どうやら、趙の都を包囲していた秦軍が撤退したようだ。
秦は他にも敵がたくさんいるから、一つの敵だけに集中する訳にはいかないんだ。確か近い将来、連合軍にボコボコにされるイベントあったはず。
始皇帝居なかったら、秦国は内部分裂か、周辺国の連合軍で滅亡していたと思う。
まぁ、玉座に就いていない今の俺には関係ない。
カグヤたんを姉御と慕って、魔法を学ぶ方が優先だ。
「べ、別にアンタが好きなんじゃないんだからね!」
異世界の女の子はツンデレだ。初々しい反応が可愛い。
細長いエルフ耳がピョコピョコ動いてる。
おかげでファイヤーボールとか、ウォーターボールとか、エアカッターとか、反射魔法を覚えたぜ。
これで史実でたくさんある暗殺イベントも楽勝で乗り切れそうだ。
やったね!たぶん、全く情報として残っていない暗殺イベントもたくさんあるだろうから、魔法でもないと生き延びるの無理っぽい。
「あ、アンタの耳っ!おかしいわ!」
え?
俺の耳?
なんか細長い耳にな……おおーい!?
俺、エルフになってるじゃないかー!
「アンタが精霊に愛された証ね!
わ、私ともっと親しい関係になってもいいのよ!
エルフはね!不老でお得よ!」
確かにお得だが……これじゃ!秦国の王様になれないだろ!?
ただでさえ、俺に王家の血が流れてないんだぞ!?
耳が細長かかったら、血を引いてないってばれて後継者になれないだろ!
「そんなの変身魔法で誤魔化せばいいじゃない!
本当アンタ馬鹿ね!」
おお!さすがカグヤたんっ!
俺っ!カグヤたんのためなら死ねる!
肌がすべすべっー!ひゃっほー!
縞々パンツだぁー!なんか文明レベルが違う!
「へ、変態っー!」
ひでぶっ
でも、この痛みが嬉しい。可愛い娘とイチャイチャするのって最高だな!
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【小説家になろう】 【セブンス】完結
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