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銀河英雄伝説【10】-【14】  
亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流
【最終章 複数の国家共存END】

azuraiiruの作品集
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      ,. '"´  ̄ ̄  ̄. . .``ヽ、
   ,. '´. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.{7.: ヽ                     ,. - ──‐- 、、、
  /. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.,. -‐= く                  ,. '´          ``ヽ、オリ主のおかげで
  !;;;;;;;;;;;:.:;:.::::::::.: . :.: .,. ィ´    ``ヽ                /....               \ 宇宙平和がやってきたよ。
  L;;;;;;;;;;;;:;:.:;:.:.,.. ィ´ .:ノノN  ノ川!.:.'.               {.:.::::. r'_〉             ノ
  ,〃.:.:;、.:.:;、.:.: .:ィィイ彳/ク{《1.!.:}               入_ _ __ _ ,.. -‐===‐--…く
 〃.:.:.: ゞミミ彡シノノツ'ぐく, イツノノ               〃.::::::::ノ川::::::::.:.:.:.:jij.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽヽ
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  V.:/.//.:.ィ彡/⌒ミ    `` : .ヽ                {.:.:.;.:.:../=ッ,,ヽ\\ヽ.:ヽミミヽ、.:.:`ヽリ
  V./.:{.:.:.彡'入い         ,ゝ          「ヽ   }ハ.:.ィイ i1_)  `` ___``ヾミミミヽ リ
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(´・ω・`)主人公さんが、複数の会戦で3000万人の帝国軍人を戦場で虐殺した末に、同盟と帝国が正式に和平条約を結び、国際協力の時代がやってきた
【最終章 複数の国家共存END】
ですぞ。

(´・ω・`)この亡命編だけでも、現時点で139話。
クオリティ維持したまま書いた作者は間違いなく化物。

(´・ω・`)最終話じゃないんだろうけど、和平条約締結した139話見たら、もう最終話みたいな雰囲気たっぷり


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 亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流  【最終章 複数の国家共存END】
  作者: azuraiiru  Z 138-139話 2014年09月04日

 第百三十八話 繁栄と未来--帝国のイゼルローン要塞の反乱は鎮圧され、要塞VS要塞の案を出した主人公に、帝国が勲章を贈ろうとしていた。
主人公は今までに3000万人くらい帝国軍人を殺している実績があるから、帝国での名誉回復は難しいと思われたが、今回の事を契機に、主人公に双頭鷲武勲章を送って名誉回復する気だ。

和平の礎になったらいいな。 
 -
トリューニヒトが席を立って満面の笑みを浮かべながら答弁席に近付いてきた。幾分頬が上気している、興奮しているようだ。当然だが俺は席を譲って拍手をしながらトリューニヒトを迎えた。“議員諸君”、トリューニヒトが呼びかけると拍手が止んだ。
 「ヴァレンシュタイン委員長の素晴らしい提案に賛同してくれた事を先ず感謝する。そして私に素晴らしい仕事を与えてくれた事にも感謝だ。これほどの名誉は無い、喜んで務めさせてもらおう」
 拍手が湧き上がった。彼方此方から“頼むぞ”、“頑張ってくれ”と声が上がった。トリューニヒトが右手を上げると拍手が止んだ。

 「私は今日の事を生涯忘れる事は無いだろう。この賞は人類の繁栄と未来に大きく寄与するであろう事を私は確信している。そしてこの賞を創り出した事は人類の歴史に燦然と輝く一ページになるに違いない。私達は今人類の未来に新たな希望を生み出したのだと思っている」
 また拍手が湧き上がった。トリューニヒトも嬉しそうに拍手している。うん、俺も満足だよ。三千万人殺して国家に貢献しましたなんて言われるよりノーベル賞を創ったと言われる方がよっぽど嬉しいからな。満足そうなトリューニヒトを見ながら俺も一生懸命拍手した。まあこれで和平条約締結まで間を持たせることが出来るだろう。賞の名前は何になるのか、楽しみだな。
(´・ω・`)3000万人殺したら、宇宙平和に貢献。世界は複雑だ。

第百三十九話 和平条約締結   ー帝国と同盟の正式な和平条約が締結し、国際協力の時代がやってきた。
主人公は原作とは違う宇宙統一ではなく、複数国家の共存ENDを選んで成功させたのだ。

主人公の隣には、ミハマ大佐さんが居てリア充。
和平の功労者として名誉まで貰え、帝国から正式に謀殺された両親の謝罪までさせる事に成功したから、ハッピーエンド。 
ーー
「同盟の国力では統一は難しかった。少なくとも私には考えつかなかった。私に考え付いたのは和平を結び三国鼎立による共存でした」
 統一の方が安定するのか、共存の方が安定するのか……。統一の場合軍事力は削減出来るし国内の緊張は少ないだろう。しかし統治者の能力次第で分裂、反乱が起こる。外に敵は居ないが内には潜在的な敵がいるわけだ。そこを統治者が何処まで理解出来るかだな。

 共存の場合は如何だろう、常に相手が敵になる可能性がある。軍事力は必要だし国家間の緊張も或る程度存在し続ける。三国鼎立とは言ってもフェザーンの力は弱い、三竦みにはならない。同盟と帝国が正面から睨みあう形だ。まあ片手で握手、片手で握り拳だ。握り拳の存在を忘れなければ平和は続くだろう。

 「統一の方が人類にとっては良かったのでしょうか?」
 サアヤがちょっと納得がいかない、そんな表情をしている。
 「さあ如何でしょう。多種多様な価値観が存在出来るという意味では共存も悪くないと思いますよ」
 俺の返事にサアヤが頷いた。原作のローエングラム王朝は如何だったのかな。多種多様な価値観を認められたのだろうか。

 ヒルダ以降の統治者が弱い統治者なら権威を造りだしそれに縋ろうとしたかもしれない。その時彼らが作り出す権威はラインハルトだろうな。ラインハルトの言動、思想を絶対視したはずだ。結構息苦しい世の中になったかもしれない。それを考えれば共存も悪くないか。俺のやった事はそれほど拙くは無かったのかもしれない……。気休めにはなるな。
(´・ω・`)これは・・・
(´・ω・`)最終話な雰囲気!

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