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もふもふ帝国でニート巫女やっています
9話 ナイル川にダムが出来たんだってさ【生け埋め公誕生秘話】

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ダムってなーに?

川や谷を横断もしくは窪地を包囲するなどして作られる土木構造物の事です。
水力発電や、貯水に利用され……我が辺境伯領では重力式コンクリートダムを採用しています。
これは膨大なコンクリート量が必要なダムであり、莫大な資材が必要なのですが、この世界では材料費がゴーレム製造魔法で浮きます。

by 領主補佐タヌキモン




【妖狐エミール視点】

マスターと出会ってから、5年の時が過ぎました。
つい最近までは書類仕事に忙殺されて、敬愛するマスターとのモフモフタイムが減って、僕の狐耳が下にペタンと垂れるほどに残念な事になっていましたが、今はタヌキモンさんが育てた文官達が仕事をしてくれているので、書類仕事が減って楽です。
その代わりと言ってはなんですが、マスターの仕事に現場視察が増えました。
銀行が冒険者の商人達に融資して作った工場群、整備された港、規律正しい軍隊、住民への慰安などなど、そういう仕事をマスターと僕はやっています。
この現場視察の仕事で一番素敵な事は、マスターと一緒に同じ馬車の中でモフモフしながらゆっくりできる事。
僕は、今、大好きなマスターに膝枕されて眠った振りをしています。
こうやって存分に好きな人に甘えられる僕は世界一の幸せ者に違いありません。
マスターの太ももが柔らかくて良い枕だなっと思いました。

「モフモフ〜尻尾モフモフ〜」

可愛らしい声に釣られて薄目をチラッと開けると、僕の尻尾を掴んで頬ずりしている幸せそうなマスターを見れました。
ぜひとも、その調子でたくさん僕の身体で楽しんでください。
モフモフは辺境伯領最高の文化です。
あとの問題はタヌキモンさんが同じ馬車に乗っているから、マスターと時折、雑談や仕事の話をしている事です。
僕、未だに専門用語が多すぎて理解できない事がたくさんあるから、話についていけない事が結構あるんですよね。
今もタヌキモンさんが深い知識の深淵を、マスター相手に披露していて凄いです。

「閣下、我々が住むエジプト地方の水事情を知っていますかな?」

「水事情?ここで5年間暮らしたけど、エジプトって雨があんまり降らないよね。
まぁ、エジプト地方に限らず辺境伯領全体に、水があんまりない感じ?」

「そうです、閣下。
エジプト地方はほとんど雨が降らないため、ナイル川に水資源の97%を依存しております。
今から向かう先にあるミーニャン・第一ダムは、ナイル川を今以上に有効利用し、農地を拡大するためにやっているのです。
ちゃんと地球のエジプト政府の失敗を参考にしてあるので、将来的に農業の生産力が著しく上がる事は間違いなしでしょうな。
エジプト政府はダム建設で大失敗をやらかして、風で水が飛ばされたり、ダムの地下に流れて貯水できず、深刻な水不足国家となり、他にも無数の問題を起こして漁業・農業に大打撃を与えましたが……その数々の問題点を冒険者の技術者達が解決してくれました。
栄養豊富な土はダムの底に沈んでも、ダムの下から定期的に土を排出できるように改造。
水が地下に逃げない構造にして備えは完璧です」

「それは良い仕事だね。
タヌキモン達が辺境伯領に来てくれてから大助かりだよ。
……あと、借金の額がまた一桁増えてたんだけど、本当に大丈夫?」

「たくさん借りれば借りるほど、借りた側の立場が強くなるから問題ありません。
辺境伯領が破産するという事態に陥れば、債権を回収する事が不可能になるため、それを恐れた商人達が積極的に辺境伯領が発展できるようにバクアップしてくれるのです」

「う、うん、理屈としては分かってるんだけど、借金漬けだから、ちょっと怖いんだよね」

僕のイメージだと、ダムって小さい堤防ですけど、冒険者達がやる事ですからきっと常識を崩壊させる代物なんだなーと盗み聞きして思いました。
彼らのやる事はいつも僕を楽しませてくれます。
これも全部、マスターとタヌキモンさんのおかげ。
部外者立ち入り禁止の工場や施設に堂々入れて色々と見れて、新鮮な体験がそこには待っているのです。
おっと、馬車が止まりました。
どうやら目的地に着いたようです。
マスターが僕の身体を揺らして起こそうとしたから、眠った振りをやめて僕は目を覚ますと、満面の笑みを浮かべた素敵なマスターがこっちを見ています。

「エミール君、グッスリ眠れた?」

「はい、マスター。
快適な時間でした」

「それは良かったよ。
エミール君は今回のダム視察に大喜びしてたもんね。
ほら、向こうの方にダムがあるよ」

マスターが左手で指し示した方向を見ると……馬車の窓越しに、山と言っても過言ではない超巨大な岩の壁がありました。
恐ろしい巨大さです。
窓に近づいてダムを見上げると、高さだけで100m以上は明らかにあります。
更に恐ろしい事に、ダムの壁には無数の人間らしき手が生えている事です。
 そ の せ い で ダ ム が 不 気 味 で  巨 大 な 墓 に し か 見 え ま せ ん で し た。
だから、僕はマスターに抱きついたまま聞いてみようと思いました。

「あの、マスター。
ダムの壁から伸びる無数の手足はなんですか?
本当にあれはダムですか?」

「タヌキモンにさっき聞いたんだけど、ゴーレムを材料にそのままコンクリートで固めたせいで、ダムの壁のあちこちにゴーレムの手足が出ているそうだよ。
なんでもこのダム、重力式コンクリートダムっていう頑丈な種類のダムで、コンクリートの質量を利用してダムの自重で水圧に耐える構造で、地震・洪水に強いメリットを優先して外見は度外視したんだって」

「なるほど」

ゴーレムというのは、魔法で周りの砂や岩から作る自動人形の事です。
何十万体のゴーレムを使ったのかは分かりませんが、きっと大変な苦労を伴ったのだと思います。
きっと廃人冒険者以外には真似できません。
普通の魔法使いが虫けらに見えるほどの恐ろしい量の魔力がないと、こんな工事は不可能なんです。
やはり廃人冒険者は凄い。感動しました。
大好きなマスターと一緒に、このような光景を見れるなんて最高です。

「あの、エミール君。
馬車の外に出たいから離れてくれないかな?
胸が余計に重くて動き辛いよ」

おっと、マスターの身体に抱きついたままでした。
マスターから僕は身体を離し、そのまま馬車の外へと出て、敵がいないかどうかを念のために確認した後、マスターとタヌキモンの両名を馬車からゆっくり降ろしました。
傍目から見れば、要人2人の護衛が僕1人しか居ないように見えますが、馬車の30m後方に廃人冒険者達が乗った馬車が4両居るから、問題ないんです。
死んでも1日以内なら蘇生魔法で手軽に復活できますし、僕がいる時点で既に護衛としては過剰戦力になっていると思います。
ポン ポン
後ろからタヌキモンさんの丸い手が僕の肩を叩いたので振り返ると……そこには説明したくてウズウズしている狸顔があります。
タヌキモンさんは知識自慢をしたくて仕方がない性格の人なんです。

「エミール少年、このダムについての私の説明はいるかね?」

「はい、タヌキモンさん説明お願いします」

「よろしいよろしい、良い返事だ。
なら説明を始めよう。
私がなぜこの地に巨大ダムを作ったのか?
それは砂漠だらけのエジプト地方を、ナイル川の膨大な水で緑化し、見事な農場に作り変えるためなのだ」

先程も聞いたような気がしますが、さすがタヌキモンさんとしか言いようがありません。
そんな発想で本当に巨大ダム作らせてしまうなんて格好いい狸です。
そこに痺れて憧れてモフモフです。
タヌキモンさんの知識は本当に異常です。きっと世界一の賢者に違いありません。

「この砂漠が緑の大地になったら、きっとタヌキモンさんの名前は歴史に刻まれますね」

「うむうむ、エミール少年は私の凄さを理解できているようだな。
いいぞ、もっと褒めてくれ。
その他にも、このダムには素晴らしい利点があるのだ」

「利点が複数あるんですか?」

「大きなダムは観光地としても運用でき、ダムの周りの村や街に観光客がお金をどんどん落としてくれる。
更に農民達から見れば、このダムは為政者の権威の象徴に等しい存在だ。それゆえに辺境伯領は農民から信頼を得る事ができる。
私がいた地球でも、大規模な河川工事をしなくても良いのに、農民達に見せつけるために無駄な大規模公共事業をやった中国という国があるほどに、古来から治水は権力者の権威を示す絶好の機会なのだ」

「なるほど一石二鳥ならぬ、一石三鳥の効果があるんですね」

「いや、一石四鳥だ」

はて?
他にも利点があるのでしょうか?
僕の頭脳だと、知識が足りてないせいか、教えられないと分からない事が多いんですよね。
タヌキモンさんは、狸顔に満面の笑みを浮かべながら、口を僕の狐耳に近づけて、マスターに聞こえないような小さな声で

「民衆は飴だけでは従わない。鞭が必要なのだ。
このダムは飴と鞭、両方の効果を狙って作ってある。
エミール少年、このダムを何も知らない第三者が見れば、どのように思うか理解できるかね?」

あ、確かに……このダム、あちこちにゴーレムの手足が生えているから、事情を知らずにダムを見た人は、人間をコンクリートで生き埋めにして作ったダムって思いますよね。
さすが、タヌキモンさんです。
これでマスターに反抗する人は、きっとたくさん減るに違いありません。
逆らったらダムの材料にしちゃうぞーって、言っているようなものですし。
現に、ダムを遠くから眺めている農民達が恐怖でブルブル震えてます。










【エジプトの部族民サァアセト視点】

エジプトの地は、ナイル川が栄養豊富な土を運んでくれるおかげで、豊かな農業ができる砂漠の土地だ。
しかし、大昔はファラオという王様が、農民達が必死に働いて作った農作物を大量に収奪した影響で、農繁期の労働だけでは生活できなくなった農民達に、麦とビールを報酬にピラミッド建設の仕事を与え、宗教で洗脳する事で馬車馬のように働かせていたと聞く。
所詮、権力者は農民の事を何にも考えていない畜生どもだ。
あいつらには俺達の気持ちなんて分からねぇ。
だが、2年前、部族間闘争を繰り返していたエジプトの地を、平和的に併合する事を宣言したミーニャン辺境伯領は違った。
ミーニャン辺境伯の異常な交渉力、反乱が起きてもすぐに鎮圧できる軍事力、低税率、公平な法律、効率の良い農業、楽しい娯楽……税をごまかして半分しか出さない脱税対策、それらのおかげで俺達は支配されて餓えるどころか、都市から色んな物を購入して、以前よりも遥かに平和で裕福な暮らしができるようになった。
ミーニャン辺境伯は優しいお方だ。
最初は統治に反発していた俺達を短期間で納得させて、豊かな生活ができるように頑張ってくれた。
たとえ、俺達の脱税がばれたとしても、軽い罰で許してくれるだろう。
領主補佐タヌキモンの命令で、ダムという巨大な堤防を見るまでは、俺達はそう思っていた。


なんだっ!これはっ!
高さ100mにも及ぶ高い高い石の壁、それらが偉大なナイル川の膨大な水を受け止めて巨大な人口湖を形作っている。
その時点で驚愕すべき光景なのだが、問題なのは、その壁から生えた無数の手足。
恐らくは人間の手足だろう。
このダムの材料となった人間達は、下手したら数十万人に及ぶかもしれない。
これをやったミーニャン辺境伯は恐ろしい化物だ。
つまり、俺達にこれを見せて……こう言ってるのに等しい。

ミーニャン辺境伯(´・ω・`)逆らったら生き埋めにしちゃうぞー

恐ろしい。
俺は馬鹿だった。
ミーニャン辺境伯がただの優しい妖狐の訳がなかった。
ここ以上に遥かに荒れ果てたイスラの地を治めている女領主。
当然、容赦ない残酷さを併せ持っていて当たり前だ。
次から税金を払う時は、脱税せずに正直に納めよう。
そうしないときっと辺境伯は俺たちを生き埋めにする。
俺達に悟られずに完全な情報封鎖をして数十万人も殺したのだ。
完全な情報の隠蔽ができている以上、ここらへんにある部族を皆殺しにする事に、きっと躊躇いなどない。
それに脱税しなくても、俺達は十分に豊かに暮らしていける。
このダムがあれば、今以上に水を使えて、大量の農地を1年中耕作できるから、頑張って働けば脱税した以上の農作物が取れるはずだ。
下手に脱税して皆殺しにされるリスクを犯すくらいなら、まじめに生きた方が良さそうだぜ……。
……な、なんて事だ!ミ、ミーニャン辺境伯がこちらへと向けて歩いて来てるぞ!
隣にいる妖狐の少年は、軍神エミールだ。
1人で廃人冒険者10人に相当する超常の化物。
俺達が1000人居たとしても勝てない。
ま、まさか、ここで脱税した俺達を見せしめに粛清する気かっ!?
そのために俺達をここに呼んだのか!?
そう思った俺達は思わず身構えた。
するとミーニャン辺境伯が息を大きく吸って、デカイ胸に空気を溜め込み、大声で俺達に話しかけてきた。

「皆さんー!聞こえてますかー?
私はミーニャン辺境伯ですー!
冒険者の皆さんにダムを作って貰いましたよー!
これでたくさん農地を耕作して頑張ってくださいねー!
何かやって欲しい事があったら、各集落に設置した目安箱に意見書を入れてくださいー!」

ミーニャン辺境伯の声は穏やかだ。
とても俺達を恐怖で統治する女領主には見えない。
胸が大きくて母性溢れる良い狐耳の女性だ。
だが、よく考えるんだ。
ミーニャン辺境伯の発言の意味を。
たぶん、この言葉にはこんな意味があるに違いない。

ミーニャン辺境伯(´・ω・`)脱税してるの知ってるんだぞー今回は許してやるけど……次、大規模な脱税したら冒険者に頼んでダムの材料にしちゃうぞー
目安箱でお前らの行動は監視してるんだよー
密告されたくなかったら大人しく従えー

他の連中も同じ考えに到達したのか、俺達は恐怖で身体がガタガタ震えながら頷くしかなかった。
逆らったら殺される。
逆らわなかったら良い暮らしが保証される。
そうだ、今、俺達を殺さないという事は脱税した罪を許すという事だ。
今から反省して脱税をやめれば、粛清されずに済む……そう思って落ち着こうとしたら、ミーニャン辺境伯がこう言ってきた。

「これからもダムをたくさん作る予定ですよー!
たくさん人口湖を作って、最終的にエジプト中を緑あふれる土地にしたいと思ってますー!
ご苦労をおかけしますが頑張ってくださいー!
あと、税金の確定申告期は3月に締切が多いから忘れないように申告してくださいねー!
そうしないと、余分に税金取られちゃいますよー!
もう一度言いますよー!
税金の確定申告期は3月に集中しているから、絶対確定申告してくださいねー!
そうしないと酷いことにありますよー!」

怖い。
この狐娘、外見がとんでもなく美人で笑顔で可愛いのに怖すぎる。
初めて見た時は、胸が大きくて色っぽい獣人だと思ったのに、やっている事と言っている事に凄みがある。
でも、この人に従えば豊かな生活が約束されている。
今まで誰もが出来なかった砂漠の緑地化。
その偉業をこの人はやり遂げるだろう。
なら、俺達も協力を約束するしかない。
息を大きく吸い、俺達はそれぞれの返事をミーニャン辺境伯に返した。

「はい!辺境伯様!俺達頑張ります!」「頑張りますから生き埋めにするのはやめてください!」
「脱税なんて二度としません!」「辺境伯様は我らの太陽です!」
「緑あふれる土地にするなんて凄いッス!辺境伯様!」「辺境伯様万歳ー!」
「万歳ー!万歳ー!おっぱい万歳ー!」「万歳!万歳!万歳!ミーニャン万歳!!」
「万歳ー!万歳ー!万歳ー!」「万歳ー!万歳ー!万歳ー!」
「万歳ー!万歳ー!万歳ー!」「万歳ー!万歳ー!万歳ー!」
「万歳ー!万歳ー!万歳ー!」「万歳ー!万歳ー!万歳ー!」

他の土地の連中が、俺たちの姿を見たらきっと卑屈だと批判するだろう。
だが、お前らにわかるか?
短期間で辺境伯領を大発展させ、エジプトの地を一瞬でいつの間にか併合して、反逆する連中数十万人をダムの材料代わりに生き埋めにした化物が目の前にいるんだぞ。
しかも、隣には廃人冒険者10人相当の軍神エミールつき、その後方に護衛の廃人冒険者が20人以上いる。
逆らう方が馬鹿だ。
従えば暮らしと家族を守れる。
なら、どんな悪魔にだろうと従うしかない。





あとがき



(´・ω・`)エジプトにダム建設したら、逆に貯水量減って土地も枯れて大変なそうな。
地下に水が逃げちゃうから、満水になるのに200年かかるとか。

流れてくる栄養豊富な土(´・ω・`)ダムの底行きーエジプトの土にならない

流れてくる水(´・ω・`)風で飛ばされたり、地下に流れたりして全然貯まらないー


【アイデア提供者】ゴーレムをそのまま石化して、ダムの建設資材として使えばいいじゃないか。
http://suliruku.blogspot.jp/2015/03/5.html?showComment=1425439294061#c4930050908967818666

現実のエジプト(´・ω・`)俺の許可がないと、上流での河川工事は許さん!ナイル川の水の8分の5は俺の所な!

上流の国々(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)くそぅっ・・・!エジプトしゅごい・・・

現実のエジプト(´・ω・`)他の下流国家とは違うのだよ!下流国家とはな!



トルコ(´・ω・`)エジプト凄いな。俺は下流の国の事なんか考えずに上流にダム作ったで。

中国(´・ω・`)俺も俺も、自国優先して上流にダム作ったで。おかげで海水が逆流して東南アジアが凄い事になった。

中東の食料戦略、@海外の農地確保 A輸入 B植物工場Cトルコ「水独占すりゃええやん」
 http://suliruku.blogspot.jp/2015/02/blog-post_83.html




☟辺境伯領土2年経営 合計2年   人口2万人
☟ 大量の冒険者を雇用して2年  合計4年   人口4万人
☟ ダム建設工事などたくさん1年  合計5年  人口204万人

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空軍創設

世界帝国紹介☛情勢が少しでも変われば、攻めてくる。

兵力で劣り、相手も大量の冒険者を雇用して戦場に投入してくる以上、空から一方的に攻撃できる空軍が必須。
空から氷の魔法で氷を大量に落とせば、それだけで敵軍は精神的に大ダメージ。

●文化侵略プラン

●獣人のイメージをアップさせるために、エロい獣娘のエロ写真、イケメンの獣人のエロ写真、可愛いショタの写真、日常風景などを量産して売る 計画。ただし印刷機が完成してからの話。





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