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もふもふ、きつねっこぉ

★15話の狐娘「日本へ再びやってきたんじゃよ!」



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http://suliruku.blogspot.jp/2017/04/15.html

挿絵(´;ω;`)ビールに夢中な狐娘

(´;ω;`)たくさん模写を頑張ったぞい!

(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)前よりキャラの可愛さが低下しているぞー!練習量が足りないぞ!

(´;ω;`)コピー用紙57枚消費した。

(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)何の模写をしたんだ!?

(´;ω;`)裸の女の子ばっかり。服とかは特に模写してない。獣娘の模写もやったことがない。
でも、おかげで裸の女の子は、そこそこ描けるようになったぞい

(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)狐娘を描きたいなら、和服の模写を先にやれよ!先生ぇー!

(´;ω;`)ですよねー。




★★★

ニャンタンは、ワープゲートの警備のためにトラエモンを呼び出し、キーニャン達を連れて地下室へと移動した。
ここには使っていない、失敗作のワープゲートがゴミのように山積みにされている。享楽国の首都が外敵に攻められるという事態になったら、ここのワープゲートを首都の周りに配備して、時間稼ぎをする予定だ。
今、キーニャンがワープゲートの出現位置を調整している。ニャンタンがリーファに聞いた所……日本にはコスプレという文化があり、獣耳や尻尾が生えていても仮装だと誤認してくれるようだ。
日本以外の国に接続すれば、たちまち、奴隷販売業者や、誘拐産業の営業マン、異教徒を制裁したがる無職、ロリコンという人種が襲撃してくる可能性が高く、危ないらしい。

「この家にワープゲートを設置すればいいかの?」

キーニャンがワープゲートを繋げた。その先には――リーファの自宅がある。
新築だが、部屋にホコリが落ちていて汚かった。それに、家に使われている木材が可笑しく、家を支える柱が、古い廃材だったりする。
でも、リーファにとって、この家は落ち着ける我が家なのだろう。いつもより元気を増して彼女は叫んでいた。
「適当に場所を教えたのに狙った場所に接続できるなんて凄いアルな!ここなら安心ヨ!なんとっ!公園に設置した家だから安くて利便性たっぷりアル!
ここなら異世界交易の拠点としても便利ヨー。周りに大型店がたくさんあって買い物しやすいネ!」

「なるほど公園に家を建てたんですが……日本国だと、合法なんですね」ニャンタンがツッコミを入れた。

「……」

「なぜ黙るので?」

「……乙女の秘密を聞くのは駄目ヨ?」

「違法に建築したんですか!?」

「それを言ったら、ニャンタン殿は不法入国者ヨ。アタシと一緒ネ。犯罪者アル」

ニャンタンはハリセンを懐からだし、リーファの頭をスパーンと叩いた。幸い、前回の日本訪問とは違い、ちゃんと警察軍を動かしている。
大陸系商人が大群でやってきても、トラエモンが守ってくれるはずだ。軍事指導者としては役に立たない可能性が濃厚だが、、兵士としてのトラエモンは享楽国最高の存在なのだ……少なくとも、そう認識しているニャンタンは、仕事をプレゼントする――

「トラエモン、このワープゲートを守るように」

「了解しました閣下!」いかつい虎男が敬礼した。

「くれぐれも、致死性の罠を大量に仕掛けたり、家を改造したり、ましてや家の外に出て目立つような行為はしちゃ駄目です。わかりましたか?」

「……さすがです、閣下。私のやる事をここまで見抜くとは……未来視の信仰スキルでも持っておられるので?」

(こんなひどい奴だと……、雇用するまでわからなかった僕の目は、節穴だなぁ……。軍事的に優秀かどうかは、現場で使ってみるまで分からないというけど……トラエモンは兵士としては優秀でも、人の上に立つ存在としてはダメな存在かもしれない……)

ニャンタンの中で、トラエモンの価値がワンランク低下した。
でも、軍事という世界で優秀な人材という奴がよく分からないから、これからもトラエモンを重用せざる負えないのだろうなぁと、ニャンタンは悲しい気分になる。時代に合わせて必要とされる兵種も違うし。

「それでは目立たぬように警備します。閣下の信頼は決して裏切りませぬ」

でも、トラエモンの裏切らない。その言葉だけはニャンタンには信用できた。この虎男なら――軍隊を率いて、戦場とは逆方向に向かって、首都で軍事クーデターなんていう展開はない。そう断言できる。

「それでは任せました、トラエモン」

★★★

ニャンタン達はリーファの家を出た。周りに広がるのは公園である。

「あらやだ……違法建築物に子供がいるわよ………」
「大丈夫よ、山田さん。今日、行政撤去の日だから……あの家は最終処分場行きよ……」

近所の住民が冷たい視線を向けてきたが、彼女達の会話内容は聞こえない。コスプレという文化はあれど、獣耳や尻尾に寛容ではない人種がどこにでもいるのだろう。
今はリーファを少しだけ信用して、銀行やクレジットカードというシステムをパクる事を最優先だ。それがニャンタンのやるべき事なのだ。金がないのは、尻尾がない事と同じなのである。

「それではリーファさん、案内をお願いします」

「わかったアル!銀行はこっちネー!」

これから享楽国の新しい一歩が始ま――
ぐぅー。
ニャンタンのお腹から、小さな音が響いた。

「……」

「ニャンタン殿……お腹、空いているアルか?」

「はい……」

「クレジットカードの便利さを知るために、コンビニに行くアルか?」

「コンビニ……?」

「次々と商売上のライバルを味方にして、世界中に店を持つ化物企業アル!ライバルのお金で小型店舗を出店しまくるから、恐ろしい勢いで世界に拡大したネ!
借金させて出店させるケースもあるヨ!」

「怖すぎる!?そんなもんが享楽国に出店したらやばい!?」

「きっと、異世界にコンビニが出店したら……享楽国の商人に次々と資金を出させて、あっという間に増殖するに違いないアル!街中、コンビニだらけネ!」

異世界はやはり、危険な場所なのかもしれない……イド生物群とは別の意味で、強敵になりそうだ……日本国……ニャンタンは激しく戦慄した。

 

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  1. 5 件のコメント :



    1. (´・ω・`)ゆっくり、あとで修正

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      1. (´・ω・`)ゆっくり修正完了。
        獣娘の尻尾をもふもふしたいのう……

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    2. 軍隊率いて、逆に首都にクーデターしに来るって 明智光秀ですかー

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      1. (´・ω・`)軍事クーデターで終了した政権は、たくさんあって大変なんだお……
        軍隊が、首都に近づいたら違法とか、ナポレオン時代のフランスにあったと思うお……

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    3. (´;ω;`)画力を上げたいのう(´;ω;`)

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