戻る(・ω・`)


Ruina 廃都の物語【1】-【3】
 鉄鍋のメロダーク 【短編】 


←前のページ  次のページ→ 
鉄鍋のメロダーク 【短編】    作者:yusaku  S  【短編】  2013/07/21
 (´・ω・`)魔将ナムリスは人間の手で倒せないっていう預言があるなら・・・・バイオケーキなら毒物すぎて倒せるだろうっていうコメディな短編さんだよ。
(´・ω・`)凄くひでぇ殺し方だった。
    

●魔将ナムリスは、主人公パーティ達の料理を見て恐ろしいと感じたよ!
●その料理はバイオケーキっ!恐ろしいほどの毒物だよ!
●魔将ナムリスは人間の手で倒せない運命だけど、ケーキに倒されるなんてあんまりだよ!
●ゆんやっー!

この場にいる誰も、それこそ、この事態を引き起こした当人たちすら知らなかった。不気味な燐光を放つケーキ、通称バイオケーキ。ホルム近郊で捕れる虹色魚をすり身にし、ニョロと呼ばれるアメーバ状生物を混ぜ合わせ、低音で焼き上げることで完成する一品である。元々ニョロは、環境適合能力が高く、条件が揃うことでフナットと言う危険生物に変性する特質を備えている。それが虹色魚の色素成分と出会うことで、また新たな変性を遂げた結果生まれたのが、その生物兵器であった。ゲルとスポンジの間の子様のケーキは、それ自体が一つの生命体であり、原始的ながらも意思を持った生ける猛毒である。
 あくまでも人に対する加護しか持ち合わせていないナムリスでは、人の意思とは関係なしに毒を作り出す、この恐るべき生物に抗うことが出来なかったのだ。

(´・ω・`)恐ろしい。
人の作った料理に倒されるなんて・・・・預言を覆されている有様だった。
(´・ω・`)地上の料理が地獄になっていると思いながら、あの世行きになるアンデットな時点でシュールだ。
←前のページ  次のページ→ 
ブログパーツ ブログパーツ
戻る(・ω・`)


カウンター日別表示