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銀河英雄伝説【10】-【9】  
亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流H
【七章 同盟でクーデター】
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     .,r'  , ,r'  ,〃   _,,..  `ヽ,
     f゙、、_(( !、 〃f゙r' ィ;ニ=-≡、 ミ!
    j゙`=ラ ``ーァァ-─''"⌒``ヾ:、 ミl 権力を得るのが大変だ!
    //,イ   ( (        `ト、 |  クーデター騒ぎの時に
   f゙ /i゙     `        トミ、゙!  オリ主に最前線で闘うように命令されてやばい!
   | /!     `ー'゙         !`ヾ,)  by トリューニヒト
   ∨〈 -==、,,_   _,,ィ===、 |`>ミ! 
    ゙>j :-=・=-冫 f -=・=-:.  i'゙,、iリ 民衆「「「「なんて勇気ある政治家なんだ!」」
   . |`! `ー '"/:  ` `` '´゙  !「l!リ 民衆「「「これは支持するしかない!」」
     l,{、    ヽ:  ,     /'r',/
     ゙`i:、    ,ィ,、 ,..):、   ./ rt'
      ゙i,゙;  , _,.,_,,,_ 、   ,ト'′
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(´・ω・`)同盟軍がフェザーンと貴族連合軍の両方を攻略した後に、同盟の首都で主戦派によるクーデターが起きたけど、主人公があらかじめ準備してたから、あっさりと鎮圧された【七章 同盟でクーデター】だよ。
(´・ω・`)これで同盟内の主戦派を叩きつぶした事になるから、和平へのハードルが一つなくなった事になるんだ。
この騒ぎで、トリューニヒトが英雄になれるように、主人公が最前線で戦わせたから、国民からの人気はウナギ登り状態。

●同盟の首都でクーデターが発生した。
クーデターした連中「帝国との戦争を継続するよ!
和平なんて許さないよ!
今なら帝国を叩きつぶせるんだよ!」


●でも、それは主人公とトリューニヒト達の罠だった!
主人公「俺のターン!
既に各艦隊司令官に話をつけて、美味しい汁を吸わせている!(帰還したら出世できる)
だから、お前達に味方する奴らはいない!」

クーデターした連中「?!!!」
主人公「更に、そのクーデターそのものが、同盟内部の主戦派を叩きつぶして、帝国との和平を結ぶために、こちら側が誘導したクーデター!
お前達が100%勝利できないように準備済み!
つまり、ずっと俺のターン!」

クーデターした連中「やる前から、敗北が決定してた。
なにこれ怖い。」

●アルテミスの首飾りなんて楽勝なのぜ!

●クーデターを、あらかじめフェザーンから戻しておいた2個艦隊で艦隊に鎮圧。

●トリューニヒトは最前線で兵士と一緒に戦ったから英雄になった!


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 亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流 【七章 同盟でクーデター】  作者: azuraiiru Z   114-117話  2014年 05月 16日
     第百十四話 暗闘-同盟のトリューニヒト政権は帝国との講和に乗り出そうとしていた。
戦争から平和へと舵を切り、地球教の存在を利用して、その恐ろしさを喧伝する事で同盟市民も納得させようとしている。

帝国の方でも、和平へのハードルを下げるために、劣悪遺伝子排除法を廃法にし、このまま宇宙に平和な時代が訪れ・・・そうになかった。
同盟の首都にいる主戦派が、帝国に攻め込もうと言ったり、元帝国人な主人公を排除しようとプロパガンタ戦をやっていたのである。 
しかも、ハイネセンでクーデターが勃発していた!  
 -
「しかしハイネセンでは主戦論が勢いを増しているようだ。フェザーンの扱いが決まらないのも帰還命令が出ないのも今が帝国領へ攻め込むチャンスだと考えている人間が少なくない所為だろうな」
 チュン総参謀長の言葉に皆が顔を見合わせた。渋い表情をしている人間が多い。俺も当分は戦争をしたくない、もう沢山だ。

 現在銀河帝国は混乱状態にある。帝国政府は今回の貴族連合軍に参加した貴族達に対して敗戦の責任を取らせると声明を出した。具体的には爵位、領地の剥奪だ。そして貴族連合軍に参加した貴族達、より正確には貴族達の遺族や親族は納得がいかないと政府に対して抵抗している。それを帝国の正規軍が討伐している。主戦派の言い分はその混乱に付け込もうというものらしい……。
(´・ω・`)

第百十五話 大義と利--クーデターを起こした連中が自由惑星同盟愛国委員会を名乗り、帝国との戦争を継続させようとしていた。
自らを法律だと宣言し、同盟軍に上から目線で命令したが同盟軍が従う訳がなかった。

普通に、主人公が地球教が誘導して起こしたクーデターだと見破り、既に各艦隊司令官にその事を話しているので、最初から完勝する事が決まっている。
というか、このクーデターそのものが、主人公側がわざと隙を見せて、主戦派を叩きつぶすための罠! 
   -
「人口百三十億の同盟が二百四十億の帝国を征服するなど不可能ですよ。同盟の国力では宇宙を統一する事は出来ない、反って混乱するだけです。となれば和平による共存を選ぶしか有りません。帝国貴族は叩き潰しました、地球教も力を失った。和平を結ぶのに残っている障害は同盟に居る主戦派だけです。それも今回の反乱で力を失う」

 ダーンという激しい音がスクリーンから聞こえた。エベンス大佐が両拳を握りしめ振り上げるともう一度机に叩き付けた。
 『貴様、卑怯な……』
 総司令官代理が笑い声を上げた。皆が驚いて総司令官代理に視線を向けた。総司令官代理は心底可笑しそうに笑っている。

(´・ω・`)常に連戦連勝で、しかも、圧倒的な大勝。
(´・ω・`)傍目から見たら、きっと主人公はカリスマあるリーダーに映るわ。

第百十六話 遺書と墓碑銘ー帝国との和平のために、トリューニヒトの和平派に力をつけさせないといけないので、主人公はシトレ元帥や、トリューニヒトに命令しまくっていた。
主人公の描いた脚本通りに、事を進ませるために内容を言いまくり、クーデターを起こした愛国委員会がルドルフの出来の悪いコピーである事を、同盟中に喧伝させる。

そして、トリューニヒトを兵とともに戦わせて、危険地帯へと送る事で、政権の支持率アップ☆
死んだら、勇気溢れる政治家として超有名になり、歴史に名が残る二段構えの策だ。  
ーー
『悪い事ばかりじゃありません。メリットも十分に有ります。生き残れれば向こう十年は選挙で落選する心配は無いでしょう。大量得票で当選です。選挙で落選の心配が無いというのは大きいと思いますよ』
 「生き残れればね。死んだらどうなるのかな?」
 マクワイヤー天然資源委員長が不安そうな表情でヴァレンシュタイン提督に問い掛けた。気楽な事を言うな、そんな感じだ。

 『アーレ・ハイネセン程じゃありませんが立派な銅像が立ちますよ。自由と民主共和制を守るために倒れた勇気ある政治家として。自由惑星同盟で歴史上もっとも有名な政治家の一人に選ばれるでしょうしテレビドラマや映画にも登場します。主人公かそれに次ぐ立場ですね。このまま何事もなく生きているよりも有名になれるかもしれません、悪くないでしょう』

 マクワイヤー委員長が溜息を吐いた。
 「そういう意味じゃないんだが……」
 気持ちは分かる、滅茶苦茶だ。死んだ方が評価が高くなると言っているに等しい。皆呆れた様な顔をしている。ワイドボーン提督は天を仰いだ。

(´・ω・`)なんてユーモア溢れる発言。

第百十七話 憂鬱な人々 -同盟で起きたクーデターはあっさり鎮圧された。
アルテミスの首飾りを信じて安心しきっていた所から、一気にアルテミスの首飾りをぶっ壊して掃討戦。
同盟の混乱はすぐに収まる事になる。

主人公はフェザーンで貴族連合軍をほとんど殺した功績から、大将へと出世する事が決まり、同盟は和平へと道を突き進めていく。
士官学校に通う少年は、これから戦争がなくなるって事で戦死するリスクが激減したが、軍人が給料の安いだけの仕事になって嫌だなぁって思った。 
--
「トリューニヒト議長達が地上制圧戦に加わったって本当なの? 宣伝じゃないかって言われてるけど」
 「本当よ、グリーンヒル大尉から聞いたから間違いないわ」
 「グリーンヒル大尉?」
 「ヤン提督の副官、グリーンヒル統合作戦本部長代理のお嬢さんよ。以前宇宙艦隊総司令部で一緒だったの」
 弟が上半身を仰け反らせて“へえー”と声を上げました。

 ハイネセンではトリューニヒト議長達が装甲服を着て地上制圧戦に加わった事が大きな話題になっています。クーデターを起こした愛国委員会を激しく糾弾して許さないと宣言した事も有り戦う議長、有言実行の政治家と評価されました。その所為でしょう、クーデター鎮圧後トリューニヒト議長は改めて最高評議会議長に選出されています。
(´・ω・`)惜しい。これから大きな戦がないと思うだけに、大将で出世が止まりそうだ。



 

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