リヴァイと電話部屋(上)^エレンは気がついたら異世界転生して、女の子になって壁の中で暮らしていた。
巨人がいるかどうかは分からないが、壁の中にいれば安全な暮らしができる。
でも、そんな暮らしは、まるで前世の本人が大嫌いだった家畜のようだ ^
リヴァイさんとオレは、いつも一緒にいる訳じゃない。男と女なんだし、寝る時は別の部屋だ……小さい頃は同じ部屋で寝ていたけれど、それは仕方ないと思う。昼間だって、ずっとリヴァイさんが側にいる訳じゃなかった。この広い屋敷を一人で管理しているのだから、リヴァイさんは忙しいんだ。
でもリヴァイさんが、オレを邪険に扱う事はなかった。巨人のいる世界のリヴァイさんに比べて、こっちのリヴァイさんは表情が柔らかい。巨人のいる世界のリヴァイさんと違って笑う事もあるし、オレを見る目は優しかった。調査兵団に入っていなければ、巨人のいる世界のリヴァイさんも、あんな感じだったのかも知れない。
前世と違うのは、オレもか。激しく怒る事がなくなった。そもそも怒るような環境に身を置いていないせいか。少なくとも壁の外に出なければ、リヴァイさんと共に安定した生活を送れる。それでも現状を不満に思う気持ちは、エレン・イェーガーの残り火としてあった。閉じ込められた今の生活に妥協していれば、「家畜と変わらない」と言って怒られてしまうな。
前世のエレン(´・ω・`)ずっと家から出ずに暮らす?まるで家畜のような暮らしじゃないか!
返信:器物転生 日時:2014年12月25日(木) 21:27
- Re:プロローグ「リヴァイと電話部屋(上)」
No2:『(´・ω・`)パルメ』さんは初感想ですよ!
今世のエレンちゃんに、前世のエレンくんが激おこプンプンです。
エレンくんだったら、リヴァイ兵長を殴り倒してでも脱走するレベル。
……いや、待てよ。
一回脱走しようとして、その時に人格を矯正させられたと考えると良いですね。
ああ、いかんいかん。思いつきでネタを入れると失敗します。
執事のリヴァイさんは心情的に、エレンの心を操るような事はしないでしょう。
パルメさんが来ると、ついつい焦ってしまうけれど、
原作が全2巻だし、今回はじっくりじっぽり書いていく予定です。
リヴァイと電話部屋(中)-エレンはここでの暮らしを贅沢に思ったが、やはり前世の記憶で【自分は誰かに食べられるための家畜なのではないか?】と思った。
壁の中で暮らす今の状況が、前世を思い出させる。
唯一頼れるリヴァイすら、旦那様 >> 越えられない壁 >>エレンという優先順位で動いている -
「旦那様の命に背かない限り、オレは御主人様のためなら何でもする。この身の限り、おまえの命令に従い尽くそう。それで御主人様の気が晴れるのならば、どんな奉仕でもしてやる」
——旦那様の命に背かない限り
これまでの人生の中で頂点を極めていたオレの感情が、その言葉を聞いて急速に冷める。恐れていた事が現実の物となった。リヴァイさんの言葉として、目の前に現れた。リヴァイさんにとってオレの命令は、"最上位ではない"。その事実だけで、全ての言葉が無意味になった。
「なんでも言う事を聞く」なんて誤魔化しだ。条件付きの忠誠なんていらない。「御主人様はオレの全て」と言いながら、オレだけの物でない事が許せなかった。結局リヴァイさんは、この屋敷にオレを閉じ込める事が目的なんだ。それが悔しくて、涙を止めるために目を伏せる。
いつの間にか、体の熱も冷めていた。下腹部から暗い感情が、ドロリと零れ落ちる。感情が頂点を極めていた分、その反動も大きかった。感情が底を突き、反転の衝動を引き起こす。希望は絶望へ変わった。リヴァイさんに顔を見られていなくて、本当に良かったと思う。
- 「リヴァイさん……セックスって知ってますか?」
「ああ、知識だけは知っている」
- 「本で読みました。この世界には女と男がいて、愛し合う事ができるって……」
「ああ、その通りだ」
Re:プロローグ「リヴァイと電話部屋(中)」
No7:『(´・ω・`)パルメ』さんは2回目の感想ですよ!
「美少女クラブ」を御存知ないのですか!?
パルメさんは、そのまま綺麗なままで……そうでもないか。
ちなみに、原作で閉じ込められているのは男の子です。男の娘です。
エッチィ未来は避けて通れません。
でもR18に引っかからないように、えぐい描写は避けて行こうと思っています。
(´・ω・`)エロ同人誌のほうは知らないけど、女の子を閉じ込める時点でエッチィ未来が待ち受けているんだと理解した。
リヴァイと電話部屋(下)-エレンは執事のリヴァイを必死に求めた。
具体的にはリヴァイを睡眠薬で眠らせて、眠っている間に裸になって体スリスリ。
エレンは眠っている相手にこんな事をしている罪悪感でいっぱいだったが、実はリヴァイは睡眠薬を飲んだ振りをしただけで華麗にエレンの行動を全部スルーして放置プレー。-
リヴァイさんは「この身の限り、おまえの命令に従い尽くそう」と言ってくれた。リヴァイさんの体を願えば、オレに応えてくれるだろう。睡眠薬を飲ませずとも、部屋に忍び込まずとも、リヴァイさんはオレに奉仕してくれる。だけど、それではオレは満足できない。
リヴァイさんに乱暴な事をしたかった。相手の事なんて考えずに、好き勝手にやりたかった。相手の気持ちなんて知らない。考えたくもない。オレの人形(ラブドール)でいてほしい。心なんて奪い取って、どこかに閉じ込めておきたい。そんなドロドロとした気持ちが涌き上がってくる。
リヴァイさんは「旦那様」に従っている。オレだけの物にならないリヴァイさんが、きっと憎かった。オレの中から黒い泥が零れ落ちる。リヴァイさんの姿を見る度に、白い長手袋を見る度に、その下にあるブレスレットを思い浮かべて、オレは思いを募らせる。オレもリヴァイさんに、目に見える形で刻印を残したかった。
- 「兵長っ! 兵長……!」
返信:器物転生 日時:2014年12月31日(水) 09:52
- Re:プロローグ「リヴァイと電話部屋(下)」
No11:『(´・ω・`)パルメ』さんは3回目の感想ですよ!
ちょっと反応が怖くて感想を見るのが遅れてしまいました。
でも、思っていたよりも大丈夫なようです。感想返しをするなら今の内!
>>全く動揺しない時点で凄すぎる件
一般人だったら途中でガオーとなるでしょう。
しかしリヴァイさんは凡人じゃないのでした。
ところでネットを検索してたら、
リヴァイ兵長の寝込みを襲う同人誌を発見した件について、
誰でも考える事は同じなんですね。
(´・ω・`)リヴァイさん、こんなことされても全く動揺しない時点で凄すぎる件
リヴァイと電話部屋(終)--独占欲に目覚めたエレンは、女性の出産について調べてみた。
すると、そこには人間は施設から生産されるもので、産む物ではないと書かれてある。
ここは前の世界とは余りにも違う世界だと気づき、とうとう壁の外へと出る日がやってきた。
家は何重の壁に覆われていて警戒厳重。
そこでいくつかの記憶をエレンは取り戻す。
この世界、どうやら、テロのせいで女性が死滅したらしい、
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『番組の途中ですが緊急速報です! 日本時間で本日明け方、全世界同時多発的に超大規模のテロが発生! ターゲットとされたのは、世界各地の"セフィロトの塔"! 多数の巨大な爆発と共に、主に"女性"を死滅させる強力なウイルスが散布されたという情報があり……』
塔の姿が掻き消える。リヴァイさんの運転する車がトンネルに入った。ゴーという音が車内に響く。心臓がドキドキと鳴っていた。オレは首をギギギと回し、リヴァイさんの様子を探る。だけど、オレの異変にリヴァイさんが気付いた様子はなかった。それを確認したオレは、リヴァイさんに聞こえないほど微かな声で呟く。
- 「今のは親父の記憶……か?」
- 親父の記憶をオレが引き継いでいる。その現象にオレは心当たりがあった。巨人のいる世界での話だ。親父からオレは、その記憶を継承した。だけど、こっちで記憶を継承した記憶なんて……いや、巨人のいる世界でも記憶の混乱はあった。その時の記憶は忘れている、と考えても不思議じゃない。
この世界に巨人はいるのか? 親父の記憶を思い出そうと思っても上手く行かない。巨人のいる世界で親父から記憶を継承した時の記憶だって、自力で思い出した訳じゃないからな。さっき親父の記憶の一部を思い出したのは、あの塔を見たからだ。あの折れてしまった"セフィロトの塔"を。
……ちょっと待てよ。親父の記憶を見たことで、一つ気付いた事がある。もしも巨人のいる世界と"記憶の継承方法"が同じとするならば、すでに親父は……そうだとすれば「旦那様」は親父じゃない。じゃあ、リヴァイさんの言う「旦那様」って誰だ? リヴァイさんは、いったい誰に従っている?
(´・ω・`)女性が死滅した世界か。
きっと、元ネタの同人誌はSFホラー要素があるんだと思った。
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