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料理大好きエルフの異世界ごはん
4話「ダンジョンがある国とオイル」B「パルメェー!俺は無職になったぞぉー!つまり人間を止めたという事だぁー!」「就職しろぉー!にぃぃぃぃとっ!」5KB


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階段を登り、物語の舞台は第三階層へと突入した。 
そして、いきなり――トルは恐ろしい物を目撃して絶叫!

「な、なんじゃこれはぁーっ!?」

少女が目撃したのは箱。薄くて大きい箱だ。
しかし、ただの箱ではない。
箱の表面には活き活きと
「パルメェー!俺は無職になったぞぉー!つまり人間を止めたという事だぁー!」
「就職しろぉー!にぃぃぃぃとっ!」
と叫ぶゴツイ人間達の姿が映し出されている。
トルの探索家としての頭脳が、この異常すぎる箱を見て――答えを導き出した。

「お、恐ろしいのうっ!
きっとこれは近づいた人間を閉じ込める魔法のトラップに違いないのう!
ブルー達は警戒するんじゃよ!危ないからの!
わっちはダンジョン探索歴10年のベテランじゃっ!信用するでありんす!」

トルはキリッ!と勇ましい顔でブルー達に警戒を即す。
少女のそんな姿に癒された。萌えた。

《面白いリアクションする娘だね……テレビ見ただけで、この驚きっぷり。
私は感動したよ、イエロー》
《テレビの内容も面白いですよね。
日本語だから……トルさんは内容を理解してないでしょうけど》
《しーっ!異世界物作品で言語問題を話題にしちゃ駄目だよ、イエロー》

トルが緊張しながら警戒する中、テレビの画面で、無職とフリーターが熱い激闘を繰り広げていた。

「パルメェー!なぜ俺を就職させようとするっ!?」
「俺に寄生する気満々の貴様の存在そのものが許せないっ!
貴様がっ!就職するまでっ!殴るのをやめないっ!」
「うわっ!やめろぉー!?パルメェー!」
「オラオラオラオラオラッ!」
「無駄っ!無駄っ!無駄っ!無駄ぁー!どれだけ殴られても働かないっ!」
「弁護士になる夢はどうしたんだぁー!パルメェー!」
「ふっ!あれは学生ニートを続けるための嘘だったのだl!働きたくないでござるっ!」

TVの中の激しい大戦闘。雨のようなパンチ。ゴツイ男達の熱き死闘。
エルフ耳をピョコッ!ピョコッ!と可愛く動かしながら少女は慌てた。

「お、お主ら!やめるんじゃー!
後でわっちが救出するから殺し合いはやめるんじゃよっー!
一体、何語で会話しとるんじゃ!?こいつらっ!わっちをずっと無視しとる!?
やめんかぁー!争いは何も解決せんのじゃよぉー!」

《本当可愛いエルフ娘だよ》
《僕もリアル嫁が欲しくなってきました……提督。
こういう愛嬌たっぷりの娘と結婚したいですよね》
《諦めろ、イエロー。僕達は機械さ。》
≪アンタがその言葉を言うな!≫




1時間ほどテレビに向かって説教したエルフ娘。彼女はとっても疲れていた。
汗で魔女娘ローブが濡れて、少し色っぽい。

「へとへとじゃのう。
どうやら、あの箱の中に閉じ込められると……こちら側の世界を見ることも聞くこともできんようじゃのう……怖いのう」

推理しながら道を進むと――椅子を発見した。
王族が使うような感じに贅沢な椅子だ。とってもモフモフで柔らかそう。

「そろそろ休憩しようかの?
ブルーっー!イエロー!休憩してもええかっー!
わっち、疲れて辛いんじゃよっー!」

ブルー達はすぐに頷いた。喜んだトルは椅子へと飛び乗る。
その時、偶然にも椅子の腕掛けの所にあるスイッチを押してしまった。
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブゥゥゥゥゥンッ!

「な、なんじゃこれ!?ま、まさかっ!?
これは噂に聞くエッチな椅子かの!?」

椅子がエルフ娘の身体を容赦なく蹂躙した。
足を揉む、手を揉む、腰を揉む、肩をトンットンットンッと優しく襲いかかった。
的確に体の急所を攻撃されたトルは、エルフ耳を激しくピョコッピョコッ動かしながら、迸る快楽に耐えられなくなる。
幼い身体が心地良い快楽に包みこまれる。

「あんっ……や、やばいのう。
これ……気持ちええのう……わっち……どうなるんじゃろ……気持ち良すぎるのぅ……。
や、やめるんじゃ……わっち……わっち……わっち……はぅっー!」

全身が気持ちよくなりすぎた。エルフ娘は絶頂《リフレッシュ》する。
しかし、椅子の蹂躙は終わらない。小さな少女の身体を貪り、的確に急所を突いて揉んでくる。
腕すらも徹底的に揉まれて陵辱され、疲れが吹っ飛ぶレベルの快楽が発生した。

「あん……っ、ダメじゃっ!わっちは……処女なんじゃよ!
そんなに激しくしちゃ……駄目でありんすっ……!
わっち……わっち……わっち……、あぅっー!」

少女は屈した。椅子の圧倒的な快楽に。
もう、この濃厚な快感を知ったら止められない。
トルの心は椅子にメロメロだった。全身を時には強く、時には優しく揉んでくる椅子がテクニシャンすぎた。

《なんて高性能なマッサージ椅子》
《さすが日本製……高性能すぎますよ……。
我が国のマッサージ椅子よりも発展してませんか?これ?》
《我が国は老人が居ない不老種族国家だからね……マッサージ機の需要そのものが皆無じゃないか》
《でも……このマッサージシーン良いですよね。萌えます》

エルフ娘はマッサージ椅子に揉まれまくって、何度も何度も天国にも昇るような心地よさを味わい。
1時間の間、マッサージ椅子の虜に成り果ててしまった。
幼い体は――マッサージの快楽に抗えない。身体の歪みを無理やり矯正され、健全な快楽漬けになる。
魔女娘ローブが汗でグッショグッショ。身体がポカポカ温かくなりすぎて心臓が激しく脈動した。

「わっちが魅力的じゃからってやめるんじゃっ……!
こ、こういうのはのっ……!お互いの合意ってもんが必要じゃろっ……!?
あ、あんっ……!ああんっ……!そんなに太ももを揉まれたら気持ちよすぎるでありんすっ……!あぅっー!」

《健全なシーンなのに、エロく感じるのは何故だろう》
《この動画、きっと高く売れる気がします!》
《マッサージ機に屈したエルフ娘。これは儲かりそうな題材だ》




マッサージ機との激闘(笑)で大量の汗を流したトル。喉が渇いた少女は水を求めて第三階層を彷徨った。
そして、見つける。
新鮮な水を飲める場所を。
そこは綺麗な容器の中に、無限の水が湧き出る聖域。
銀色の取っ手を捻るだけで、新しい水がジャァーと出てくる。
彼女は容器の中に口を近づけて、グビグビと新鮮な水を飲んだ。

「うまいのぅー!
このダンジョンは飲み水を確保できて楽勝じゃー!」

少女は後ろにいるブルー達を見て、自慢気に

「ブルー!イエロー!
お主らは水は飲まんのかの?」

一緒に水を飲むことを進めた。だが、彼らは首を360度回転させて拒否る。

「私達は機械歩兵だからね。水は最小限で済むのさ」
「トルちゃんは遠慮なく水を飲んでください」
「ん?そうかの?じゃ、わっちはしばらく水を飲むんじゃよ」

少女は再び容器の中に口を付ける。美味しそうに水を飲んだ。

《トイレの水を飲んでるよ……イエロー》
《うわぁ……幾ら新鮮な水でも……さすがにこれはちょっと……》
《これは酷いスカトロだね……》
《従業員なし状態でも、新鮮な水を供給できるデパートそのものが凄すぎますよ……》

トルは女子トイレで、何度も何度も便器の中の水を飲んだ。

「美味しいのうー!
この泉は最高でありんす!」


Cに続く




今回のコメントまとめ+作者感想さん

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【小説家になろう】 本好きによるワンランク上の内政チート 主人公『森林を伐採して売れば良いんだ!』 モブ「すげぇぇぇぇ!」
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【小説家になろう】 無職転生。2位を9万ポイントも引き離して断トツ一位。
http://suliruku.blogspot.jp/2015/11/29.html




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