ダンジョンとは? 現実だと城などの地下に造られた監獄や地下室の事なのです。
ダンジョン探索とは? 現代のテレビゲームだと、地下に広がる広大な迷宮や超強大な塔に、たくさんモンスターが生息していてそれを狩って財宝を略奪する遊びなのです。
地下迷宮とは? 太陽光が全く入ってこないから、光の精霊さんがいなくて最悪すぎる迷宮なのです。こんな所、二度と来たくありません。
唐突ですが、太陽光って素晴らしいですよね。
暖かくてポカポカして、幸せな気分になります。
私の場合、光の精霊さん達と友達ですから、光を浴びるだけで無限に元気が溢れ出る上に、敬愛する師匠と手を繋いでの散歩旅で最高の気分になる訳です。
どうして私がこんな事をわざわざ言うのかと言うと、それは私の周りに広がる光景を見れば分かります。
地上の光がほとんど届かない深い深い地下にある通路なんです。
石の地面と暗闇が周りに広がり、定期的に骨が落ちてます。
私と師匠が手に明るい電灯を持っているおかげで、光の精霊さんが少しいるのが幸いでした。
なんでこんなところにいるのかというと、師匠の趣味 + 私の修行なんです。
恐ろしいほど通路が地下へと続く穴を、師匠が地上で発見して、師匠の知的好奇心が刺激されてずるずると地下空間を探索する嵌めになり、なぜかそこにモンスターが居たので師匠から【最小限の光の精霊だけを上手く使って、モンスターに対処するんだ、ヴィクトリア】と言われました。
少ない精霊を効率よく使う事で、精霊の運用の仕方が上手くなるそうなのです。
本当に危なくなったら、師匠が助けてくれるそうですけど、定期的に襲撃してくるモンスターが怖いのです。
師匠と私が持っている電灯から出る光以外は、視界が真っ暗闇なのに、突然、嫌な嫌な叫び声を出してくるんですよ。
「「「「「「「「ブヒイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!こんなところに可愛い女の子がいるブヒイイイイイ!!!!!!!
世間の厳しさと♀の喜びを俺たちが教えてあげるブヒイイイイイイ!!!
子供は100匹くらいで良いブヒイイイイイ!!!!!!!!
男は殺して夕飯にするブヒイイイイ!!!!!!」」」」」」」」
ひええええええええ!!!!
またセクハラトーク連発のオーク達がやってきたのです!
前方の暗闇からバタバタと走ってくる複数の足音が聞こえてきますが、正確な数は私にはわかりません。
出来る事は接近される前に対処する事!
「精霊さん!一瞬だけ青く光って目潰し攻撃!」
ぴかー
少ない精霊さんの持つ力を集中させて、地下空間を一瞬だけ青い光が照らしました。
光の精霊さんに愛されている私には、どうという事もない光ですけど、オークから見れば真っ暗闇での突然の眩しい光 + 目に悪い青い光。
目を潰されて地面に何匹も倒れる音がして、オークの悲鳴が地下空間に反芻してます。
「「「「「「ぶひいいいいい!!!!!眩しいブヒイイイイ!!!!!!
目がああああああああああああああああ!!!目があああああああああ!!!
俺の眼があああああああああああああああ!!!!
ブルーライトは目に悪いブヒイイイイ!!!!!」」」」」」
青い光って目に悪いんです。老化を進める活性酸素が増えて最終的に目の細胞を死滅させちゃうんですよ。
師匠は手に持っている電灯で、倒れているオーク達を照らしました。
そこには苦しんで倒れているオーク達が30匹くらいいます。
私は電灯の光を収束させて、オークの首辺りを目標にレーザーを照射。
レーザーはオークの肉を焦がして、喉を焼きました。喉を焼かれたら、呼吸するだけで凄く痛い痛いですから手軽に相手を無力化するのに丁度いいんです。
これをあと29匹分繰り返して、はい、おしまい。
光って凄いんですよ。現実でも懐中電灯の球を、レーザーダイオード(LD)に交換すると立派な兵器【懐中電灯レーザー】になるのです。
絶対真似をしてはいけないのですよ?
あ、喉を焼かれて苦しんでいる30匹のオークを、師匠が風の刃で真っ二つにして殺しちゃいました。
「ヴィクトリア。
喉を焼いて無力化した後は、ちゃんと殺さないと駄目だよ?
あのまま放置すると、死ぬまでの時間の間に負の感情が大量発生して、近隣に住む魔族がそれを食べて進化する恐れがあるからね」
「ごめんなさいなのです」
私は師匠に頭を下げました。
最近、私の倫理観が可笑しくなっている気がします。
なんで、オークを殺しても罪悪感が全く湧かないんでしょう?
外見が豚なせいですかね?
オークが生理的嫌悪感しか湧かないセクハラトークを叫びながら突撃してくるのも、殺す事に抵抗がない理由の一つだと思います。
日頃の言動って大切ですよね。
オーク達を倒した後は、師匠と手を繋いだまま散歩を再開です。
電灯の明かりだけが頼りの散歩は、いつもよりも私を心細くさせます。
光の精霊さん達はほとんど居なくて、私は人間だった頃に戻ったような感覚に陥りました。
外の世界なら、夜でも月明かりの影響であちこちに光の精霊さんがゴロゴロしてて、私に近寄ってくるから少しはゆっくりできるんですけど、ここは本当に光の精霊さんが皆無に近い世界なんですよね。
今、電灯の光で集まっている光の精霊さん達の数はとても少ないのです。
わざわざ地上と地下を何度も何度も往復してやってきてくれる良い子達なので、いつも迷惑をかけっぱなしでごめんなさいなのです。
精霊さん、愛しているのですよ?愛していても精霊さんと結婚する予定はありませんが。
「ヴィクトリア。
そういえば、君はオークやゴブリンの事についてどれくらい知っているんだい?」
「ほとんど知らないのです。
知ってるのは豚顔がオーク、ゴブリンは見た事がありません」
「なら、散歩しながら僕が講習をしよう。
これからの旅でたくさん戦うことになろうだろうしね」
基礎的な教養が足りてない私には、師匠みたいな存在はとてもありがたいと感じました。
どんな感じにファンタジーな話が始まるんですかね?
「僕が知っている事は、人間側の常識だ。
人間達は、オークやゴブリンなどのモンスター達は魔族の手で生み出された生体兵器と信じている。
しかも、とある国がモンスター達の遺伝子を調べると、ほとんど人間と同じだったそうだよ」
「……同じ?」
「つまり、モンスター達は人間の遺伝子を元に誕生した生物という事なんだ。
現に、モンスター達は人間の女性をよく攫って……いや、こんなアダルトな話を子供にする訳にはいかないね。
とにかく、モンスターと人間は遺伝子的に近いから、子供を作る事ができるんだ。
あとはオークとゴブリンは繁殖能力が高くて寿命が短く、ミノタウロスは繁殖能力が人並みの代わりに何百年も生き頭が良いんだ」
さっきから、何度もオークのセクハラトークを聞いているから、それくらいの事は既に理解できているのです。
オークの頭の中は、エッチな事しか詰まってないんですよ。
あと、エルフと人間って遺伝子的にはどんな存在なんですかね?
「あの、師匠。
話を変えますが、エルフと人間は遺伝子的に近い生物なのでしょうか?
外見は似てますよね」
「遺伝子的には人間もエルフもほとんど同じだよ。
ヴィクトリア、君は人間と人間との間に産まれた娘だから、身を持って理解できるはずだ」
「うーん、遺伝子的にほとんど同じなのに、どうして私達は老化しなくて寿命が存在しないんですか?
人間は長く生きてもせいぜい100年くらいで死ぬのに、イエニーも弟さんも100年以上若い姿ですよね?
これは可笑しいのです」
「その問いに対する答えは簡単だよ。
老化も寿命もないのは、全部精霊のおかげだからさ。
エルフは産まれた時から、精霊達が祝福してくれて周りで精霊がワッショイワッショイ祭りやっている状態の種族だからね。
精霊は友人であると同時に、僕達の育て親でもあるのさ」
あはははははは。
そういえば、エルフになってから光の精霊さん達に好かれすぎて、昼間の散歩が気持ちよくなった事を思い出したのです。
「でも、師匠。
人間にも精霊魔法使いいますよね?
彼らも私達と同じで不老だったりするのですか?」
「人間も精霊に愛されすぎると、耳が尖っていつの間にか人間からエルフになっているケースが大昔にあったそうだけど、今はそういう話は聞かないね。
色んな仮説があるけど、多くの精霊達は人間を嫌っているんだ。
せいぜい、力を貸すのは破壊が大好きな炎と闇の精霊くらいさ。
それにしたって、全体の極一部の物好きな精霊だよ」
「そういえば、アーリア教の総本山で戦った時、数十人くらいの人間の炎の精霊魔法使いに攻撃されましたけど、イエニーさんが余裕を持ちながら水の盾で防御していたのを思い出しましたよ。
本当に人間は精霊さん達に嫌われているのですね。
ところで具体的には、どんな仮説があるのですか?」
私がこう言うと、師匠が返事を返すのを戸惑ったように見えました。
どうやら凄くひどい内容のようだから、私に言っていいかどうか困っているようですね」
「…………主流となっている仮説と、僕の考えた仮説の二つがあるけど、どちらを先に聞きたい?」
「主流の仮説の方からお願いするのです」
「……そうだね、簡単に言うとね。
人間達がやっている環境破壊そのものに精霊達が怒っているという説なんだ」
「環境破壊ですか?
えと、森林伐採とか?」
「それもあるけど、僕が把握できないほどに多種多様な環境破壊を人間はやっていてね。
巨大な湖を砂漠にしたり、地面に肥料ばら撒きすぎて草が生えない土地にしたり、重金属を川を通して海に捨てて汚染したり、原子力発電所で事故を起こして放射能で土地を汚染したり、色んな生物を全滅させたり、事故を起こした電車を被害者ごと地面の下に埋めたり、氷の大陸を溶かして多くの陸地を沈没させたり、油田の事故で海が原油で真っ黒になったり、世界中で砂漠化を進行させたりと、とにかくこんな事をしているから、精霊達に嫌われているって説なんだよ。
こんな事を話していると僕は人間不信になりそうだよ、ヴィクトリア」
師匠が私の頭を撫で撫でしてきました。
ほんと、師匠は女の子の髪を撫でるのが好きな人なのです。
「師匠、私と出会ってすぐに森を丸ごとビームで破壊してませんでしたっけ?
あれって環境破壊じゃないですか?」
「あの森はね。
新しく育つ森のために壊した方がいい古い古い森だったから、逆に精霊たちが大喜びだったよ」
「な、なるほど。
新しい自然環境のために古い自然環境を壊した方が良い事もあるんですね。
それでは、もう一方の師匠が考えた仮説とはどんな内容なのですか?」
「それは君も知っているよ」
「?」
私は首を傾げました。
師匠は笑顔をやめて怖い無表情になって
「大魔王【悪夢の皇帝】を1000年前に召喚したのは人間だと、精霊達が本能でなんとなく知っているという説さ。
あれは不味い。
環境破壊問題どころじゃない、世界が滅亡しても可笑しくない大事件だったからね。
そりゃ精霊達は怒って、人間達や、その遺伝子を元に作られたモンスター達に手を貸さなくて当たり前って事さ」
私は何も言えません。
13億人を肉塊にして、永遠の時間の牢獄へと封じ込めた大魔王の事は今でもトラウマなのです。
正直、師匠でも勝つのが絶望的な相手に、どれだけ戦力を集めれば勝てのかさっぱりです。
あれ?師匠がなんでも物を収納できるポケットから、手榴弾っぽい丸いボールを2つ取り出して、私の手に載せました。
なんでしょう?これ?
「ヴィクトリア。
残念だけど会話の時間はおしまいだ。
闇の精霊魔法を使えるオークが、近くまで来ている。
その閃光弾を駆使して頑張って倒すんだ。
上のレバーを抜いて、3秒後に発光する仕様になっているから、爆風は起きないから安心するといい」
「はい?」
私が呑気な返事を返すと、暗い地下通路のむこうから、高速で飛んでくるオークが1匹居たのです。
あんたは風の精霊魔法使いなのですか!と言いたくなるほどの速度で、文字通り飛んできてます。
私達のすぐ近くまで来ると、そいつは飛んだ勢いを殺せずに地面に何度も何度もバウントして転がり、鼻血を大量にだして痛みで悲鳴をあげました。
……何しに来たんですか?
「痛いブヒイイイイイイイイイイイイイイ!!!
ブヒイイイイ!!!ぶひっ!ぶひいいいい!!!
ブヒイイイイイイイイイイ!!!!!」
このオーク、本当に何がしたかったのでしょう?
師匠は笑顔になって、オークを指し示して
「さぁ、ヴィクトリア。
このボロボロのオークの怪我を治して、試合を申し込むんだ」
「え?」
「実は、手頃な実力の精霊魔法使いが近くにいないかどうか、風の魔法で探査して見つけて、ここまで風の精霊魔法で来てもらったんだよ。
今、怪我を治せば、比較的安全な試合形式で戦える……気がする」
「気がするだけなのですか?」
「まぁ、君が本当に危なくなったら僕が助けてあげるから、心配しなくていいよ。
じゃ、試合が終わるまで僕は光学迷彩しているから頑張るんだよ、ヴィクトリア」
「師匠がそう言うなら、わかったのです。
精霊さん!この豚の怪我を治して欲しいのです!」
少ない光の精霊さん達が、オークの怪我をゆっくりゆっくりゆっくり一時間くらいすれば完治するかなー?という勢いで治してます。
これじゃ遅すぎなのです。
こうなったら、師匠から渡された閃光弾を使うしかありません。
閃光弾のレバーを掴んで外して、ポイッとオークの方に投げ捨てて3秒後。
地下通路は光一杯で染まりました。
この光で集まった光の精霊さん達を利用して、オークの怪我を治す手伝いをするようにお願いしたのです。
閃光弾の光が収まる頃には、そこには……五体満足で肌がツヤツヤのオークが居ました。怪我が綺麗さっぱり治ってます。
「あなたの怪我を治しましたけど、大丈夫なのですか?
私が光の精霊魔法で怪我を治したのです。
できれば試合を申し込みた」
「ブヒイイイイイイ!!!!
なんて優しい娘ブヒイイイイ!!!!
今時珍しい良い娘ブヒイイイイイイ!!!!!
お礼に集落に連れ帰って俺の嫁にするブヒイイイ!!!!
俺は族長の息子だから、生活の苦労はさせないブヒイイイイ!!!!」
ひええええええええええええ!!!
このオーク!興奮してこっちの話を全然聞いてないのですううううう!!!!
闇の精霊達を周りに展開して、私に危害を及ぼす気満々ですよ!?
精霊さん!この豚に電灯の光を収束させてレーザー攻撃して欲しいのです!!
ピカァー!
名づけて電灯レーザーは、オークの方へと光速で迫りましたが、周りに展開している闇に触れた途端、遮られてレーザーがオークに届きません。
……これが地上だったら、闇ごと貫通して地下通路が崩落するクラスの大威力になるのに酷いのです。
「ブヒイイイイイ!!!!
闇の精霊達の防御にそんなチャチな光は通用しないブヒイイイイ!!!
おとなしく俺のお嫁さんになって子供を100匹ほど産むブヒイイイイイ!!!!
俺が死ぬまで愛してあげるブヒイイイイ!!!!
初恋ブヒイイイイイイイ!!!!」
オークがヨダレを垂らしながら、こっちにゆっくりとゆっくりと迫ってきました。
さすがにセクハラトークの連発で怒りましたよ!
最後の閃光弾のレバーを外して、すぐ目の前に投擲。
これで私の勝利は確定です!
閃光弾が膨大な光を撒き散らそうとする寸前、闇の精霊達が閃光弾を包み込んでグシャッと潰しました。
潰れたから閃光弾は発光しません……あれ?
どうしよう?
私、貞操のピンチですか?
「ぶひいいいいいいいい!!!!!!!!
ここでスッキリーするブヒイイイイイイイイ!!!!
抵抗されたから余計に燃えるブヒイイイイイイ!!!!!」
オークがすぐ近くまで迫り、私を石の地面へと押し倒しました。
倒された痛みで私は何もできず、私が持っていた電灯も闇の精霊達によってグシャリと包んで壊され、今は完全に視界が真っ暗。
ひえええええええええええ!!!!
誰か助けて欲しいのですうううう!!!!!
豚の子供を孕むのは嫌なのですううう!!!!
素敵な人と結婚する前に汚れるのは嫌っー!
「ぶひいいいいいい!!!!!
とても可愛い娘ブヒイイイイ!!!!!!
全身が白濁になる素敵な初体験をしてあげるブヒイイイイイ!!!!!
まずはスカートをビリビリに破……ブヒイイイイイイイイイイイイイ!?!!!!!」
真っ暗闇だから何が起きたかわかりませんが、私の上に乗っていたオークの重量がなくなりました。
きっと、あのオークは師匠の風の精霊魔法で遠くに吹き飛ばされたんだと思います。
……ふぅ、さすがに怖かったのです。
もうこういうのは懲り懲りです。
しばらくすると、師匠の電灯が私を照らしてくれました。
師匠は少し申し訳ない顔をしています。
「やれやれ、あのオークは思ったよりも実力者だったようだね、ヴィクトリア。
闇の精霊を少ししか運用してなかったけど、戦い方が非常に上手かった。
巧妙な防御、一度見た手をすぐに封じる賢さ。
オークなのが勿体無いくらいだね」
師匠の片手が私の頭を撫で撫でしました。
私、師匠の期待に応える事ができなかったら悲しいのです。
オークにすら勝てないようじゃ、魔族相手なんて絶望的です。
「大丈夫かい?
今のはさすがに怖かっただろう?」
「……はい」
本当、光の精霊さん達がたくさんいないと、私なんてただのガキなのです。
お腹が空いて空いて辛……あれ?
お腹が減っている?
これまた珍しい体験です。
エルフになってから、こんな感覚になった事がないのに可笑しいのです。
まるで人間の頃に戻ったみたい。
「師匠、私のお腹が可笑しいのです。
お腹が空いてペコペコです」
「うん?
今なんて言ったんだい?」
「お腹が空いたから、何か食べたいのです」
「……ああ、そうか。
光の精霊がほとんどいない場所に、何日も篭っているせいでエネルギーを回復できないんだ。
僕達、エルフは精霊がいないと人間と何も変わらないからね」
日頃、どれだけ光の精霊さん達に助けられているのか、久しぶりに再確認したのです。
地上に早く戻りたいなぁ。
太陽光で幸せになりたい。
「こうなったら、僕のエルフ式マッサージ術で、君に僕の持つエネルギーを注入するしかないね。
●●をたくさん揉むけどいいかい?」
「はい?」
「よし、あそこの地面に座ってくれ」
聞こえなかったんですけど、何を揉むんですかね?
胸ですか?
太ももですか?
お尻ですか?
肩ですか?
どこを揉むのですか?
これってひょっとして、エッチィ雰囲気?
中編に続く
テーマ【ダンジョン探索はなろうのテンプレ】
小説家になろうのテンプレ集【神様転生/チート/ハーレム/チーレム/
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