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RAVE【1】-【7】 【七章 星の跡地編】
  ダークブリングマスターの憂鬱F



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(´・ω・`)主人公ルシアが四大魔王を従えて、絶望のジェロと一緒に戻ってきたら、既にDBが戦闘して壊滅状態のまま、ハルと最終決戦やってしまった【七章 星の跡地編】  だよ。
でも、最大の問題点は目覚めたエンドレスに主人公さんが敵だと認識されて、主人公の命と世界が滅亡寸前で危ないんだ。

●本来なら味方のはずのエンドレスに敵だと認識されて命が危うい。

●エリーを守るためにワープロードによる瞬間移動でエンドレスを南極に飛ばした。(絶望のジェロの力でエンドレスは氷結状態)

●気づいたらエリーとマザーが行方不明になって主人公涙目。

(´・ω・`)これでようやく理解した。
やっぱり、石コロのシンクレアがヒロインなんだって。
(´・ω・`)つまりっ!石コロが捕らわれのヒロイン待遇!


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   ダークブリングマスターの憂鬱  【七章 星の跡地編】          作者:闘牙王  Z   85-95話 2013/09/25  

  第八十五話 「癒しと絶望」 前編 --主人公の最大の悩みは、魔界から絶望のジェロが付いてきた事だった。
幾ら命令しても無視して、大魔王である主人公を守護するために護衛してくる。
他の魔王達も連れだすのに問題がありすぎて駄目だ!
最悪の場合は、連れ出す事が死亡フラグになったり、魔界の崩壊に繋がる!
諦めて絶望のジェロを護衛として連れて行くしかなかった!

そして、元の世界へと帰還すると、『癒しの魔導士 ベルニカ』と絶望のジェロが対峙しちゃっていた。 
 -
まずはウタ。もはや考えるまでもない。自分の命を狙いかねない相手を連れて歩くなど正気の沙汰ではない。トラウマという点では実際に殺されているためジェロよりも酷い。あらゆる意味で連れて行くことなどあり得ない。

次にアスラ。謎が多い、直接接触したことが少ない存在だが何よりも意志疎通ができない点でアウト。DBマスターであるルシアであっても意志疎通ができないなど理解できないがずっとホムしか言わないじいさんと行動を共にするのは精神的な意味で擦り切れてしまいかねない。言葉にできない不気味さもその理由。

最後がメギド。これに関してはむしろこちらからお願いしたい程の存在。四天魔王唯一の常識人といっても過言ではない男。だがそれ故に最も連れて行くことができない存在。もしメギドを連れて行けば魔界が崩壊するだろう。比喩でも何でもなく本気で。というか魔界は彼一人で支えていると言っても過言ではないことがルシアが魔界に来て数日で看破した事実だった。
(´・ω・`)これは酷い現状。


第八十六話 「癒しと絶望」 後編- 『ハルとエリー、そして一般人には手を出さないこと』をジェロに命じてあるが、力の加減を間違えれば、町一つが氷付けになって全滅になっても可笑しくない状況だった。
実際に魔導精霊力《エーテリオン》を持つベルニカと会っていて・・・・ベルニカ本人がジェロの事を新婚さんだと、微笑ましい勘違いをしている所で平和だった。
ベルニカが持っている魔法が
絶対回避魔法だった事もあり、町が消滅するなんて事態も発生せずに平和である。 
--「『絶対回避魔法』……それがお前の魔法。あらゆるものを回避する超上級魔法。誇りに思いなさい……それは人間ごときが本来手にすることができない物よ……」
「絶対回避魔法……? ま、待って! それって一体どういうことなんですか!?」

(´・ω・`)無敵回避か。

第八十七話 「帰還」-命令違反を犯したレイナがやってきたので、ルシアはDBを剥奪して組織から追放した。
これでレイナが死ぬ未来がなくなるだろうという、ルシアなりの配慮である。

ただ、問題だったのはルシアが留守の間に、DBが既に壊滅している事実をルシアが今更ながらに知った事だった。
レイヴマスター側の陣営の戦力が増えすぎてやばいことになっている。
 --
「……ハジャ様がDCを裏切り、六祈将軍を率いてレイヴマスター達と接触。ハジャ様は所在不明……残った六祈将軍は全てレイヴマスター達に敗北した……とのことです……」


「…………え?」


ルシアは目を点しながら間抜け面を晒すだけ。もはや素の反応をするしかない。幸いだったのはレディが首を垂れていたために顔を見られることが無かったことのみ。ルシアは何が起こったのか分からぬままその場に立ち尽くす。ただ一つだけ分かること。それは


数日留守にしている間にDCがほぼ壊滅していた。
(´・ω・`)組織壊滅状態!でも、戦力的には特に問題はない。

第八十八話 「布石」--組織は壊滅状態だったが、大半は敗北しても生き残っているので特に問題はなかった。
問題だったのは・・・・現時点で絶望のジェロと主人公がいるので、レイヴマスター達をぶっ殺せる戦力があり、強制的にハル達の所へと連れて行かれる事である。
このままじゃ、最強状態の主人公さんがレイヴを破壊しちゃう!
-
『決まっておろう……レイヴマスター共のところだ。喜べ、主様。シンクレアと今度こそエリーを奪い返そうではないか』


魔界探検ツアーではなく、レイヴマスター御一行との対面という豪華ツアー(エンドレス付き)に変更になったということだけ。顔面を蒼白にしながらももはやルシアに逃げ場はない。三つのシンクレアと四天魔王を前にしてそれを先延ばしにする理由も方法も思いつかない。否、そんな方法は存在しない。まるで売られていく子牛のようにルシアは連れられていく。
(´・ω・`)もう、最終決戦か。

第八十九話 「星跡」 -六祈将軍『爆炎のシュダ』のおかげで、ハル達が生存していた。
シンクレアを持っているので、何時、主人公が来ても可笑しくないと警戒している。

ハルとエリーは最終決戦前に二人っきりの夜の会話をやっていた。
色々と語り合い、ハルはエリーが主人公の事をどう思っているのか聞き、そのままエリーにプロポーズしようと勇気をだして・・・・その告白を絶望のジェロが邪魔した!
エリーをぶっ殺しにやってきたのだ! 
---
「オレ……エリーのことが……」


その全てを振り切ってハルが己の気持ちを伝えようとしたその瞬間

 

「見つけたわ……レイヴマスター。それにお前がエリーね……」
(´・ω・`)見事なまでに恋愛妨害。さすが絶望のジェロ。

第九十話 「集束」-そろそろ最終決戦。
というか、主人公が本気出せば3分で世界征服できて、並行世界が滅亡する状況だった。
このままだとやばい。レイヴマスターなんて簡単に殺せる状況が最悪。

そんな時に、時の番人ジークハルトが戦場へとやってくる。おかげで主人公陣営の絶望のジェロに対抗できて拮抗できる可能性が出てきた。 
 --
エンドレスという終わり亡き怪物、全ての争いの根源とも言える存在が今、ルシア達の足元、星跡の下に眠っているのだから。それこそがルシアが戦々恐々としている最大の理由。ルシア個人としてはハル達との再会自体はさほど大きな問題ではない。元々最低でも一度は六祈将軍を率いてハル達と接触する予定だったのだから。加えて原作のルシアからすれば死亡フラグ、敗北フラグの再会でもあるためそこに一抹の不安を感じずにはいられないルシアであったがそこについてはもはやあきらめざるを得ない。ウタとの戦いに比べれば危険度は低いだろう……という見通し。
(´・ω・`)この状況でも、主人公達が負ける要素が全く見えない気がした。

第九十一話 「差異」 --時の番人のジークが四天魔王級の実力者になっていたが、幸いな事にシンクレアをここに持ってこず、何処かに隠してくれたおかげで主人公は助かった。
危うく、全てのシンクレアが揃って、世界が滅亡しちゃう状況にならず、ハルとの一騎打ちという状況を作り出す事に成功する。

最大の問題点は、現時点のハルが主人公より弱い事と、絶望のジェロがジークを殺しそうな事だった。 
-
(あ、危ねえええ―――――!?!? マジで、マジでヤバかった!! マジで死ぬかと思ったわ!?)


他ならぬルシア・レアグローブ本人。ルシアは心の中で絶叫しながらもガッツポーズをとるしかない。比喩でもなんでもなく九死に一生をルシアは今体験していた。もしジークがラストフィジックスをレイヴと共にこの場に持って来ていればその瞬間、全ては終わっていたのだから。しかも直下にはエンドレスもいるというおまけつき。まさに寸でのところで世界崩壊が防がれたことにルシアは身体を震わせる。
(´・ω・`)主人公が勝利してら世界はおしまいで危なくて・・・・なにこの無理ゲー。ハルが勝利する姿が全く予想できない。

第九十二話 「時と絶望」--絶望のジェロと、時の番人ジークとの戦いは、絶望のジェロの方が遥かに有利だった。普通なら使えば術者が死ぬ絶対氷結《アイスドシェル》を連発しており、回避不可能な魔法だからジークが迎撃しようとするが・・・・・・絶望のジェロが作ったのは大陸サイズの氷だったので絶望しかない!
辛うじて事象そのものに干渉してなかった事にできるが疲弊し、ジークは自分の命を捨てる『最期の齢《ラスト・エイジス》』を使うくらいしか勝てる方法がないのだ!
ここまで無茶をしないと勝てない無理げー! 
 --
ジークはようやくその存在に気づく。自らの上空。満月との間にあり得ない物体がある。いやそれはもはや物ではない。それは大陸だった。実際にジークは見たことはないものの知識として知っていた。曰く北と南の果てには氷の大地があるのだと。人間が大地だと勘違いしてしまうほどの巨大な氷の塊があるのだと。そう、これは単純な話。何のことはないお伽噺。


絶対氷結によって文字通り空中に氷山を創り上げていた。そんな笑い話にもならないような冗談が現実になったというだけ。
(´・ω・`)圧倒的なまでの格差社会だ。

第九十三話 「両断」--ルシアVSハル。ルシアは原作よりも遥かに強いのでハルの羅刹剣相手に生身で挑む事にした。
真下にエンドレスがあるので、ここでシンクレア使うと世界滅亡である。 
だが、予想外な事にハルが羅刹剣に浸食されて鬼と化してしまう!
危うく殺されそうになったルシアはハルのためにエンドレス化して羅刹剣を破壊してしまった!
やばい!世界が危ない! 
 --
 ハルの羅刹剣に生身の自分が対抗できるか否か。


それができるかどうかがこの戦いの分水嶺。もしそれができなければ最悪エンドレスの力を引き出し、エンドレス化するしかなかったのだがルシアにとってはどうしてもそれは避けたかった。エンドレスが直下にいる状況でそんなことをすればどんな影響があるか分かったものではない。シンクレアを使用することすら控えなければならない。故にかつてシンフォニアでの戦いのように鉄の剣のみでハルを抑えることが理想。しかしそれが可能がどうかがルシアには確証が持てなかった。
(´・ω・`)

第九十四話 「本音」--ルシアVSハルはルシアの勝利に終わったが、恋愛はルシアの大敗北だった。
金髪巨乳美少女のエリーをハルに奪われ、ルシアの周りは石コロと魔王ばっかり。
つまり、ルシアは非リア充!
絶望したルシアはハルの怪我を直した後に殴った!

その非リア充の絶望と咄嗟の行動のせいで、並行世界にエンドレスが誕生する!
世界滅亡の大事態!
--
「てめえとは……くぐってきた修羅場の数が違うんだよ――――!!」


時間の差。アキの方が旅立つのが早かった。経験した死地の数。レイヴでもDBでもない。アキ自身の経験の差。その一撃がハルの顔面に突き刺さる。だがアキの中には喜びも達成感もない。あるのはただ一つの単純な感情。


(羨ましいぞ、こんちきしょう――――!!)


エリーという金髪美少女をハルが彼女にしたということ。自分の周りには石ころと魔王しかいないというのに青春を謳歌していたハルへの羨ましさ。同時に二人への心からの祝福を込めた右ストレートがこの戦い、二人の喧嘩の結末だった――――
(´・ω・`)絶望じだ!これだけ頑張っても周りのヒロインは絶望とか、石コロ!

] 第九十五話 「消失」--エンドレスが復活した上に、主人公を敵だと認識していて最悪だった!
この場にはハル達がいるので彼らを見捨てる事は世界滅亡を意味する!
幸い、エリーが魔導精霊力でエンドレスを足止めしてくれて隙を作れたから、一時的に何とかなったが、エンドレスに対処できなければ主人公も死亡して世界滅亡だ!

対処した結果、エリーとマザーが行方不明という謎の結果が残った
  --




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