第05話 グラナダ侵攻作戦ー一年戦争がスタートした。
ジオン公国は地球連邦政府に対して宣戦を布告、ジオン軍は電撃的にサイド1・2・4に対して奇襲を敢行、NBC兵器を使用して壊滅的な被害を各サイドに与えて大量虐殺☆
シロッコは月の要所グラナダ攻略にザクUで参加。
連邦軍は圧倒的な艦隊を保有していたが、ミノフスキー粒子化の戦闘だから、大混乱して一方的に撃破され、ジオン軍の圧勝だった。
次はコロニー落し! ー
「さすがだなシロッコ、素晴らしい戦果じゃないか!
ジオン十字勲章ものの働きだよ!」
「何、MSの性能と連邦軍の怠惰な慢心のせいだよ」
艦艇3隻を撃沈する戦果を上げた私が戻ると、ガルマが私を出迎えて労いの言葉を掛ける。
「我が軍はどの戦場でも大勝だ。
連邦ごとき、我らジオンの敵ではないよ」
「ガルマ、それは気が早いというものだろう。
この戦争は始まったばかり、将である君が緒戦での勝利で浮足立っては兵に示しがつかんぞ」
(´・ω・`)戦場のせいで、ロリ娘から遠のいていく。
第06話 ルウムに紫の鬼火は揺れるージオン軍は戦争を短期決戦で終わらせるために、第二次コロニー落とし作戦をやろうとしていた。
ジオンの命運を決するような大作戦。
シロッコはドズルの宇宙攻撃軍を助けるための増援として派遣され、シロッコが無双して連邦軍艦艇を次々と沈めていた。
連邦軍が無能すぎて、シロッコは逆に連邦軍に怒りを感じる。
ガルマと友人関係だったおかげで、ダイクン派の容疑があるにもかかわらず、シロッコはまともに出世。
ギレン・ザビからジオン十字勲章を授けられ、将来的にシャアと一緒にザビ家を滅ぼそうと思っていた。 ーー
「だが、活躍というのでは君の方が凄いと思うがな。
私もあの戦いで君の戦い、見せてもらったよ。
凄まじい強さだった、『紫の鬼火(ウィルオウィプス)』殿」
『紫の鬼火(ウィルオウィプス)』パプティマス・シロッコ。
いつの間にやら私はそのように渾名されていた。
私としては自分の操縦技術、そしてニュータイプとしての先読みを駆使して最小の動きで敵の攻撃を避けながら攻撃していたのだが、その動きがゆらゆらと踊るようだったという。
そして私のパーソナルカラーとして塗っていた頭部と右肩の紫色、これがその機動とスラスター炎と相まって紫色の炎が揺れているように見えたらしい。その様を誰かが「鬼火のようだ」と言い出し、いつの間にやら『紫の鬼火(ウィルオウィプス)』などという渾名となってしまったようだ。
(´・ω・`)出世しても、戦場生活だから、ロリ娘と離れていくシロッコさまだった。
第07話 集う女たちーー シロッコはガルマ直属の立場を利用して、部隊を作ろうとしたが困っていた。
そんな時に小さいロリ娘マリオン・ウェルチを見かけ、ニュータイプの素質を見出したので、勧誘して部下として引き入れる。
更に更に、この部隊が運用するのは、シロッコも開発に携わった『ドム』の先行試作型3機だ。
無論、整備するのはロリ娘のメイ譲だ。
シロッコは周りからロリコン扱いされて辛かった。
部下もロリ。
整備士もロリ。
明らかに、その道の人にしか見えない。 ーー
「兄さんの指示通り、反応速度優先の調整にしたわ。
敏感過ぎて物凄く動かしにくい……でも、これで問題ないんでしょ?」
「ああ、それでいい。
よくやってくれたな」
私は2人を労い、その頭を撫でると2人は嬉しそうに目を細める。一方、その様子を眺める4人は唖然とした表情であった。
「すまない。
紹介しよう、君たち同様部隊の一員であるマリオン・ウェルチ嬢と、部隊の整備技術主任のメイ・カーウィン嬢だ。 双方仲よくして欲しい」
その様子に4人はますます困惑顔をする。
だが、無理もあるまい。新型機から出てきたのが自分のたちより年下の15にも満たない少女であり、さらにその機体の整備技術主任が同じく年下の少女なのだ。驚きもするだろう。。
……何やら非常に失礼なことを考えている気がするが、私はそのことには努めて気付かないフリをした。
(´・ω・`)これがジオンのロリコン騎士シロッコか!
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