないと適齢期が過ぎてしまう。皇后ヒルダは相談相手のヴェストパーレ夫人に相談したが、彼女が結婚するまでの間しか相談できない。ヴェストパーレ夫人はエルネスト・メックリンガー元帥と結婚するので、これ以上懇意にすると軍部を割ってしまう可能性があるからだ。
でも、ヒルダはその問題をヴェストパーレ夫人をアンネローゼの相談役にする事で乗り切る事にした!
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(´・ω・`)膨大な権力を持っているせいで、君主は孤立してしまうっていう悲しいお話さんだと思ったら、アンネローゼ関係の厄介な事を、ヴェストパーレ夫人にやらせる事で楽をしちゃうお話さんだったから和んだ。
希望の蒼――Hope Blue――
-皇后ヒルダは、名君であろうとするなら、もっとも自由ではなく辛い道を歩まねばならない事を理解した。死んだオーベルシュタイン元帥の厳しい言葉も、この事を思っての事だとわかり苦しい思いをしている。
ラインハルトは死んだキルヒアイスの空白よりも、こっちの方が辛くないと思っていたから耐えられたのかはわからないが、ヒルダには辛い道のりだった。--
「なんて厳しいことかしら。
皇帝にしか自由がないのではないわ、フロイライン・クロイツェル。
皇帝こそがもっとも自由ではないの。名君であろうとするなら」
(´・ω・`)独裁国家の暴君としてふるまうなら、それなりに楽に生活できるだろうけど、超巨大帝国で名君として頑張らないと思うと本当に辛そうだね。
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