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進撃の巨人 クロス作品【12】-【5】 【最終章 リヴァイ妊娠END】 進撃の美少年クラブ クロス美少女クラブ(作・赤月みゅうと)』×『進撃の巨人(作・諫山創)』 【ブログ】 作者 器物転生 |
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進撃の美少年クラブ クロス美少女クラブ(作・赤月みゅうと)』×『進撃の巨人(作・諫山創)』 【最終章 リヴァイ妊娠END】 | 作者 器物転生 | AA | おしまい | 2015年02月07日(土) 08:36( |
夜オペラント・コード(上)-エレンは地下で巨人化して拷問室をぶっ壊した。 - 「当事者は全員がクラブのメンバーです。アイリスと肉体関係のあったガーベラに思いを寄せていたクルミが、ドラセナとカラーと共犯してアイリスに対して強引に性行為を行い、そこへ駆け付けたガーベラに追い詰められたクルミが、アイスピックでアイリスの腹部を刺しました」 弱点を狙われない限り、簡単にエレンは死なない。両腕を切り落とされても、時間が経てば再び生える。だからと言ってエレンを傷付けても良いのかと言うと、それは違った。執事の報告を聞いてガーデン・ローズは不快に思う。地下で巨人化し、死にかけたエレンの姿は、ガーデン・ローズに強い不安を覚えさせていた。 「アイリスに……アレを教える」
『ガーデンの少年たちに近付かせないために、拷問部屋(トーチャールーム)なんて物騒な名を付けられた、唯一の出口からね。そこから外に出された"妊娠した少年たち"もボクたちが保護したよ』 『……さて、もうボクたちはガーデンから出て行くけど、君はどうする?』 コニーたちは保護されているらしい。それを聞いて安心した。もはや拷問部屋へ潜入する必要はない。ベルトルトとライナーに頼めば、このまま壁の外へ連れて行ってくれるだろう。だけど、このまま行けばオレは"後悔"するに違いない。オレはリヴァイさんを置いては行けなかった。 『あのオペラント・コードだけど……不思議な事に、この学園の全ての権限は君に最優先で与えられているんだ。つまり、君の権限はガーデン・ローズよりも上なんだよ。後は君が決めれば良い。外に出たいか、ここに留まるか』 『その後、経過はどうだ?』 『そうか……では、まず悪い報告からおねがいしよう』 エレンによってリヴァイは解き放たれ、執事ではなくなった。もはやガーデン・ローズでも、ガーデン・ドールズでもない。エレンは「御主人様」ではないし、名前に「様」を付ける必要もなくなった。旦那様に対しては、ご覧の有り様だ。自然体でリヴァイは生きている。 「良い方は……どうやらオレは、エレンの子を授かったらしい」 旦那様の嬉しそうな声に、リヴァイは頬を緩ませる。パーカーのポケットに突っ込んだ手で、お腹を愛おしそうに撫でた。そこに新たな命が宿っている。この残酷な世界に生まれれば、苦しい目に会うだろう。それでも閉ざされた楽園から、世界に生まれたいと足掻いていた。
——『進撃の美少年クラブ』兵長妊娠END
「お前らが妊娠する側かよ!」 『(´・ω・`)パルメ』 |
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