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銀河英雄伝説 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト【突撃馬鹿/最強の突進力/役割は騎馬隊】 |
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33 | 帝国のビッテンフェルト→圧倒的な攻撃で、同盟の名将や、ヤンの部下達を殺しまくり、ヤン艦隊を撃破寸前まで追い込んだ奴。 | ミラー | (´・ω・`)あの戦い方で最後まで生き残っている時点で不思議な人。 |
98 | 2015/2/18 | 原作者「ポプランとビッテンフェルト殺す気満々だったけど、何故か戦死せずに最後まで生き残った」 | ミラー |
103 | 2015/2/23 | ラインハルト「仕事なくて暇だから、芸術鑑賞してくる。ビッテンフェルト来いや」 | ミラー |
ローエングラム陣営の主要提督の一人で、黒一色に塗装された「黒色槍騎兵艦隊(シュワルツ・ランツェンレイター)」と呼ばれる宇宙艦隊を率いる猛将。「獅子の泉の七元帥」の一人。乗艦は王虎(ケーニヒス・ティーゲル)。副官はディルクセン。主な幕僚はハルバーシュタット(艦隊副司令官)、グレーブナー(参謀長)、オイゲン(副参謀長)等。
略歴[編集]
時系列上の初登場は第6次イゼルローン攻防戦の前哨戦。この時はミューゼル艦隊に所属する戦艦「ヤクト・ティーゲル」の艦長(大佐)で27歳。1隻で2隻の艦を巧妙に葬り去った事でラインハルトの注目を浴びた(このとき彼の副官を、後に副参謀長となるオイゲン大尉が務めている)。ラインハルトが開設した元帥府に当初から登用され、1個艦隊を指揮する事となる[1]。
アムリッツァ会戦(及びその前哨戦)では2艦隊を撃破する功績をたてたが、ヤン・ウェンリーの第13艦隊に反撃され、戦力を削がれて同盟軍をとり逃がす原因を作った。しかしそれ以降はランテマリオ会戦やマル・アデッタの会戦、シヴァ星域の戦いなど、数々の戦いで功績を上げ、帝国の勝利に貢献している。
能力[編集]
指揮官としては非凡な能力を有している。「猛将」と言われている通り、攻撃力と破壊力があり、その猪突猛進ぶりから最終局面にとどめを刺す役として起用される事が多く、常に勇猛で好戦的なことから「帝国軍の呼吸する破壊衝動」とまで言われている。しかし、敗北した時の損害も多大となる傾向がある。その為、アムリッツァ星域の会戦及びその前哨戦でウランフの第10艦隊とアップルトンの第8艦隊に勝利したものの、態勢を崩してヤンの第13艦隊に壊滅的なダメージを与えられた事がある。また、アッテンボローの挑発に乗せられ、回廊の戦いの前哨戦で大敗を喫しファーレンハイトを戦死させるなど、失敗が多いのは確かである。
だが、そのヤン艦隊との戦いでも回廊の戦いでフィッシャーを、シヴァ星域の戦いではメルカッツを戦死に追い込んでいる。失敗ばかりしているという負のイメージが付き纏い、回廊の戦いではそれを痛烈な挑発としてアッテンボローに利用されているが[2]、実は帝国軍の提督のうち、もっとも多くの同盟軍提督を戦死させており、ヤン艦隊に一番ダメージを与えたのもビッテンフェルトであるとされている。功績と失敗が共に大きく、敵にも味方にも大きな損害を出すのがビッテンフェルトの指揮官としての個性と評されている。
また、かつてロイエンタールは、自分が攻守のバランスに問題のあるビッテンフェルトと戦っても序盤は譲るものの最終的に勝てる、と評をした事があるが、第2次ランテマリオ会戦で実際に戦った時は、その常識の通用しない猛々しさと破壊力に手こずり、認識を改めていた。
指揮する艦隊は黒一色に塗装された「黒色槍騎兵艦隊(シュワルツ・ランツェンレイター)」。極めて精強な艦隊で、宇宙最強とも評される。部下にも司令官の色に染まった猪武者が多いと言われる(例外は副参謀長のオイゲン)。作中では甚大な損害を被るシーンが度々描写されるが、実際に損害が戦果を上回ったケースはアムリッツァ会戦でヤンと対峙した際、回廊の戦いの緒戦の2度だけであることが、この艦隊の持つ桁外れの攻撃能力を示している。
艦隊指揮能力とは別に、道原かつみの漫画版などでは格闘能力も高い描写が見られ、当初キルヒアイスがラインハルトの側近であったことを不満に思い、ラインハルト立会いの元でのキルヒアイスとの決闘を企図した事もあり、この時ラインハルトを襲撃したベーネミュンデ侯爵夫人の差し金と思われる刺客をビッテンフェルトは素手で倒している[3]。小説版やOVA版では新領土総督となったロイエンタールの招請を受けた際の随員を選ぶ際に、「ロイエンタールと取っ組みあいの喧嘩になるならビッテンフェルトを連れて行ったであろう」と評されている。
ランテマリオ星域会戦においては、華々しい戦果を挙げた前線部隊ではなく、後方の病院船が最高の手柄を立てたとラインハルトに報告している。その後帝国軍全軍において病院船の重要性が見直されることになり、同僚はビッテンフェルトの意外な面に驚く事となった。おそらくこれは、戦術においては攻撃一辺倒であるがゆえに、その猪突を支える後方部隊の重要性を誰よりも熟知していたものと思われる。
この逸話からわかるとおり基本的に猪突猛進であるが戦術眼はあり、滅びの美学で一騎打ちを申し込んだフレーゲルを無視したり、アッテンボロー艦隊を相手に距離を保って戦う(アッテンボローに言わせれば「えせ優等生ぶり」)など合理的な行動をとることもできる。ただし後者については本心から距離をとっているわけではなく、短気を起こして突進しようとするのを理性によって制御しているだけである(そのため、自制が長引くことで「えせ優等生ぶりが限界に達し」て、突撃をかけようとしたことがある)。同盟軍のグエン・バン・ヒューに似ていると言われるが、意味のない戦いを仕掛けて自滅することがない点でグエンより一段能力の高い人物とされている。なお、ラインハルトからの評価は意外に高く、第六次イゼルローン攻防戦の際には「猪突猛進に見えるが、じつにいいタイミングで、いいポイントを衝く。」と激賞した。 幕僚会議や上級大将同士の会話の中でしばしばビッテンフェルトらしい勇ましい発言、強攻策を提案し、その一見短絡的ともとれる主戦論は他の上級大将たちに論破されてしまうことが多く、戦略全体を見通す能力は幾分劣るものと思われるが、酒場においてトゥルナイゼンの一見理に適っているがその実無意味な提案を一蹴するなど、致命的な欠点となるほどのものではないことも見て取れる。また「戦いを嗜む」と評されるラインハルト率いるローエングラム陣営においてその強硬論はあながち的外れとも言えず、彼の案がそのまま、あるいは一部修正されて採用される事も多い[4]。
上記エピソードをふまえ、PCゲームの『銀河英雄伝説IV』ではケンプと僅差ではあるが登場人物中最高の攻撃力を持つ反面、防御は平均値以上ではあるが、他と比して低い値となっている。
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