(´・ω・`)この四章は、帝国軍の若い将官達が規定の手続きを守るお役所仕事に慣れてないとか、自由惑星同盟は首都惑星ハイネセンを中心に発展したから、バーラト星系共和自治領が目茶苦茶儲かる立地条件だった事に、新銀河帝国が気づくお話さんだね。
ハイネセンを経由しないと、交通が不便すぎて洒落にならない有様だよ!
●フェザーン商人が、バーラト星系に投資しまくって将来の顧客を自分で育て上げようと頑張る。
●ハイネセンを中心に旧同盟領は発展したので、ハイネセンを確保しているバーラト星系共和自治領は凄く美味すぎて困る土地だと、新銀河帝国軍が今更ながらに気づかされちゃうお話さん。
魔術師のそろばん --帝国の駐留軍は惑星シロンを拠点にする事を決めたが、この惑星は問題点があった。なんと、農業豊かなのはいいが流星群が目茶苦茶やってくる時期があるので大変なのだ。
惑星ハイネセンを中心に同盟は発展したので、ハイネセンを経由しないと流通が厄介である。--
オルラウの説明は、非常にわかりやすかった。自由惑星同盟は、ハイネセンを中心に、放射状に発展していった国家なのだ。ミュラーは改めて実感させられた。イゼルローンの面々が勝ち取ったのは、交通の要衝でもあった。道理で、旅券法の制定を強く要望するはずである。交通網の中心を押さえている利益は、莫大なものとなろう。してやったりとほくそ笑む、薄茶色の瞳が脳裏に浮かんだ。
(´・ω・`)つまり一番儲かる惑星をゲットして、うはうはヘブン状態。領土はほとんど奪われたけど、利益のかなりを手に入れられる場所だから経済的に美味しすぎる有様だよ。
学校が行こう --困った。帝国軍が普通に若い連中がどんどん昇進しちゃった組織だけあって、お役所仕事とか通り越して、本人が苦情を言いに行ってくる事に、バーラト星系共和自治領は少し困っていた。--
魔術師のものさし --フェザーン商人達が飛躍していた。赤字覚悟で仕事を受けまくり、バーラト星系政府に投資して、新銀河帝国の各地に網を張ろうとしているのだ。--
一番うるさい軍事という長男は、大きく育ちすぎた。そろそろ仕送りを減らして自活の道を歩んでもらいたい。彼の下には、もっとお金のかかる民生と教育と医療という三兄弟が控えている。
(´・ω・`)軍が母親からお小遣いを貰ってるニートみたいな解釈で笑った。でも、深刻な雰囲気が伝わってくる。金のかかる弟達がたくさんいるんだね。
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