第18話 かくて歴史は砕け散る--ガルマがドムの機動力を使った機動戦術で、連邦軍の膨大な物量を覆し、 『フェニックス大会戦』で勝利して原作が大崩壊した。
憑依シロッコのおかげで欠陥戦車は傑作戦車に変貌。
MSも改良して、更にチートにできる。
だが、連邦軍は拡張性に溢れるザクUを6月の時点で大量生産。
拡張性が高いという事は、多種多様なバリエーションを生産して対応できて、厄介という事だ。
原作通りなら10月になれば、ジムが大量生産されて戦場に出てくる。
ただの兵器の改良では、ジオン軍の敗北は必至。
憑依シロッコは、自分で動かせる直属の軍隊が欲しかった。
更に凄い事にキシリアが死亡する謎の事態も発生
「地球戦線のこともあるから、向こうにいる期間はそう長くない。
滞在期間は長くとも2週間といったところだ。
急な話ですまないが、準備ができ次第すぐにでも出発したい。
頼めないか?」
「君がそう言うなら私としては構わないが……いかにせん、あまりに急な話だ。
それに連邦がしばらくは大人しいだろうとはいえ、『地球方面軍司令』の君が本国に帰る用事……一体何があったのだ?」
私の質問にガルマはしばし遠い目で中空を見上げる。
そして……ゆっくりと、その言葉を言った。
(´・ω・`)逆に考えるんだ。
ジオン軍の内部崩壊要員であるキシリアが死亡したら、逆にジオンは団結できて戦争に有利だって。
第19話 それぞれの思惑--キシリアのババァは不幸にも連邦のスパイの手で殺されてしまった。
ギレン・ザビはこれを好都合と考え、突撃機動軍を自分の者にしようとしている・・・というか、会話の雰囲気から考えて、ギレン・ザビが暗殺の黒幕にしか見えなかった。
これでギレンの勢力は拡大して、ザビ家内の勢力図に変更が起こるレベル。
憑依シロッコは、少ない情報から、戦時下で起きたザビ家の内紛争いだと見破っており、この状況を利用してガルマ大佐の勢力を拡大しようとしている。
突撃機動軍をガルマの私兵として取り込むチャンスだ! -
「違うな。 取り込むのではない、受け継ぐのだよ。
ジオンのために戦う勇士である彼らに、罪など一切ない。
その彼らが上層部(うえ)の事情で混乱するなどあっていいはずなかろう。
だからこそ、キシリア閣下の遺志を受け継ぎ彼らに安心して戦えるように取り計らうのは、キシリア閣下の弟として、地球方面軍司令としての君の務めだ。
そのためにも彼らを部下とし、君の名のもとでその身分を保障するのだ」
「……」
「それに……キシリア閣下はザクUの情報漏えいという失態を行ったが、そのままでよいのか?
そうではあるまい。
君がキシリア閣下の部下たちを自らの臣下に加え、彼らと共に多大な戦果を上げることこそ、今は亡きキシリア閣下の失態による汚名をそそぐことになるのだよ」
(´・ω・`)マクベさんが死亡したら、皆が大好きな欠陥(盾に爆発物がある)MSギャンが登場しないという事じゃないですかー
第20話 再会の宇宙ーがるま達は、ザビ家の勢力争いのせいで、宇宙へと戻った。
問題なのはドムは局地専用の機体なので、ザクUを主力とした部隊でガルマを護衛しないといけない。
憑依シロッコは味方の全てを護衛に回し、自分の乗るヅダ1機だけで、連邦軍の連邦ザクU6機、ボール12機、サラミス級宇宙巡洋艦4隻、コロンブス級宇宙輸送艦2隻を次々と撃破して、宇宙での戦いの感覚を取り戻した!
ザクとは違うのだよ!ザクとはなぁー!
このヅダはジオニックの陰謀で消された機動力がある傑作機なのだよぉー!
でも、さすがにMS1機で全部相手するのは困難だったから、援軍としてやってきたシャア=アズナブルさんが連邦軍を美味しく頂いたそうです。ー
(´・ω・`)空中分解を起こす欠陥機【ヅダ】を完成させたという事なのかぁー
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