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ドラゴン転生
9話「湯の国」Bパート 15KB  

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「風呂は命の洗濯よ」
【葛城ミサト】


私はドラゴン用の変身の宝玉をリリーの家で貰い、今、ピンク色の壁で覆われた広大な裏庭にいる。
宝玉は真っ赤な巨大な水晶。
これを使えば人間形態に変身して、アイスとイチャイチャできるチャンス――という事なのだが、どうすれば使えるんだ?これ?
爪が生えた手では持てないから、宝玉は地面に置くしかない。

「……この宝玉でどうやって変身するんだ?」
「ドラゴンの身体は道具使えんから無理じゃ。
これは人間のような手と、莫大な魔力がある存在じゃないと使えん。
とりあえず、わっちが使って変身させてあげるでありんす」

リリーが地面に置いた変身の宝玉を持ち上げて

「ドラゴンっ!わっち好みの可愛すぎるショタな緑髪エルフになーれ!」
宝玉が光った。
……
……
……
特に私の姿は変わらなかった。
リリーは恥ずかしそうに顔を赤らめて

「……どうやら、わっちの魔力じゃお主を変身させるのは無理でありんす。
さすがドラゴンは最強と言われるだけの事はあるのう」
「おおーい!?」
「でも、アイスなら大丈夫じゃ。
魔法の鞄の中にある宝石都市から莫大な魔力を供給しておるからの。
ほれ、ちょうど向こうから飛んで、こっちに向かっているでありんす」

リリーが指し示す先を見てみると、可憐な妖精娘アイスが飛んでくる姿が見えた。
どうやら自動販売機で宝石をたくさん買えたから満足してご機嫌のようだ。
私の目の前の芝生に、アイスがスタッ!と着陸し、申し訳なさそうに両手を合わせて

「ドラさんっー!
今日はごめんねー!
変身の宝玉は見つかったのかな?」
「ああ、見つかった事は見つかったが……リリーの魔力では私を変身させられないみたいでな。
アイスの魔力なら、私を変身させる事ができるらしい」
「なるほど、ドラゴンの魔力防御ってすごいから、無効化されちゃうんだね。
わかったよ、僕がドラさんを素敵な姿に変身させてあげるよ!」
「すまないな」
「気にしないでよ、ドラさん」
「……ところで聞きたい事があるんだが」
「どうしたの?」

アイスが首を可愛く傾げた。
私はかなり前にアイスが言った言葉を思い出しながら

「妖精になる宝玉を持っていると以前聞いたが……そっちは駄目なのか?」
「あれはね。
妖精に変身したまま戻れなくなる使い捨ての宝玉だから……ドラさんが使うと、人生損だよ?
妖精の魔力ってドラゴンに比べると貧弱だし、旅先で歓迎されなくなるし、旅している最中に、何度も魔力が尽きたり襲われりして不便な事になると思う」
「アイスも妖精なのによく旅が出来るな!?」
「最初は僕も大変だったんだよ?
うっかり魔力使い果たして1日中落下し続けたり、魔力を節約したり、効率よく羽動かして飛んだり、魔法の鞄に宝石都市作ったりしてようやく今の自由な旅行が可能になったんだ」
「……私は恐ろしいくらいに恵まれているんだな」

少し不便だが、最強すぎるドラゴンになれて良かった。
お金は簡単にお布施という形で稼げるし、素敵な女の子と一緒に旅が出来る時点で、私は幸せだ。
そういう感動に浸っていると――今まで黙っていたリリーが

「そろそろ、変身せんのかの?
ゆっくりしていると夜になってしまうでありんす。
一緒に風呂に入ってゆっくりしたいのう」
「そうだね、リリー!
ドラさん!今から変身するよ!」

アイスが赤い変身の宝玉を掴んで頭上に掲げ

「ドラさん!人間形態になーれ!」

その言葉とともに私の身体は激しく変化した。
家サイズの巨体が縮小して、人の形になってゆく。
人間のような手足をびっしり覆う鱗。
肌に鱗。
鱗は緑色。
口に牙。
鱗で覆われたハゲ頭。
私は二足歩行する爬虫類――リザードマンになった。

「おーい!?
人間の外見じゃないから、目立つぞ!?」
「僕、普段のドラさんを見慣れているから、こんなイメージになっちゃうんだよね」
「お願いだから、もっと人間っぽい外見をお願いします!アイスさん!」
「でも、その外見も格好いいよ?」
「目立つとゆっくり一緒に町を回れない件!」
「仕方ないなー。
じゃ、もう一回いくよぉー」

アイスがやれやれ仕方ないという顔とともに、再び変身の宝玉を頭上に掲げた。

「ドラさん、人間になーれ!」

――私の身体が変わっていく。
手足はカサカサでボロボロ。
腰が曲がって歩き辛い。
遠くの光景がぼやけて見える――浴衣を着た、人間の80歳ほどのお爺さんになっていた。

「おおーい!?
ヨボヨボのお爺さんの身体とか誰得だぁー!?」
「ドラゴンと言えばお爺さん的なイメージがあるんだよねー」
「お願いだから、もっと若い身体をおねがいしますっ!アイスさんー!」
「ドラさんは仕方ないなぁー。
えっとね……そうだ!
この身体ならイメージしやすいかも!」

アイスが満面の笑みを浮かべて、赤い宝玉を掲げて

「ドラさん!
緑色の髪の可愛い妖精さんになーれ!」

背中から、宝石エメラルドで出来た高級そうな翼が生えた。
身体が縮んで、子供のような手足。
髪は足元まで届く、輝く緑色。
改造して露出が多い緑色の巫女服を着ていた。
やったー!若い身体だ!と思って身体を確認したら――股間に男性器がなかった。
妖精娘ボディだった。

「チ●●がない件!」
「いやー、僕って未だに生娘だからさ。
男の身体の構造とか分かんないんだよね。
でも、女の子の身体でいいんじゃないの?
妖精だから羽が目立つけど、一応、デート出来るし」
「た、確かに無問題?!」
「ドラさん良かったね。
これで一緒に風呂入ったり、食べ歩きが出来るよ!」
「やったー!」

日本人といえばお風呂。
ドラゴンになってからその習慣をすっかり忘れていた。
……それにしても、リリーが作った変身の宝玉は凄いな。
エメラルドっぽい物質で出来た羽も自由に動かせるし、手足の感覚もちゃんとある――

「魔法凄すぎるだろ!?
なんで私は素直に納得してるんだ!
魔法が完全に質量保存の法則を無視しているぞ!」

一人ツッコミをやるとリリーが顔を横に振って

「いやいや、法則は無視しとらんよ」
「ドラゴンの身体、かなり大きな家サイズだったよな!?
あの巨体がこんな10歳児くらいの身体になってる時点でおかしいぞ!」
「ほれ、お主が言うドラゴンの身体はあっちにあるでありんす」

リリーの小さな手が指し示す先を見ると――何もない裏庭の空間だった。
だが、私には分かる。
ここに透明で巨大なドラゴンの身体が座っていると理解できる。

「わっちの変身魔法。
本体を次元ずらして透明化して、膨大な魔力を使って新しい身体を作って、遠隔操縦する魔法なんじゃ」
「それの何処が変身魔法!?」
「結果的に違う身体を得るという目的は達成しとるじゃろ?
過程はどうでも良いでありんす。
本体の安全を確保できとるし」
「確かに本体は見えないし触れなくなってる時点で安全すぎる!?」
「うむうむ、お主が納得してくれたようで嬉しいのう。
じゃ、皆で一緒に露天風呂に入ろうかの?」

やったー!
久しぶりのお風呂だぁー!
美少女の裸を堂々と覗けるチャンスだぁー!なんて事は紳士の私は考えては駄目なのだ。
決して妖精娘とか、胸が大きいエルフ娘の裸を見たいとか、思っている訳ではないのだ。
信じて欲しい。



☆日本の文化☆

リリーの家の近くにある露天風呂の所まで私達は歩いた。
お風呂で使う道具は、全て自販機で販売しているから楽だ、この国。
下着も、木の桶も、タオルも、浴衣も、水着も全部売っている。
……ん?何か余計なものが紛れているような?
……
……
……ああ、なんて事だ。
リリーとアイスと一緒に、岩で周りを囲った広大な露天風呂に来たが――彼女達は裸じゃなかった。

「なんでリリーはパンツと水着なんだ!?
普通、風呂は裸だろ!?」
「わっち、お風呂文化を伝えようとしたでありんす。
でも……裸でお風呂に入る文化は浸透せんかった。
だって、わっちのパンツ呪いで脱げんし」

リリーは残念そうな顔とともに、エルフ耳が下に垂れた――彼女は脱げない呪いのせいでピンクと白の縞々パンツを下半身に履いたまま、上半身にピンク色のビキニの水着を着用して、温泉に入浴している。
私とアイスは露出が多い青と白の縞々模様のビキニを着ていた。
異性の視線を集める王道水着なだけあって美しい――アイスはともかく、私はなんという誰得。
背中から宝石みたいな羽が生えているせいで、露天風呂にいる女性客から目立ちまくりだ。

「ニュースで騒動になっていたドラゴンの巫女様達だわ!」
「温泉帝と知り合いなんですってね!!」「ありがたやっ!ありがたやっ!」
「陛下万歳っー!」「お風呂万歳っー!」

なぜか分からないが、女性客達はリリーに崇拝する視線を向け、近寄ってこない。
アイスとリリーは身体を洗わずに、岩の床を走って、そのままお湯にドボーンっ!と浸って気持ちよさそうだ――

「おおーい!?
入浴前に身体を洗うのが礼儀だろ!?
リリーっ!元日本人なのに何やってんのぉー!」
「水着で入浴するから、身体を洗う文化はないでありんす」
「汚っ!?
湯船が汚れるだろ!」
「魔法で身体を一気に綺麗にできるから無問題じゃ」
「え?何のために風呂文化があるので?」
「風呂はのう。
暖かいお湯に浸って、ゆっくりする場所じゃろ?
身体を洗うのはオマケじゃ」
「確かにそうだった!」

私も水着姿のまま、熱いお湯の中に入る。
おおっ、身体が心の底から温まって魂が癒されるようだ。
アイスもリリーも、夜空を見上げながら、顔を薄ら赤らめて寛いでいる。
空には月が複数浮かび、星空の輝きが美しかった。
これであとは静かだったら最高なのだが――遠くに居る人間の女性客達がうるさい。

「温泉帝ありがたや!」「健康長寿!金運上昇お願いしまーす、ドラゴンの巫女様!」
「温泉ありがたやっ!」「温泉帝の写真を取らなきゃ!」

彼女達の視線は主にリリーに集中している。
気になった私はリリーの隣に近づいて小さな声で

「……リリー、これは一体どういう事なんだ?」
「色々あったんじゃ。
話すと長くなって面倒じゃの」
「じゃ、ズッパリ三行で説明するとどんな内容になる?」
「わっちが昔、戦国状態のこの国に来て。
湯の文化を広めて戦争を終わらせて。
今じゃ立憲君主制の君主として君臨しとるだけじゃ」
「おおーい!?
この国のリリーは天皇陛下並に偉いんかーい!?
過程を飛ばしすぎだろ!」

リリーは温泉の心地よさで緩みきった顔のまま

「元々は、戦乱を止める気なんてなくてのう。
生活費稼ぐために、美女集めて裸でエッチィ事する温泉風俗サービスを始めたら……気づいた時には、戦争を終わらせた功労者になっていただけでありんす」
 「なぜそうなった!?」
「各勢力のお偉いさんが、温泉風俗にやってきて湯と美女で気持ちよくなって――仲良くなったでありんす。
おかげでこの国には、『湯の文化ある所、争いは起きぬ』という諺があるほどじゃ」
「エロと湯が世界平和に貢献しているのか……?」
「湯に浸って良い気持ちになっている内に……殺し合いをしているのが皆、馬鹿らしくなったんじゃろ。
あとはまぁ、美女を抱いた後は、男は精神的に賢者モードになるから、冷静に話し合いができるしの。
皆で温泉に浸かりながら――和平条約結んでゆっくり統一国家を作ったでありんす。
そんでわっちが立憲君主になったんじゃ」
「……そこからどうやったら、リリーが立憲君主になれるので?
当時の彼らから見れば、リリーは余所者だろ?」

ツッコミを入れると、リリーは妖艶な笑みをニヤリっと見せて

「湯の文化はそれほどまでに……素晴らしかったという事じゃ。
当時のわっちは楽しんで経営拡大しての。
山に温泉作ったり、個人用の簡易風呂を販売したり、入浴のマナーを絵にして配布したりと……一生懸命、この国に湯の文化を広めたでありんす」
「お風呂のおかげで、戦乱に苦しんだ人間達の心が癒された……という事か」
「そういう事になるのう。
湯はええ。
日々の疲れが全て癒されて明日を生きる気力を得られる。
この国での理想的な生き方は、生まれた時に湯に浸り、死ぬ時も湯に浸るじゃ。
風呂で始まり風呂で終わる人生を送れたら、最高に幸せじゃな」
「確かに……風呂はいいなぁ」

この露天風呂とか気持ち良すぎる。
美しい夜空を見上げながら、仲の良い女の子達とゆっくり寛ぐのは最高の贅沢だ。
昼間に見た、『家』を販売している超巨大自動販売機がライトで照らされて、観光物件と化している所がチャーミング。
露天風呂の周りに、お酒やお菓子などを販売している自動販売機が大量にズラリッと並んで風景に溶け込んでいる。
後は水着を脱いで、裸で入浴できたら最高なのになぁ。
水着があるせいで得られる解放感が少し減っている。
妖精娘のアイスもその点に不満を持っていたのか――水着脱いで、全裸で温泉に浸っていた。

「おおーい!?
水着脱いじゃダメだろー!?」
「昔、リリーが言ってたよ?
風呂は裸で入るもんだって。
ドラさんも水着なんか脱ごうよー」
「いやいや、この国じゃマナ−違反だからな!?」
「そんなー」

私は慌てて、脱ぎ散らかした縞々模様の水着を回収して、アイスに着せ直した。
その過程で、肌が白くて陶器みたいに美しいなとか、お湯のおかげで色っぽいなとか、そんな感想は紳士な私は抱いてないのだ。
リリーもアイスに注意するためか、口を尖らせて

「全裸でお湯に入ると、娼婦と勘違いされるでありんす!
わっちはアイスをそんな酷い偏見に晒したくない!」
「リリー、わかったよー」  アイスは申し訳なさそうな顔をしている。
「……まぁ、全部わっちが悪いんじゃけどな」
「……?」
「わっちのエッチィ温泉風俗からスタートしたせいで、裸で風呂入る女は娼婦という常識作ってしまったしの。
強い言葉で説教してすまんかった」

私は息を大きく吸って――叫んだ。

「やっぱり風呂文化がまともに伝わらなかったのは、リリーが悪いんかーい!」



★新たな旅立ち★

あれから私達は、国中にある温泉浴場を堪能するために、1年間旅行した。
巨大な山が見える露天風呂――
「異世界にも富士山があった件」
「ここでわっちがエッチィ温泉風俗を始めたのも理解できるじゃろ?
あ、ここは従業員だけ裸で入浴できるんじゃ。
水着を脱いじゃ駄目じゃぞ?
娼婦じゃと勘違いされて大変じゃからな」
「男の欲望の塊すぎるだろ!?」
「わっちも、昔、ここで汗まみれになって働いておったのう。
娼婦業界は、どの国にもあるから生活費を稼ぐのに便利じゃよ」
「こんな現実補正ありまくりのファンタジー世界は嫌だ!」

浮遊島の真下に作られた露天風呂――
「わっち、真下に広がる青空を見るために……風呂をガラス張り構造にしたんじゃ」
「風呂の耐久力が低すぎて危ないだろ?!」
「ち、地球にはガラス張りの桟橋があったから、だ、大丈夫じゃし」
「まじで!?」

浮遊島の端っこに作られた露天風呂――
「この景色最高だな。無限に青空広がっているぞ」
「たまに飛び降り自殺する人間が出るのが玉に瑕じゃのう」
「今の気分が台無しだ!」

1kmの超高層ビルの屋上に作られた露天風呂――
「マリーナベイサンズの天空プールのパクリかっ!」
「都会の夜景を見ながら入浴できる最高の施設でありんす。
金持ち専用のゴージャスな風呂じゃろ?」
「リリーありがとう!」
……
……
……
……温泉水族館、風呂バス、温泉動物園、温泉プール、温泉博物館。
本当に……この1年間、色んな風呂があった。
私達は一緒に楽しみ遊び、湯の文化を満喫して――とうとう別れの時間がやってくる。
私は巨大なドラゴンの身体に意識を戻し、アイスは私の頭の上に乗っている。
浴衣姿のリリーは涙を流しながら、最後の見送りをしてくれた。

「別れの時は悲しいのう。残念じゃのう」
「リリーは世界中に分裂体がいて記憶を共有しているだろう?
なら、別れを悲しむ必要なんてないさ」
「確かに記憶は共有できるから寂しさはないんじゃが、こうやって一緒に親友と同じ時間を過ごせる方が……わっち的には嬉しいでありんす。
もう少し滞在する訳にはいかんのかの?」

私は反応に困った。
リリーは大事な親友の1人だ。
彼女の心を慰める良い言葉思いつかない――と悩んでいるとアイスが笑顔で

「リリー、また何処かで会おうね!」
「アイスはいつも風のように軽いのう……そうじゃな。
また何処かで別のわっちと楽しく遊んで欲しいでありんす。
わっちらの別れには笑顔が一番じゃ」
「うん、また遊ぼうね!
リリーは僕の……大切な大親友だよ!
じゃ、ドラさん新しい旅に出るよー!」

その言葉とともに、私は翼に力を籠め、空高く飛び上がり、無限の大空へと羽ばたいた。
アイスは浮遊島にいるリリーが見えなくなるまで、ブンブンッ手を振り――悲しそうな涙を目から流す。

「……ドラさん。
この1年、すごく楽しかったね」
「……ああ、楽しくて良い風呂だった。
アイスが望むなら、もっと滞在しても良かったんだぞ?」
「きっと、これで良いんだよ。
僕が安心して永住できる場所は少ないだろうし。
妖精は何処へ行っても永遠に余所者だよ。
それに……ドラさんのおかげで旅が楽しいよ。僕の旅に付き合ってくれてありがとね」
「私もアイスに感謝しているぞ。
無限の大空を飛べる身体をくれた恩人だ」
「ううん、僕の都合に合わせてもらっているから、感謝するのは僕の方だよ――」

そう言ってアイスは
チュッ  私の鼻にキスして、満面の笑みを浮かべた。

「ドラさん、これからもよろしくね!」

希望に満ちた旅を出来る私は幸せだ。
きっと私の物語を本にしたら、こんなタイトルになる。
リア充ドラゴン〜異世界行ったら素敵な妖精娘と旅をする〜



9話「湯の国」 
おしまい

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オーバーロードが累計150万部を突破、アニメ化効果で110万部アップとかSUGEEEE!!!
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