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小説家になろう 【945 「包囲殲滅陣のゆゆぽ……読者に愛されているな……」 |
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●内政チート★ |
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匿名2017年12月7日 19:33
ゆゆぽパックン作品の感想にこんな人いました。
返信削除『感想欄を見ると厳しい意見が多くてビックリです。たしかにさらっと読み飛ばしたり、包囲殲滅陣(笑)などと偏見をもって読むと「なんじゃコリャ?」と読んでしまうのも理解できます。ただ、よくよく読んでみると一人称小説のメリットを最大限に活かして、微妙な心理の機微を説明するのではなく描写していたりとかなり考えて、言葉の一つ一つを真剣に選びながら書いたのだということが伝わりました。
以下、勘違いされていそうな部分の私なりの解釈です(大枠では間違えてないと思います)。「うわ、こいつ痛い」って感想ですが、せっかくの作者さんが考え抜いてミステリーなみのミスリードや叙述トリック、言葉選びをしているだろう作品なのに勿体ないのであえて書かせてもらいました。
一見矛盾するような記述も凡人には一貫性がないし矛盾だらけというのをよく表していて素晴らしいです。例えば主人公の気持ちだとこうです。
>世界から浴びるほどの尊敬と称賛
>「レナードさん、レナードさん」と懐かれ、尊敬を受けていた。
>称賛や、尊敬がされたかったわけじゃない。
>ただ、人の役に立ちたかった。
>感謝され、「ありがとう」と言われる仕事がしたかっただけ
>ボロボロになるまで頑張ったのに、俺は勇者パーティーから見限られた
言葉とは裏腹に尊敬と称賛を受けたかったというのがよく伝わってきます。
主人公の目的だってそうです。
>ただ、人の役に立ちたかった。
>感謝され、「ありがとう」と言われる仕事がしたかっただけ
と、表向きには考えながら、
>勇者パーティーのやつら
>俺のことがずっと嫌いだったのかもしれない
>冷酷な勇者パーティー
などと内心は勇者パーティーを快く思っていなかったのを匂わせつつ、
>人生に、生きる意味なんてない
>意味なんてどこにもないし、誰も持ってない
と、魔族から人類の領域を取り戻す使命感をもっていたわけでもないのが伝わります。さらに魔族の領域で小便を垂れるほどに恐怖している女を面倒そうだからと速やかに立ち去ろうとする冷酷さもみせたるという見事な描写技術には舌を巻いてしまいした。
また、それではなぜ危険な勇者パーティーにいたのかと言うと、これまた明言をせずに数話にわたってヒントを散りばめるなど非常に構成が練られているうえに巧みです。
>俺たちは世界から浴びるほどの尊敬と称賛
>肝心の今後の生活を続けることすら危うくなる。それでは本末転倒だ。
>賄賂
>勇者パーティーでは、こんなドロップアイテム、日常茶飯事だった
等々、勇者パーティーにいる旨みと肝心なのはなにかというのを説明せずに極めて自然に、本人にとって当然のことの様に考えさせる手法は只者ではないと思いました。
主人公の実力や実際の行動、容姿に関する描写も巧みだと思います。
>女なんか作れる気しないし、生涯童貞でもいいかな
浴びるほどの賞賛を受ける英雄一行の一人で、賄賂を渡すくらい価値のある力をもっていて、ドロップ売却でとてつもない金持ちなのに、童貞なんですよ?圧倒的な容姿の問題かどれほど酷い言動をとっているのかと思わせる巧みさから作者さんの手腕の凄さを感じました。
>(自分は)レベル換算にして50の実力はある。
>50レベルぐらいでブラッドベアと互角〜中略〜この程度の魔物なら余裕だ。
一見矛盾する書き方をしつつ、実力を巧みさでカバーする戦闘で矛盾を解消するなど書籍化作家の実力を垣間見ました。
>推定レベルは70オーバー。俺の引き出しを最大動員すれば、なんとか戦えないこともない相手
などと明らかなハッタリ(60で苦戦して70だとダメージがほとんど与えられない)で怯える他の面子を落ち着かせる場面では主人公のベテランっぷりを演出した上で、それをあっさり信じる住民の純朴さも表す一切の無駄がない論理構成には圧倒されました。
それによくよく読むと理由付けがしっかりしている点も素晴らしいです。
>勇者パーティーのやつら
>俺のことがずっと嫌いだったのかもしれない
>冷酷な勇者パーティー
>賄賂
>当初は、俺は最強だった。
>「レナードさん、レナードさん」と懐かれ、尊敬を受けていた。
>俺に表立って指揮なんか取られれば、パーティーの反感を買うだけだろう。だから陰からあの手この手でパーティーの支援(直後に「いいからパーティー全員が小さくまとまれ」と命令)
>どうだかね、と思ったが言葉には出さず、俺は苦笑して肩をすくめる(言葉には出さないが態度で示す)
滲み出る嫌な感じの人間っぽさで追い出されるのも無理ないかな?と読者に思わせるプロのやり方だと思いました。
賄賂も雑事を任されていた上、他の面子がそれらに無頓着なことから勇者パーティーのドロップなどを合わせると「なるほど」と数話をまたいで納得させたりと一言でいえば凄いです。
500万ベルグを即用意できる店から街の治安の良さ、資金の流通状態、人類の再興状況などを推し量れるのも流石といった感じだと思いました。主人公が100万ベルグという身の丈に見合わない少額で追い出された謎もこれから長い時間をかけて明かされるでしょう。
盗賊長が最新話と一話で説明が違うのもどうゆっくりと描写していくのかいまからワクワクしています。
他にもいろいろありますが枚挙にいとまがないのでここらで切り上げます。
一部で叩かれているような軽薄な作品では決してないと思います。多くのワードに様々な意味を潜ませている、ファンタジーというよりもミステリー小説のつもりで注意深く読んでいくべき作品だと思いました。』
どこかでつい最近見たことあるような文章です。
ここまで深読み推察しないといけないなんて、私は読書初心者のようです。