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エピローグ  不老不死超絶美少女ハーレムの完成でござるっ!


天界と呼ばれる場所は、世界そのものが空だけで構成された超巨大な世界だ。
浮遊している大陸の各地に美しい天使達が住み、女神様から託されたそれぞれの役割を果たしている。
全員が背中から大きな純白の翼を生やし、理想郷に住む姿は・・・触手さんからみたら、とても素晴らしいものだった!
既に女神様は、ワープと同時に触手の中の一つに格納し、お嫁さんにするために調教中であるっ!
この楽園を護るべき最大戦力がいないのだ!

「たまらんでござるなぁっ!
何処を歩いても美少女だらけとか、最高でござるよっ!
ゆおおおおおおおおっ!!!全員を拙者のハーレムに加えるために努力するでござるよおおおおっ!!!
拙者の触手の中で、素敵な新婚初夜を体験するでござるううううううっ!!!」

「いやぁっー!誰か助けてぇっー!」
「こんな触手に食べられるなんていやぁっー!」
「皆ぁっー!逃げてぇっー!」

美しい天使達が羽を使って空を飛んで逃げようとしているが、すぐに触手さんの触手に捕まり、次々と触手の内部空間に格納されている。
客観的に見れば、触手さんが天使達を大量に食べて捕食しているというスプラッタな光景であり、天使達もそう思っていた。
命の危険を感じひたすら逃げても逃げても、触手さんが追いかけてきて絶対に捕まえるので、可愛らしい天使達は絶望している。
触手さんは、そんな絶望している天使達に興奮・・・いや、哀れみを感じて、安心させようと説得をする。

「大丈夫でござるっ!
拙者は可愛らしい不老不死美少女をお嫁さんにしたいだけのイケメンっ!でござるっ!
安心して、拙者の触手の中で気持ちのいい調教・・・いや愛されて素敵なお嫁さんになると良いでござるっ!
拙者は大魔王で宇宙を支配するほどの超絶大金持ちのイケメンでござるよっ!
安心して、拙者のハーレムに加わるといいでござるっ!」

「へ、変態っー!」
「きゃっー!助けてぇっー!」
「誰かぁっー!助けてぇっー!食べられるのはいやぁっー!」

こうしている間にも、数千人単位で天使娘が捕まり、服だけが別の触手から白濁な液体とともにポンポンと吐きだされている。
普通に考えて、服以外全部食べているとしか思えないような光景だった。
天使達は全員で力を合わせて刃向かったり、逃亡したりする事に一生懸命で非常に忙しい。
10億人くらいの天使達が軍勢を組んで戦闘を仕掛けたりしてくるが、宇宙戦艦を蹂躙できる圧倒的なスペックの前では無意味であり、次々と触手に格納されて、お嫁さんの数が9億人に到達しようとしていた。
嫁が一気に増えすぎて、触手さんの気分はヘブン状態っ!

「たまらんでござるなぁっ!
拙者のパンティーコレクションがたくさん増えているでござるよっ!
衣服は後で、拙者が手作りで作ってあげるでござるっ!
こう見えても衣服を作る裁縫の達人なのでござるよっ!
皆、素晴らしい美少女だから、拙者も盛り上がるでござるっ!
拙者のような超優良物件と結婚できる美少女達は幸運でござるよっ!」

触手さんは、女の子のスリーサイズなら何でもわかってしまうのだ。
どの服が似合うのかも簡単に把握できる上に、その腕は世界トップクラスである。
しかし、何故か天使達は全力で汗と涙を流しながら逃亡を続けている。
触手さんの距離を無意味にするワープのせいで何処にいても捕縛されちゃうのだが、天使達は諦めが悪かった。

「鬼ゴッコは最高でござるなっ!
必死に逃げて恐怖している美少女達を見るだけでワクワクするでござるよっ!
拙者が全員を責任を持って捕まえて、とても心地の良い時間を提供してあげるでござるっ!
ゆおおおおおおっ!!!!不老不死巨乳美少女ハーレムの夢を実現をするでござるよおおおおおっ!!!!
拙者は世界一の甲斐性持ちのあるイケメンなのでござるううううっ!!!」







・・・・・・10日が経過する頃には、天界には人型の生物は誰もいなくなっていた。
辺り一帯に、天使達がつけていた服が散らばり、事情を知らない人間が見たら、全員が捕食されて亡くなったと勘違いするほどに天界は誰も着ていない衣服がそこら中に散らばっている。
100億人はいたであろう可愛らしい天使達は、全てが触手さんの内部に格納されて、触手さんの花嫁になる秘密の教育を受けている最中だ。
触手さんは、眼を瞑り、100億人の嫁達のそれぞれの声を聞くだけで大満足なのである。
とても気分爽快で、触手もスッキリーした気分になって心地がいい。

「心地がいい声でござるなぁー。
美少女達の声は最高の癒しボイスなのでござるっー。
美少女は拙者の愛がなければ、完璧な美少女になれないから大変でござるよっー。
拙者はモテモテすぎて辛いでござるっー
もう、拙者の身体なしじゃ、生きられない身体という奴でござるなー。
美少女の扱いが天才的に上手すぎるのが原因なのでござるよー。」

触手さんにしか、天使達の声が聞こえていない。
触手に格納された天使達とどういうやり取りをしているのかは、天使と触手さんだけの大人の秘密である。
そして、触手さんは100億人の嫁が出来た事を心の底から喜び、明日への希望を感じていた。
天界の1000万kmまで続く大空を見上げ、幸せすぎて楽しい状況だった。

「思えば遠くまで来たでござる。
不老不死美少女ハーレムを実現するのに1500年も時間がかかって大変でござったよ。」

もう、お嫁さんが寿命で死ぬ心配をしなくてもいい。
お嫁さんと死に別れる悲劇は起こらない。
そう思えるだけで、触手さんはムラムラした。

「拙者は・・・世界最高の幸せ者でござる。
こんなにも大勢のお嫁さんに愛されて、世界最高のラッキーボーイという奴なのでござるよ。
拙者の罪作りなイケメンフェイスのおかげでござる。」

触手さんは世界そのものに感謝しようとしていた。
大勢の魅力的な女の子達と出会い、一人残らず嫁にして、ラブラブイチャイチャできた栄光の人生に感謝している。
ある時は、相手に夫がいようと嫁にし、ある時はたまたま見かけたので嫁にし、街まで女漁りに行ったから嫁にし、数多くの女性と触手さんは結婚してきた。
そして、現在は不老不死のお嫁さん達を100億人ゲットし、もう結婚記録を一気に更新しまくっている状況である。
触手さんは、今の気持ちを世界に吐き出そうと深呼吸をしてから叫ぶ。

「拙者がイケメンすぎてごめんなのでござるっー!!!!!!
モテモテすぎて、美少女達を独占しすぎて罪悪感を僅かに感じるでござるよっー!!!!!!
これからも世界に感謝して、拙者のハーレムワールドが展開されるでござるっー!!!!!!
世界一のイケメンでごめんでござるっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」







第二階層 ブータ大銀河帝国 攻略完了

居住階層 天界   攻略完了






あとがき


(´・ω・`)嫁が大量に居すぎて、天使ちゃんの影が薄くなった。






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