イスラム教の神とは? この世の全てを人間のために創造してくれた素晴らしい存在とされています。
キリスト教の神とは? 愛そのものです。神の本性は愛であり、愛ゆえに人間を創造したとされています。故に愛はキリスト教最大のテーマなのです。
この世界の神は? 世界誕生と同時に存在したクリーチャー(化物)がそう名乗っているだけです。人間を創造した造物主ですけど、神様側の気分は牧場のオーナーだと後に分かりました。
師匠が死の魔王討伐のために天国を出て行ってから、私とイエニーさんは、手を繋ぎながら天国の白い通路を仲良く歩き回っていました。
じっとしていると師匠達の安否が気になって不安になりますし、歩けば散歩ポイントを稼げて不思議と落ち着くのです。
私とイエニーさんの背丈が同じくらいという事もあり、師匠よりも手を繋ぎやすくて何時もより早く歩けます。
天国の中は、人間やモンスターが入った透明な柩が山積みにされている場所ばっかりなので殺風景。
時折、羽が生えた天使さん達が、機械のモニターを見つめて仕事をしている光景が見れます。
「あらあら、皆、忙しいそうですね、ヴィクトリアさん」
「そうなのです。死の魔王という化物との戦争で、きっと忙しいに違いないですよ。イエニーさん。
あと、私達は戦わなくていいんですかね?
一応、私も精霊魔法使いですし、戦力になると思うのです」
私がそう言うと、イエニーさんは綺麗な顔に笑みを浮かべて
「こういう時、女にできる事は男の身を案じて待つことだけですよ?ヴィクトリアさん。
もしも、マリウス達が帰ってきた時にアナタが死んでいたら、マクシムお兄様は悲しみますわ」
「やっぱり、私が戦場に行くと死んじゃいますか?」
「ええ、強い魔族がたくさんいるらしいですし、今のヴィクトリアさんの力じゃ死ぬ可能性が高いと思いますわ。
それに風龍王様から話を聞きましたけど、まだ13歳なんでしょ?」
13歳は前世の年齢を全てばっさり切り捨てた単位なのです。
でも、若く見られるっていいですよね。
青春時代を再び経験できるなんて最高の贅沢ですよ。
「はい……実はそうなのです」
「あらあら、私よりも117歳も若いって本当でしたのね。
私の事をお姉さんって呼んでくれもいいんですよ?
実は私、妹が欲しいなーって13歳位の頃に思ってましたの。
さぁ、イエニーお姉さんと呼んでくださいな」
「い、イエニーお姉さん?」
イエニーさんは自身の頬っぺに両手を置いて、幸せヘブン(天国)状態になりました。
とっても嬉しそうで、見ているこっちも気分が良くなるのです。
ロリババアってこんなにも可愛らしい生き物だったんですね。
「まぁまぁ、あらあら、こんな可愛い妹が居るなんて、私幸せ過ぎて死んでしまうかもしれませんわー。
私、妹が居たら、色んな洋服を着せて可愛がりたいと思ってましたの」
「それはマリウスさんで存分に試したのでは?」
「ええ、当時はマリウスでこの欲望を満たしましたわ。
あの時の嫌がるマリウスと来たら、とっても可愛くて、見るだけで幸せになれましたわー。
スカートを履いた時のマリウスと来たら、嫌な顔をして逃げ出して本当に可愛かったですの」
こ、これは話を変更しないと、延々と変態話が続きそうな雰囲気?
話題を変更させないといけないのです!
「そ、そういえば、二人がどうして結婚に至ったのか知らないのです。
参考に聞いておきたいんですよ」
「あら?
まだ話してませんでしたっけ?」
「そうなのです。
二人がどのようにして、今のようなラブラブな新婚カップルになれたのか、とっても聞きたいのです」
「そうですわねー。
どこから話せばいいか分からないから、最初から話しましょうか?
今から124年前の話ですわ」
長っ!長寿すぎて、昔の思い出が人間の寿命を余裕で超えているのです。
でもツッコミを入れると話が進まないので
「聞きたいのです。
私は、元人間ですからエルフの事をなんにも知らないも同然なんです」
私がそう言うと、イエニーさんがとっても良い笑顔になりました。いや、さっきからイエニーさんはずっと笑顔ですけど、先程よりも良い顔してるんですよね。
マリウスさんがイエニーさんを娶った理由がよく分かるくらいに可愛い人ですよ。
「私がマリウスと出会ったのは、今から124年前……私が6歳の時ですわ。
エルフってとっても数が少なくて、同じ年齢のエルフってほとんど居ませんから、私とマリウスは出会ってすぐに仲のいい友達になりましたの。
最初の20年間は、毎日のように故郷のあちこちで遊んで遊んで遊びまくって楽しかったですわ。
時折、故郷の近くを飛んでいる人間の航空機を撃墜したり、空を埋め尽くすロボット兵器が大人達の使う精霊魔法で全て破壊されて夜景が綺麗だったり、地上で大爆発が起きて国が吹っ飛んだりと、思い出がたくさんありますの」
「……ぶ、物騒なのです。
いま、気になる事を聞いたのですが、なぜ、地上と表現したのですか?
まるで故郷が空を飛んでいたり、地下にあったりする場合の表現なのです」
「あら?ヴィクトリアさんは知らなかったのですの?
エルフの里【バルス】は、この天国と似たような方法で空を飛んでいる島ですよ」
すごく……自爆しそうな現代版ラピュタみたいな名前なのです。
まぁ300年前のガリヴァー旅行記のラピュータも、最終攻撃手段が自殺に等しい地上への特攻な時点で、空飛ぶ島は崩壊する運命にあるのかもしれません。
「天国と似たような方法で……飛んでいるのですか?」
「この天国、強力な風の精霊魔法で浮いてますでしょう?
故郷は土の精霊、水の精霊、風の精霊の三つの精霊の力で浮いていて、光学迷彩を常に展開しているステルス性抜群の空飛ぶ島なんですの」
「……凄く安全そうな素敵な故郷なのです。
もし、私が師匠と結婚して妊娠したら、そこで暮らしてもいいですかね?
さすがに身重の身体で旅は無理だと思うので、子育てしている期間中は定住を認めて欲しいのです」
「エルフの里が
エルフを拒絶する事はありませんわ。
むしろ、マクシムお兄様と結婚なされたら、ぜひとも故郷に来て欲しいですの。
例え、この惑星に巨大隕石が落下しても故郷だけは無傷と断言してもいいくらいに安全ですよ、ヴィクトリアさん」
「そんなに安全なのですか?
さすがにジョークですよね?」
「以前、オークの国から核ミサイルが1000発ほど飛んできて、一発が奇跡的に直撃した事がありますけど、放射能ごと核爆発を消滅させて故郷は無傷でしたわ。
精霊魔法を極めた大人達がたくさんいますから、子育てをするには最適の環境だと思いますよ?」
それなんて大魔境。
この世界には恐ろしい場所がたくさんあるのです。
精霊魔法 >>>> 越えられない壁 >>>> コストがかかる人間の兵器なんですね。
人間の武器って、高性能であればあるほどお金がかかりすぎる傾向にあるだけに、精霊魔法は最強すぎるのです。
「あ、話が逸れましたわね?
私とマリウスは最初は仲のいい友達という関係でしたけど、さすがに知り合って40年もすると、体に男女の違いって奴が出てくるでしょ?
女性だと胸が少し膨らんだり、男性なら少したくましくなったりとか」
「……エルフの体の成長が遅すぎるのです」
「その分、青春時代が長いと考えれば素敵だと思いますわ。
話を元に戻しますけど、お互いの体に変化が出てきた頃、マリウスと私との間にあった友情が深い愛情に変わるのに時間はかかりませんでした。
朝の挨拶は朝のチューに、夜寝る時は同じベットで、夜寝る前は夜のチュー、マリウスと私は気づいたら友達から恋人になっていたんですの。
そこから結婚に至るまでに長い年月が必要でしたけど、幸せ一杯の素敵な日々でしたわ」
「その恋愛いいですねぇ。
小さい頃からの関係が、深い愛に変わるなんて少女漫画っぽくて素敵なのです。イエニーさん」
「少女漫画?」 イエニーさんが首を可愛く傾げました。
「あ、知りませんか?
漫画はたくさんの絵を使って製作された物語……とんでもない贅沢な娯楽なのです。
アシスタントを雇う人件費などで、とっても製作コストが高いことから、赤字になる漫画家も多くて、人気作を作れてようやく赤字を相殺して収益が黒字になるという過酷な職業なのですよ?」
「人気作を作れなかったらどうなりますの?」
「莫大な借金抱えて人生詰みます」
「ギャンブラーみたいな職業ですわね。
時々、人間という生き物が私には分からないですわ」
「はい、そうなのです。
しかも、大手の出版社は70誌ほどの雑誌を発行しているのですが、その内、60誌ほどは赤字で、合計で毎年数十億円の赤字を出していて大変な事もあり、漫画家へ出す報酬も少なくなるのです。
そのせいで漫画家は漫画を描けば描くほど大赤字。
世はまさに大出版不況時代に突入して大変です。
漫画家が一般的なサラリーマンと同じような生活をするには、年間累計発行部数が12万部必要な事もあって、それ以下の売り上げだと貧乏暮らしか、借金生活をしないといけないから大変なんですよ」
「あらあら、人間の世界は大変ですわね。
お金がなくても愛と精霊があれば暮らしていけるエルフで良かったと思いましたわ」
「そうなのです。私もエルフになれて良かったのです。
話を続けますけど、最大手の週刊少年漫画シャンプという雑誌で1万に1人とも言われる連載権を競争して勝ち取って連載しても、ほとんどは短期打ち切りで印税360万円以下という悲しい悲しい結末が待ち受けていたのです。
シャンプを読んでいる時、漫画家って大変だなぁと何度も思いましたよ。ほんと。
昔は低クオリティの漫画を描けば儲かりましたけど、今の読者はクオリティの高い漫画を望みますからね。
必然的に漫画の製作コストが高くなりすぎて、多くの漫画家にとっては割に合わない職業になってしまったのです」
「ところで、私達は何の話をしてましたの?」
「はて?話がそれすぎて、私にも分からないのです。
ところで目の前のこの扉は何なんでしょうか?」
さきほどまで何処まで続きそうな長い長い通路を歩いていたのですが、今、前方に大きな大きな真っ白な扉がありました。
好奇心に駆られたので、私とイエニーさん二人がかりで扉を押して中に入ってみると……そこは大きな大きな円柱状のフロアだったのです。
フロアの中央には、裸の可愛らしい幼女が浮いていて目を瞑って座禅を組んで瞑想しています。キラキラな緑色の髪がとっても神秘的。
この世の者とは思えない……絶世の美幼女だったのです。
肌もエルフ並にぷよぷよで若々しいのですよ。
わぁー、抱きしめたいー。
「あらあら、すごく可愛いですわー!」
イエニーさんなんか満面の笑みを浮かべて、デジタルカメラで裸の幼女をパシャパシャ撮影してます。
今までの付き合いで理解したんですけど、イエニーさんって可愛い子が大好きなエルフなんです。
可愛いものを見たら、そこには遠慮はありません。
とにかく写真を取っちゃうんです。
「私、幸せですわー!ねぇ、あなたの名前はなんという名前ですの?
やっぱり種族は人間?それとも天使?
すごく可愛いですわー!」
パシャッパシャッ!
イエニーさんの、あまりの五月蝿さに美幼女は目をくぁっ!と一気に開けて
【ええい!やめんか!
妾は風龍王!
魔王の軍勢と戦っている最中だから、話しかけるな!
地獄が宇宙空間へと向けて移動しているせいで、薄い大気にいる少ない風の精霊を効率よく運用して攻撃しないといけないから妾は困っているのだぞ!】
あ、この美幼女は風龍王だったのです。
戦況は悪いんですかね?
師匠が心配なのです。
「戦況はどうなっているのですか?」
【マクシム達が地獄へとそろそろ突入しそうだ……ヴィクトリア、妾に話しかけるのはやめい、気が散る】
この言葉に私は黙って、心の中でお祈りしました。
師匠、生きて帰って欲しいです。
いや、弟さんが死んだら、イエニーさんが悲しむから弟さんも帰ってきて欲しいのです。
神頼みという奴です。
目の前に神様がいるから、きっと効果がある気がします。
風龍王様がこんなにも可愛い美幼女だったんて始めて知りましたよ。
外見年齢は9歳くらいですかね?
よく考えたら、本物の風龍王が1000年前に死亡してるから、この人も風龍王の欠片の一つなんですよね。
神も魔族も似たような生態してますから、きっと欠片が人間に取り付いて、その体を奪った結果がこの美幼女版風龍王様なんだと思います。
風龍王様に話しかけずに、1時間ほど待っていると、風龍王様が空中に浮いたまま、こちらに顔を向けてきました。
服を着るという習慣がないのか、ずーと全裸です。
でも隠さなくても良いと思うほどに美しい身体をしているから堂々としているんですよね。
肌がシミ一つなくて新鮮でプヨプヨです、プヨプヨ。
まぁ、私もエルフになったおかげで似たような肌ですけど。
【ふぅ、妾の仕事は全て終わったぞ。
ヴィクトリア、イエニー。
妾に何のようだ?】
風龍王様の外見は小さい美幼女ですけど、威厳たっぷり。
足元まで届く長い長い緑色の髪がキラキラ輝いて美しいのです。
「仕事が終わったという事は、師匠達が魔王に勝利したのですか?」
【いや、私の仕事はマクシム達を地獄内部に突入させるまでが仕事だ。
そして地獄内部の様子は妾にも分からない。
だが、安心するがいいヴィクトリア、イエニー。
お主たちの男は生きている】
「……地獄の様子が分からないのに、なぜそれが分かるのです?」
【簡単な事だ。
闇の魔王、別の名をアリューカという。
アリューカはマクシムを愛しているからだ。
愛するが故に殺せない。
過去の美しい思い出を美しいままにしておきたいから、殺す事ができない。
死の魔王は闇の魔王を愛するが故にマクシムに手を出せない。
仮に死の魔王がマクシムを殺せば、闇の魔王との絆に綻びが生じ、それは将来の潰し合う切欠となる。
どう転ぼうと神々の利益となるのだ】
「私は、そこらへんの事情が分からないのでさっぱりなのです」
【理解しなくても良い。
お主の男は無事に帰ってくる。
もしも帰ってこなかったら、別の良い男を紹介してやろう。
ちょうど土の精霊魔法使いで良い男がいるのだ】
なんか、色んな種馬を牧場のオーナーから紹介される家畜みたいな気分です。
その人も師匠みたいにいい人なんでしょうけど、私は師匠に恩返しもまだ出来てないんですよ?
……あれ?
そういえば、さっきからイエニーさんの声が聞こえないのです。
隣を見ると、どうやら、風の精霊達が空間を遮断していて、音がそこを通過できないようになっていました。
イエニーさんは風龍王様と楽しく何らかの会話をしながら、写真をパシャッパシャッ撮っていて楽しそうです。
風龍王様って1対1の会話が好きな神様なのです。
【それよりもお主に聞きたい事がある。
散歩ポイントで妊娠できる身体になるためには、あといくつのポイントが必要だ?】
「ふぇっ?」
【子供を孕んで産むのは、お主に託された仕事の一つだ。
答えるが良い】
「えと、ちょっと待って欲しいのです。
今、確認するから待って欲しいのです」
散歩チートを使うのは久しぶりでした。
頭に念じると、願いを達成するための数字が出てきます。
【エルフの子供を産める身体になる ☛散歩ポイント50年】
どうやら50年間歩かないといけな……長っ!
エルフになるための散歩ポイントが13年分だったのに、妊娠できる身体になるポイントが50年分とか長すぎです!
「……50年分の散歩ポイントが必要でした。
どう見ても長すぎなのです」
【ふむ、なるほど妊娠する身体になるだけなら、それくらいの時間で十分か。
安心するがいい。
エルフは中々に妊娠し辛い生き物。
女性のエルフが1人の子供を孕むのに平均で300年はかかり、最悪の場合は1000年かかる。
それゆえにお主が妊娠しなくてマクシムが不思議がるという事はない。
気長に子作りせよ】
「長っ!
それ種族として存続できるのか不思議な長さです!」
【それゆえにほとんどのエルフは、天空の島バルスで生活しておるのだ。
さすがのエルフといえども、人間と同じ街で生活していれば、核爆弾などに巻き込まれて殺される事があるからな。
それよりも妾は他にも聞きたい事がある。
全ての精霊達を懐かせるためには、どれだけの散歩ポイントが必要なのだ?】
「以前、確認した事がありますけど、残りの5種類の精霊全てから好かれるには、散歩ポイント250年分が必要なのです」
【ほぉ……そうか、たった250年か。
それは良い事を聞いた。
ならば精霊魔法を極めるもよし、女として必要な機能を優先するもよし、お主は頑張って幸せになるが良い。
妾としては精霊魔法を全て極める事をオススメする。
その方がお主のためになるだろうからな】
「250年は長いのです……皆、時間の感覚が可笑しすぎますよ」
風龍王様は、私が見惚れるような、とっても良い笑顔をしていました。
この時の私はその笑顔の意味に全く気づいていません。
よくよく考えてみればわかったはずなんです。
なぜ、散歩するだけで散歩ポイントという謎のポイント(物質)が貯まり、同じ場所を歩いても散歩ポイントが貯まらず意味がないのか?
この事をよーく考えれば、早めに気づけたはずなんです。
散歩ポイントという物は何なのか。
どうして歩くだけでポイントがどんどん貯まるのか、よく考えればわかったはずなんです。
何か 凄 く 重 要 な 物 を無制限に身体に吸収しちゃってるって。
そして、風龍王様が私に全ての精霊達に懐かれるエルフになって欲しいと思っている時点で、何か企んでるんだなと気づくべき……いや、この企みに気づいたとしても、私は旅をし続けて、その企みに乗っていたと思うので、結果は変わらなかったと思います。
この世界も、元居た世界も消滅の危機に貧していた……なんて、この時の私は知らなかったんですし。
【なに、250年など神からすれば一瞬の事だ。
お主にもそれが分かる日がやってくる。
元人間だった妾のようにな】
……イエニーさんと私はそれから数日の時を、天国で過ごしました。
その間、イエニーさんが風龍王様の裸をデジカメでパシャパシャ撮っていて変態でしたが、とっても楽しい時間だったのです。
師匠と弟さんも五体満足で地獄から生還し、私とイエニーさんは二人を暖かく迎えて一日ゆっくり天国で過ごした後に、別々の方向へと旅立ちました。
イエニーさんが私と別れる時、ちょっと寂しそうな顔をしてましたけど、私にはわかります。
散歩チートで作った運命の絆がある限り、近い将来、またイエニーさんと出会う日がやってくるのです。
そう思えば、旅を続ける気力が湧きました。
だって、私、今まで重要な伏線を全て気づかずにスルーしちゃう能天気な性格なのです。
三章 エピローグ おしまい
テーマ【テーマ今回なし + 21世紀の漫画業界ネタ】
あとがき
(´・ω・`)寒すぎて手がガチガチに冷えて、書くのが大変でそうろう
-