第十九話「……さあ、後は頼んだぞ、小童ー士郎達はサーヴァントを奪い返すために、キャスター陣営を襲撃する作戦をたてた。
聖杯のイリヤがいるから、キャスター陣営は思いきった宝具攻撃ができず、その隙にキャスターにランサー、セイバーにパゼットをぶつけて、サーヴァントを取り返そうとしている。
という作戦をたてて行動していたら、ゾォルゲン陣営とキャスター陣営が決戦やらかしていた。
キャスター陣営は、アーチャー【エミヤシロウ】が作戦立案を担当しており、戦局を優位に進めている。
アーチャーを、反転セイバーにぶつけて互角以上の戦いをやり、このままだとゾォルゲン陣営の敗退は明らかだった。
そんな状況で士郎達が場に来たから、状況はマキリ・ゾォルゲンの思い通りに進もうとしていた! ーー
「――――アーチャーの剣技。そして、キャスターの知略。加えて、セイバーの宝具。この状況は不味い……」
先手を打たれた事による動揺すら感じられない完璧な布陣。此方の戦力と戦術と戦略を全て読み切ったキャスター。
やはり、最悪の敵。倒さねばならぬ、障害。
「セイバーの宝具の連続発動など、如何に魔力を溜め込んでいようと続かぬ筈……。その間、アルトリアが耐え抜けば、こちらの勝利。だが――――ッ」
あのアーチャーは侮れない。そもそも、奴は“弓兵としての切り札”を使っていない状況でアルトリアと拮抗している。
セイバーやアルトリアのように、発動時に“一瞬の隙”が発生するような宝具持ちであるなら、この状況が動く事は無いだろう。
だが、もしも接近戦をしながら発動出来る切り札を持っていたなら、事態は最悪の方向に向う。そして、あの剣技の卓越さを見るに、“そうした切り札”を持つ可能性は極めて高い。
(´・ω・`)ゾォルゲンのお爺さんが有利になってしまったアル・・・
第二十話「……ちょっと、やり過ぎちゃったかしら」--キャスター陣営圧勝。
ランサーが襲撃してきて大変だったが、アーチャーのローアイアスで完璧防御して、ランサーごとマスターを捕獲して完勝。
反転セイバーの方は、憑依セイバーとアーチャーを使ったダブルエクスカリバーで山ごとドカーン!
もうキャスターが無双しすぎて、最強だった。--
「セイバー!!」
上空から髪を黒く染め上げたセイバーが降り立つ。彼の手にもエクスカリバーがある。
同時に“同じ宝具”が三つ存在しているという異常事態。
その驚天動地の事態に混乱する一同を尻目に稀代の魔女が自らの手に宿る令呪を掲げる。
「令呪をもって、我が二人の騎士に命じます。最大威力のエクスカリバーを放ちなさい!!」
同時にキャスターは自らの魔術を展開する。セイバーとアーチャー。並び立つ二人の騎士に神代の魔術が次々に重なっていく。
そして、二人は同時に聖剣を振り上げた。
瞬間、彼方の敵が動く。暗黒に染まりし、エクスカリバーの一撃が迫る。
対する、セイバーとアーチャーも自らが握るエクスカリバーを振り下ろす。
「約束された勝利の剣!!」
「永久に遙か黄金の剣!!」
(´・ω・`)最強ね!
第二十一話
「それじゃあ、始めるとしようか」ー反転セイバー死んでなかった。
普通に生存して、マキリの家にいる少女達を虐待して、その記憶を魔力として吸ってゆっくりしている。
強過ぎて、キャスター陣営に敗戦する確率が出てきた。
しかも、ランサー陣営がキャスター陣営と敵対したから、再び三つの陣営に別れてしまい、厄介。
ランサー陣営はキャスター陣営なら自分達の手で倒せると判断しているため、キャスター陣営の勝率が低下しまくり。ーー
――――早く回復せねばならん。この者達だけでは足らぬな……」
アルトリアは拷問の順番待ちをしている憐れな娘達が閉じ込められている部屋に向う。
そこはまるで戦争末期の収容施設のような有り様だった。最も多感な思春期の女達が裸のまま詰め込まれている。座るスペースすら無く、只管立ち続ける事しか出来ない暗闇。それは痛みを伴わぬ拷問。
ここでゆっくりと純度を上げながら、仕上げの拷問を施す事で魔力源としての完成となる。
「時間が惜しい。手っ取り早く、全員を焼いた鉄板の上で躍らせるとしよう」
「……で、その準備は僕にやれってんだろ?」
溜息混じりに彼女の恐ろしい提案を受け入れたのは間桐慎二。
彼は立ち続ける事を強要されている女達の中に同級生の姿を見た。
彼女は慎二の顔を見て、一瞬希望を見出したかのように表情を輝かせ――――、
「鉄板なんて用意するのは手間だ。そんな事しないで、手っ取り早く蟲に任せればいいじゃないか」
(´・ω・`)あんよ焼きでござるか。 |
3 件のコメント:
パルメさん。この作者は雨生龍之介がバーサーカーを召喚したらの作者でもあるのですよ
返信削除作者欄のところ、まとめてみてはいかがでしょう?
(´・ω・`)ゆっくり理解したよ。
削除これの一個前の作品が、後書き以外理想郷からキレイサッパリ消えちまったぞw