戻る(・ω・`)
銀河英雄伝説【10】-【13】  
亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流
【九章 要塞 VS 要塞】 【後篇 移動要塞来てびびったから降伏する!】  
azuraiiruの作品集
】 【ブログ

カウンター日別表示
   
          ,f"          ヒ,,__;:-'" ノ 〃          小 ゙l:、
          { i /ノ (   〃   、_,,,二ブ     }, , i       |小 .,}
          i; y/   ゞ    彡 ),/,ィ',イ,/   ノ,ノ,|; i;      :l | |l,i' ゆけ!
          7 ,;f 〃ゝミ三彡,ノ,;イf ゙v' (/〃'彡'彡ッ'゙いミ:、 :i   ヘツ 機動要塞!
          ,{ ;{  ,,  _,;f"ー-ニ,,,__  い'''" ̄"__,;:=-‐'''''i; :| ミ:、 :トァ ガイエスブルク!
         ..゙i、 {  ,i',i'.,k" -─モ・ナ=ミヽミヾゝ::-=ニモ・テ'ーァ''ソ人 い ゙li
           `'ン { レl小     ̄    ゙ `  `  ̄ "  ̄ノ,ト、 l i ,ノ
            '{ :、V、゙:|{゙i         l ::.         ,;{ソノl ツ,ノ
            ゙i、l、 ゙ヾi゙l;          l ::::..       ,i'ィ'" ム'"
             `:ゝ、 ゙ミi        、 ,,;::''      /f'{ il(,
               ,ソノ ,∧    ...._____..____.....    /〃) )i
               (:i| :;i _l゙、     .,,,__,,,...     /|〃〃'"
                ゙i|ヘ,,ニ| `:、          ,r'":l ミL_
                 ,f '、,,  ゙ヽ、     _,,r''"_,,;-'二l''"
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,__          j_,f゙''-ニー-ミニ====ニ彡'''":-''"l |        ______
   __,ィ''''" ̄ヽ          ,} ,i`i ,r'二`''ー:、`Y",;='ニ二ミ、 f''"i      ./ ゙̄'''=;zL___
 ̄ ̄ ゙li   _,,,L---r‐r--f"ゝ{. ゙ナ'"  `) | | .l| f"  イ、_j.l^;>-ニr:,,,∠,,,,,,__   )
     'li_;;<     i、 i、 ゙ヽ、゙ヽ、,,,,__,,.ノ .l . | :| ゙-,,_,,ニ=''"ノ ̄ フ,ノ─  _,,>、 /
'''""l" ̄l  、゙''ー-:;,,_  ゙i、゙i、  ゙ヽ、 ミ-ー'"j :| .l゙''ー-;ァ ,/   ノノ_,,ニ-''"  >゙'iー┬‐┬─
. 彡| 彡|  \    ゙''ー-ミ_ヽ   ゙ヽ ゙ヽ,r''",,='=、ヾ、,r' ,r'"_,,:ニ-ー" ̄   _,,,r''"  ト 1  1
(´・ω・`)反乱を起こしたイゼルローン要塞を、ラインハルト率いる帝国軍と移動要塞が容易く攻略する【九章 要塞 VS 要塞】 【後篇 移動要塞来てびびったから降伏する!】  ですぞ。

(´・ω・`)原作だとヤンが籠っている時は、大軍勢で攻め込んでも大苦戦間違いなしだったけど、無能がイゼルローン要塞を使っても、反乱と脱走が相次いで、まともに戦う事すらできないでござる。

帝国(´・ω・`)イゼルローン要塞で反乱が起きて困った。
同盟(´・ω・`)このままじゃ、同盟の経済はおしまいだお。半年以内にイゼルローン要塞を帝国に攻略して欲しいお。
造船所で船を大量に作って交易したいお。

●帝国が移動要塞建設していることは、同盟には秘密だから、皆が慌てて主人公苛めになる。
同盟(´・ω・`)共同出兵でイゼルローン要塞を落としたほうがいいんじゃないかお?
主人公は責任とって説明しろお。
どうやって帝国は半年以内に、イゼルローン要塞を落とす気だお?
主人公(´・ω・`)むきー!

●帝国の移動要塞が完成したから、反乱を起こしたイゼルローン要塞攻略戦スタート
帝国(´・ω・`)オフレッサー元帥府のラインハルトに要塞の指揮を任せた。
これが最強コンビ。
オフレッサ−は、要塞内部に突入するらしいお。
帝国反乱軍(´・ω・`)ぎゃあー!
ガイエスブルク要塞を持ってきやがったぁー!
これはもう内部崩壊して裏切って脱走して、降伏するしかないー!
首謀者500人を殺害して降伏する!

帝国(´・ω・`)移動要塞を作ったら、相手側に精神的ダメージを与えて反乱鎮圧が楽勝だった。
これでイゼルローン要塞を国際交流都市にして宇宙が平和になる。


←前のページ  次のページ→ 
 亡命編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流  
【九章 要塞 VS 要塞】 【後篇 移動要塞来てびびったから降伏する!】  
  作者: azuraiiru  Z 134ー137話 2014年 08月 08日

第百三十四話 名剣か魔剣か  -反乱を起こしたイゼルローン要塞が存在する限り、和平条約は当分お預け。
でも、同盟の皆は安心している。
主人公が要塞を移動しちゃえっていう奇抜な案を出した時点で、何でもありすぎる時点で。
地球教の時も本当に何でもありの原作知識無双だった。

あとは半年以内に鎮圧しないと、造船業界が危ない。
軍縮したから、その分だけ民間の船を作らないといけないのに、イゼルローン回廊を使えないせいで需要がない。
同盟の経済界は悲鳴をあげてユンヤーと叫ぶしかなかった。
 -
「彼の不安には一理あると思う、しかし私は彼の見解に与しない。ヴァレンシュタイン諮問委員長をこれまで見てきたが彼には野心が無い、そして権力への執着も無い。誰よりも平和を望みそして人類社会の繁栄を願っている。多少性格は悪いが極めて有能で誠実な政治家と言えるだろう。独裁とはもっとも遠い所に居る」
 何人かが頷いた。

 「だからこそ我々は彼を大切に扱わなければならないと思うのだ。彼を現役復帰させるのは難しくは無い。しかしそれを行えば同盟市民の中には政府はヴァレンシュタイン委員長に頼りきりだ、ガバナビリティは無いと判断する人間も居るだろう。彼が政府を自由に操っている等と勘違いする人間も出るはずだ。それは彼のためにならない」
 彼方此方から呻き声が聞こえた。

 「そして同盟にとっても極めて不幸な事だと思う。我々はその不幸な事態を作り出してはならない。切れ味の良すぎる名剣であるが故に使い方には注意しなければならないのだ、魔剣であると思われてはならんのだよ。周囲に畏れられては名剣とは言えなくなる……」
 ホアンが皆を見回した。誰も反論する人間は居なかった

(´・ω・`)周りの思惑で独裁者に祭り上げられそうになるフラグか。

第百三十五話  弔悼-帝国と同盟が共同出兵してイゼルローン要塞を攻略する展開になる可能性があった。
移動要塞のことを秘密にしているせいで、帝国がまったく動いてないようにしか見えず、同盟軍が不安になっている。 

主人公は未来のためにも、将来的に移動要塞という存在そのものをなくそうと思った。
原作通り、エンジンが最大の弱点であり、一つ壊れると恐ろしい大回転が始まって自滅。
ただの事故という扱いで終わればいいが、相手国の陰謀だと思われたら、戦争まっしぐらだ。

こういう系統の技術は、戦後に民間に転用して、開拓に使おうと主人公は思っている。
  --
「今後、移動要塞はもっと規模を小さくして別な形で利用した方が良いと私は考えています」
 「如何いう事かな?」
 伯の質問に諮問委員長が肩を竦めた。

 「軍事要塞ではなく辺境星域や未開発星域を開発するための拠点基地として利用すべきだと思うのです。要塞内には食糧、開発用の器具、工業用プラント、農業用プラントを格納しておく。戦争に使うわけではないから要塞の規模は小さくて良い、要塞主砲も要りません。その分だけ開発、運用は楽なはずです。便利だと思いますよ、医療も整っていますからね。これは軍ではなく内務省の管轄かな」
 なるほど、と思った。レムシャイド伯も頷いている。それにしても良く考えるものだ。

 「面白い案だ。今度ブラウンシュバイク公、リッテンハイム侯に話してみよう。帝国は辺境星域の開発に力を注ぐ事になっている。御二方とも関心を持つはずだ」
 帝国だけではない、おそらく同盟でも同じだろう。軍事技術が国内開発のために利用される。これ以外でも出てくるかもしれない。

(´・ω・`)軍事技術の民間転用。それっぽくなってきた。
夏が暑くて辛い。


第百三十六話 嫌がらせ   00帝国の移動要塞が完成したので、オフレッサー元帥府に、反乱を起こしたイゼルローン要塞の鎮圧を帝国は命じた。
出来れば降伏させる形で終わればいいが、最悪の場合は破壊する事になる。
帝国の艦隊を指揮するのはラインハルト。
オフレッサーは、陸戦要員を率いて突撃する気だ
。0
「移動要塞が可能となった以上、辺境星域開発のために小型の移動要塞を造ろうと思う」
 「新たにか? レンテンベルク要塞は利用出来ぬのかな? 新規に造るよりは時間も費用も軽減出来ると思うが」
 わしが問い掛けるとリッテンハイム侯が顔を顰めた。

 「あれは小惑星をくりぬいて造った要塞で重心が中央に無いらしい。そのため航行用のエンジンの取り付けが難しいようだ。それに元々の小惑星の部分がワープに耐えられるのかという疑問も有る。使用途中で崩れればそれだけで重心が狂う、技術者達からは新規に造った方が金はかかるが安全だろうという意見が出ている」
 「なるほどな、そう簡単ではないか」
 リッテンハイム侯が頷いた。意外に面倒な事だ。

 「まあ開発用の移動要塞は長期に亘って使う事になる。それに小型だから建造期間も短ければ費用もそれほどではない。新規に造っても十分に元は取れよう。運用実績が良ければ量産する事も考えている」
 「上手く行って欲しいものだ、辺境星域の開発は急務だからな」
 互いに顔を見合って頷いた。

(´・ω・`)土地とか有り余っているけど、夢が広がっている。

第百三十七話 陰惨な真実 帝国の移動要塞のおかげで、イゼルローン要塞の反乱騒ぎは一気に終了した。
元々、イゼルローン要塞に籠城している連中には、頼れる味方がおらず、要塞という利点も移動要塞が来たから消えたので、次々と脱走・降伏が相次ぎ、首謀者500人を殺して最小限の犠牲で事が済む。

これでようやくイゼルローン回廊を使っての交易と宇宙平和がやってこようとしていた。

←前のページ  次のページ→ 
戻る(・ω・`)