http://ja.wikipedia.org/wiki/エルンスト・フォン・アイゼナッハ
概要[編集]
ローエングラム陣営の主要提督の一人で、獅子の泉の七元帥の一人。非常に無口であることから「沈黙提督」の異名を持っている。作品中で明確に本人のものと確認出来る発言は「チェック・メイト」一言のみであり、その場にいたミッターマイヤー以外の上級大将達はかなり驚愕している。その語を発したのは新帝国暦3年5月18日16:00と正確に記録されており、それだけ驚くべきことであるのが伺える。また、物語中最後の大規模な戦闘となるシヴァ星域会戦の始まりを告げる台詞でもあり、ストーリー上も重要な意味を有している。その他に彼が喋ったとされる台詞も、ミッターマイヤーが聞いたとされるコーヒーをこぼした時の「しまった」と、ラインハルトに対してもこれだけしか発言しないという「御意(ヤー)」と「否(ナイン)」のみである[1]。派手な軍功こそ無かったが、任務に忠実、かつ確実に成果を上げてきたため、周囲の信頼厚く上級大将まで登り詰めた。錆びた銅の色(緑青ではなく焦茶色に近い色)をした髪をしており、後ろの髪の毛がひと房だけ逆立っている。乗艦はヴィーザル。副官はグリース(アニメ版)。
略歴[編集]
時系列上の初登場は、OVA外伝「奪還者」第4話で描かれた、帝国暦484年1月の出来事。本人は映像では登場しないが「複数の同盟の艦から追撃されるラインハルトの艦に対して足の遅い補給艦で全速で航行しながら補給物資を放出、艦の外壁でクルーがそれを受け取る」という、地味だが絶妙な離れ業的作戦を行い、ラインハルトの知遇を得る。なお、この時ラインハルトの艦で副長を務めていたワーレン少佐は、補給艦の艦長がアイゼナッハ少佐で、「沈黙艦長」の異名を奉られている事をラインハルトに説明している。リップシュタット戦役後、レンネンカンプらと同時期に元帥府に登用されて提督の列に加わった。以降は、地味だが重要な役を何度も果たし、物語終了まで生き残った。