第三話 クローン-一方通行は第三位のクローンを大量に用いた実験への参加を拒否った。
実験そのものを諦めさせるために、計算の前提そのものが間違えているだろうがぁっーと倫理的に否定し、場を立ち去る。
185手もかからずに一方通行ならオリジナルの御坂ぶっ殺せる時点で、初期設定が間違いすぎてやばい。 --
「確か一方通行が超電磁砲と戦闘を行えば、超電磁砲が逃げに徹したとしても、超電磁砲が百八十五手で死亡するって『樹形図の設計者』は演算してるらしいな」
「……それがどうした?」
「それがまず間違ってるって言ってンだよ。例え逃げに徹しようがこの俺が超電磁砲なんかに百八十五手も費やすはずがねェだろ。一手で終わる可能性だって有り得ねェとは言えねェのによォ」
(´・ω・`)
第四話 逃亡中--一方通行は研究を拒否ったから、ホームレス生活になってしまった。
定住したら攻撃されるので、ホームレスになるしかない。
能力で汚れを吹き飛ばし、金や物資は不良に貢がせてホームレスの王様になっている。
出来ればミサカクローンの問題は円満解決したい。
-
「なにを興奮して漏電してやがンですか、オマエは! そりゃあ壊れるに決まってンだろォが! せっかく初めてソロ以外でゲーム出来ると思ったのによォ!」
「なるほど。ぼっち乙というやつですね、とミサカは最近覚えた知識を披露します」
「ぶち殺すぞッ!! 何処で覚えやがったその無駄知識を! ぼっちじゃねェよ、孤高の存在だ! 俺についてこれるやつがいねェだけだ、ちくしょうがァ!!」
(´・ω・`)モンスターハンターから始まる二人の交流の日々って奴だね。
(´・ω・`)モンスターハンターは他人と協力プレーするのに向いているから、創作の世界で最強のゲームだわ。
第五話 クローンとの日常--ミサカクローンと仲良く遊んでいたら、一方通行の生活がニートだった事に気づかれ、このままでは一方通行が駄目人間さんになるから・・・・外に出ようねって言われた。
引き篭もりニートな一方通行をリア充にしてくれる☆ -
「先程から溜息を吐いたり上の空だったり、更には急に情緒不安定……は男の子の日とやらが原因だそうなので捨て置きますが、あなたの精神は逃亡生活を続け、更には室内でずっと過ごすことでまいっていることがよくわかります。ええ、不健康な生活を続けることで影響が出てしまっているのでしょう、とミサカはなるべく本音を隠しながら語ります」
(´・ω・`)ミサカクローンを助けたおかげで、外出してデートしてリア充になるお話さんだね。
第六話 ショッピング--ミサカクローンと一緒にデートして仲良く雑談してアクセサリーとか購入していたら、後ろにサイフを紛失した上条さんがいた。
一方通行はミサカクローンのために交通費を払わないといけないので、どっちも不幸だぁっーと叫んでいる。-
すると、彼がいた。
「すみませーん。この辺りで財布を見掛けませんでしたか? 落としちゃったみたいで捜してるんですけど……」
ツンツン頭の無能力者が。
(´・ω・`)不幸だぁっー?
(´・ω・`)リア充だぁっー!
]
第七話 不幸少年-上条さんが可哀そうだった。
財布なくした上に財力なし。
新しい財布購入する費用よりも、明日の食費を考えないといけない御身分である。
更にデート中の一方通行に馬鹿にされまくって上条さん涙目。
二人はカップル中じゃないと否定するから、上条さんから見たら、イチャイチャしている中学生にしか見えなかったので不幸だぁっー! --
「そういえば財布らしきものをコンビニの近くで見たような気がします、とミサカは有力な情報を提供します」
「え、マジで? ……ってさっきのは冗談なんだよな!? なぁ、おい! 答えてくれよ! 一方通行さーん? ミサカさーん? おーい! 待てってば!」
「オマエ食いたいもンとかあンのか?」
「一方通行と同じものがいいです、とミサカはかわいこぶって答えます」
「イチャついてんじゃねぇよ! ちくしょおぉぉ! やっぱ不幸だぁぁぁ!!」
(´・ω・`)不幸だぁっー!一方通行のせいで余計に上条さんが不幸だぁっー!
|