第3話「運命の始まり」 --夜中に買い物に出かけたら、吸血鬼の使い魔に誘い出されて、まんまと血を吸われてしまった--
第4話 「それぞれの行動」--さつきは吸血鬼になっていた。血を飲みたくて仕方ない吸血衝動と、日が当たるだけで火傷を負う身体のせいで、日常を送れなくなったのだ。人間に噛みつくと相手がグールになるので病院の輸血パックをぱくる!--
性同一障害とよばれる症状がある。
肉体と精神が一致しない症状で、原因はよくわかっていない。
たしかに言えることは、精神と肉体が一致しないことだ。
『弓塚は性同一障害なんだ、みんな気にせず仲良くするように』
(´・ω・`)幼い頃から性同一障害な感じだから、このサツキは過去が悲惨そうだね。
第5話「遭遇と再会」--輸血パックで済ませていたが、吸血鬼である事そのものが罪とされ、シエル先輩に殺されそうになっていた。
絶体絶命の状況で謎の声が聞こえて、弓塚は覚醒し、シエル先輩を返り討ちにする!--
「ふふ、先輩。今なら見逃してもよくってよ。」
指に着いた血を嘗めながら自然と口がにやりと嗤った。
(´・ω・`)性格が正反対になっている有様だよ。つまり、輸血パックじゃ済まさないっ!?
第7話「それぞれの思惑」--弓塚さつきは、本体の身体の持ち主である本物の弓塚さつきから助言を受けた。
固有結界「枯渇庭園」が使えない代わりに、空想具現化が使えるのである。
この世界へと来る過程で、普通に根源を通してしまった事が判明し、チートになっていたのだ!
でも、結果的に使うと暴走するので使えない切り札だったので意味がなかった。 --
「正解、空想具現化なんて代物が死徒スミレのように素面じゃないと使えないのと同じでそう気軽に使えるものではないわ。
使えば吸血衝動の暴走が強まって大量殺戮を起こすし、グラウンドに大穴をあけることができても先輩に狙われている現状じゃああまりおススメできないわ」
(´・ω・`)なんという諸刃の剣。
第8話「それぞれの思惑U」 --弓塚さつきの当面の目的は、ロアを殺すために供給源となる死徒を狩ることだった。
そのために原作主人公の戦力がいる。
あとは、成功しても碌に良い未来が待ってないことが問題だ。---
ボクは月を睨みながら呟く。
ロアを殺した後なんて考えていない。
正しくは深く考えたくないと言うべきか、どんなに原作知識を動員しても悪い予想しか重いつかない。
シエル先輩に眼を付けられた以上よほど運がないかぎり路地裏同盟のような呑気な未来はこないだろう。
「絶対に許さない。」
(´・ω・`)成功してもBAD
END一直線っぽい展開か。
第9話「それぞれの思惑V」--弓塚さつきは、シエル先輩に追いかけ回されていた。
今のところ、人間としての精神を保っているが、吸血鬼なので狩る対象になっている。
自衛目的でシエル先輩を一回殺してしまっただけで、他の人間は殺してない。-
本来一度でも吸血鬼として堕ちれば精神も肉体も吸血鬼らしくなる。
具体的には良心や人間らしい心の葛藤は無くなり、魔として暴虐の限りを尽くすはずだが彼女はやや違う。
わざわざ死者を倒すのは親であるロアを殺すための布石と解釈可能だが彼女は人間のころの友人を助けた。
自分を殺したのは自衛のためという要素が大きいことから、まだ人間らしい精神を保っていると言えるかもしれない。
(´・ω・`)シエル先輩が追いかけてきて、全く安心できない有様だよ。
第10話「それぞれの思惑W」 -シエルは、遠野家が隠す数々の暗部を知ってしまった。
不法侵入して情報を得たせいで、秋葉とシエルは戦闘になっている。
弓塚とアルクェイドも殺し合いに発展しそうだったが、どっちも身体がボロボロ状態だったので、原作主人公さんのおかげで休戦が成立して、協力関係を奇跡的に結ぶ事に成功した。
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「……正直きつい、路上生活で精神的に来ることもあるけど、吸血鬼化して間もないせいか身体が時々痛む」
「同感ね、わたしがわたしで無くなってしまえばいいけど、ここは志貴の言う通りね」
いける。
そろって調子が良くないお陰で、
特にアルクェイドの頭が冷えているみたいだし。
(´・ω・`)奇跡的に休戦して、同盟までいけそうな状況だった。うほ、将来の生存の道が僅かに開けたぞ。
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