内容(「BOOK」データベースより)
二〇九六年、九月下旬。四葉家当主・四葉真夜による「横浜から逃亡した周公瑾の捕縛に関する協力依頼」を受けた司波兄妹は、京都で九島光宣と出会う。その光宣と共に周の捜索を行うも、手がかりは未だ掴めなかった。そんな折、七草家のボディガード・名倉の訃報が達也たちのもとへ届く。弔い合戦として、周捜索に真由美も参戦、事態は動き出す。ついに周の潜伏先を突き止めた達也は、とある過去の強敵へと連絡を取り―。『クリムゾン・プリンス』一条将輝、『四葉の最終兵器』司波達也が共闘!緊迫の古都内乱編、完結!
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星3つ 1
星2つ 0
星1つ 1
54
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次巻への期待が昂ぶる下巻だったように思う
投稿者
tel 投稿日 2015/1/10
古都内乱編(上)のラストで真由美から呼び出された達也、
そして、そんな呼び出しにやきもきする服部とほのか。
とにかく続きが気になる、と思い発売日に本屋へ走りざっと一読しました。
全体的な感想を言うと、前巻で積み上げられてきた抵抗勢力との戦いの結末や、
京都の調査・散策中に戦闘に巻き込まれ打ち勝っていく達也たちと幹比古たち。
それぞれの活躍がふんだんに描かれ、結末へとストーリーを追いかける躍動感は
とにかく楽しく面白いものでした。
キャラクター面で言うと、冒頭で書いた服部やほのかは前半に少しだけしか出てこず、
深雪は相変わらずだし、光宣と水波は二人きりの部屋で看病をするというシチュがちょっとだけあった程度。
むしろこの巻で注目されるのは、先輩で大学に進学した全生徒会長の七草真由美でした。
真剣に達也に執事が殺された事件の真相を探ってもらえないかというお願いをしたり、
調査・散策の同行を達也から断られ拗ねて膨れたり、
達也と二人で夜にバーへ行き酔っ払って幼児退行したり・・・
とにかく真由美可愛い!
冒頭から最後まで真由美の可愛さが際立ってます。
ただ、古都内乱編としての結末はそこまでスッキリするものではありませんでしたが、
最後に描かれている次巻の冒頭を匂わせる四葉家の暗躍するシーンに期待が高まります。
おそらく次巻で深雪と達也の関係に大きな衝撃が走るのでしょう。とても楽しみです。
古都内乱編、横浜騒乱編のような激しい展開はありませんが、
魔法科高校の劣等生の闇の部分の世界観を俯瞰できる非常に面白味のある内容でした。
オススメです!
10
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周公瑾との因縁に決着
投稿者
[゚д゚]<アイシテ 投稿日 2015/1/13
Amazonで購入
現代魔法師と古式魔法師、大陸の魔法師との因縁に周公瑾を中心とした物語が展開される。
今回は京都を舞台に警察組織と国防軍が加わり、「内乱」の様相を呈する。
いつもの達也パーティーに加え、一条将輝が参戦しその人物像がより顕著になっていく。
前巻で七草真由美の達也に対する思慕の発露があったが、後半でクローズアップされ
ホテルでディナー、バーで酔った後、達也を部屋に連れ込んで「乱暴」される一連のシーンは
彼女の意外な一面と、達也の微かな動揺が描写されていてかなり良い描写だった。
最後に深雪の目の前で、引っ掻き回すオチまで付けてよく纏まっていた。
次巻はついに四葉継承編。
後継者になれば、兄が日の目を見られる代わりに「婚約者」が付いてくる。
そんな深雪の複雑な心境に、四葉真夜は衝撃的な「嘘」を告げる。
達也と深雪の関係に驚天動地の事態が訪れる。
今夏、半年後の発売が待ち遠しくなる内容になりそうで楽しみである。
19
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解説文が多いのがマイナス面
投稿者
樹雷 投稿日 2015/1/12
面白くはありました。三人の十師族のそれぞれの持つ顔がそれぞれに示されて、また今回一度退場した相手の正体は果たして?
そんな中で女性陣が織り成す僅かな癒しが、というべきでしょうか
一つ気になったのは説明文が多いと感じた点ですね
どんな魔法なのか、どのような効果を持つのか、そうした解説に相当する文章がこれまでに比べて多く感じました
33
人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
お兄さま、あの……新魔法は
投稿者
Amazon Customer 投稿日 2015/1/10
色々とあっさり片付けてしまいすぎです、お兄さま!夏にお正月ネタですかお兄さま!でもやっぱりさすがお兄さまです!新魔法早くしてくださいね。
http://www.amazon.co.jp/魔法科高校の劣等生-15-古都内乱編-下-電撃文庫/dp/4048691678/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1421305590&sr=1-1
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ラインハルト(´・ω・`)キルヒアイス!
返信削除なぜ、設定資料集が一位なんだ!
きるひあいす(´・ω・`)それだけ凄い作家って事ですよ。ラインハルト様
トンカッツ「私はアニメしか見ていないが……何というか……」
返信削除「もうこの『お兄様』だけでいいのでは?という印象があるな……」
シュナイダー「強すぎて他のキャラすべて噛ませという、サイタマに並ぶチートさですからね」
「正直、『お兄様』と妹の深雪以外のキャラの名前が思い出せません」
トンカッツ「……『お兄様』は名前では無……まあ、いいか」
きるひあいす(´・ω・`)宇宙にお兄さまがいたら、私達いりませんよね
削除らいんはると(´・ω・`)1億年に1人の逸材か・・・・
さすがパルメさんだねまったく本編読む気がしない作品をこうも連続でとりあげるなんてなかなかできないよ
返信削除(´・ω・`)教えてくれ。どうやったら、劣等生という設定資料集を読むことができるんだ。
削除世の中には辞書の『極光』とか『深淵』とか『贖罪』とかの厨2単語をみるだけで色々想像して楽しめる層がいるから、
削除劣等生を楽しめるのは本編のぺらぺらな情景描写と厨2理論を脳内で独自補完できる層なんじゃないかな……
劣等生は現実社会でさんざんな評価を受ける作者が現実逃避の為に『周囲の評価は低いが実は才能を隠している自分が、完璧超人な妹に崇拝されて、つい隠しているつもりが溢れ出る才気から周囲から一目置かれる』という妄想を形にした作品だから。
削除コンプレックスが強い逃避癖のある、『普通とは違う俺カッコイイ』と思える読者じゃないと共感がもてないある種の才能がいる作品、ネット社会にある程度の支持のあるパルメさんには合わないんでしょ(´・ω・`)
最近書籍化されだしたクソ面白くもない小説群に比べれば劣等生はまだ読める方だよ
削除SAOも似たようなもんだし仕方ないね
削除SAOは最初だけは名作だけど連載を続けていく度に主人公がだんだんとご都合主義になってく話だけど、劣等生は最初から世界や登場人物が完全にお兄様を引き立てるためだけにある主人公絶対主義で種類が違うで。
削除それ過程が違うだけでゴール一緒だから同じでいいんじゃね?
削除最近のはじめの一歩と旋風の橘どっちもつまんないよねというぐらい乱暴な結論だぞそれ……。
削除SAOは最近だと良く分からん話が無駄に長く続きすぎていて読む気が萎えたな……
削除主人公が元PKプレイヤーにリアルで刺されてから面白さ的には劣等生以下に転落してるよ
あくまで俺主観では
卍解したあたりから読んでないけどSAOって今どうなってんだろ
削除>7
削除作品の在り方が一貫しているかどうかって結構重要だと思う。
一貫していなければ名作でない、とまでは言うつもりはないけどね。
方向性がブレた結果名作に化ける作品だって結構多いし。
でも、そういう点で言えば劣等生は個人的にかなり好印象。作品自体はそんな好きではないけど。
例えば途中から鼻につくご都合主義になるくらいなら
最初から一貫してご都合主義全開ですって誰が見ても分かるような作品の方が
読者側もそれを最初から納得して見るの前提になるから苦にならんし
切り捨てるにしても即座に切れるから時間の無駄にもならんから
そっちの方が良い。
↑下手に読者の意見取り入れて迷走して消えた作品とかもあるからね、同じパターンばかりでもダメだけど作品の基本骨子を歪ませないのも重要ではある。
削除それでも劣等生は正直つまらないと思うけどね、不信の停止にも限度があるよお兄様に都合良すぎィ!
世界一読まれてる聖書とかいう書物も超分厚い設定資料集みたいなものだし
返信削除案外、人類って遺伝子レベルで設定厨なのかもしれませんね
確か神は7日間(内1日サボり)で世界を創造したんだっけ?
削除これを「すげぇ」と絶賛するか、手抜き工事と取るかは人次第
人権も糞も無いような時代に宗教で休日?のような存在を認めてくれるなら「有り難い」に越したことはないだろう。