第七十四話 「四天魔王」 --主人公は強制的に魔界へと来ていた。死亡フラグ溢れそうな場所であり、四大魔王の一人『獄炎のメギド』と初めて会う事になる。
周りから大魔王の器だと思われなかったら、本当に死地・・・・いや死地だった!
四大魔王が勢ぞろいしており、『永遠のウタ』との史上最大の戦争が勃発する!
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『っ!? お、お主、魔界に連れてきたことをまだ根に持っているのか!? 言ったであろう、これはお主が大魔王の器になるためには必要なことで』
「ほう……じゃあ一年前から迎えが来るのが分かっていながら一言も俺に言わなかったのはどういうわけだ……?」
『そ、それは……まあ、なんだ。そっちの方が面白そうだったからで決して悪意があったわけでは……』
(´・ω・`)
第七十五話 「戦王」 --戦王ウタに主人公は殺されそうになっていた。一方的にギタンギタンのボコボコに攻撃されて、今までの生存のための努力が無為になりそうだった。
相手は四大魔王の中で、最も大魔王の器に近い化物である。 --
ダークブリングマスターとしての感覚が、戦士としての感覚がルシアを恐怖させ、理解させる。目の前の男、ウタには小細工は通用しないのだと。ただ純粋に強さで上回らなければ勝機はないのだと。ある意味何よりも分かりすい、そして絶望的な事実。それを振り払うかのようにルシアは二刀剣を瞬時に解除しワープロードによって距離を取る。だがウタはそれを追うことはない。それは直感。ルシアが己が持ち得る最高の攻撃を繰り出さんとしていることを見抜いたからこそ。
(´・ω・`)今までの努力が無為になりそうな感じにフルボッコだった。
七十六話 「大魔王」--主人公は四大魔王の試練に乗り越えられずに死亡した。
今までの日々が無意味になり、再生のエンドレスの力でも死者は復活できない。
だが、主人公は自身をエンドレス化する事で、死者復活をなし、戦王ウタにエンドレスの力を振るった。
その結果、大魔王の器だと認められ・・・・戦闘狂の戦王ウタが普通に殺し合いを挑んでくる!
戦王ウタが全力全開で挑むために本気になり、ラスボス戦が開始されちゃった! --
その名の通り、その身をエンドレスと一体化させることで神にも等しいエンドレスの力をその身に宿す奥義。人の身に余る、扱うことができない存在であるエンドレスを統べることができる者しか体現できない到達点。
『っ!? それは……ですがそれは私達を全て集めなければ扱えない力のはずでは……?』
『そうね。本来なら五つのシンクレアを全て集めて我らを一つにしない限り発現しない力よ。でも今あの担い手はそれを成し遂げている。もっとも完全なものではなくその一端、いわばエンドレスがはみだしたような状態ね』
(´・ω・`)エンドレス化した結果が、生き残ったけどラスボス戦スタートな有様だよ。
第七十七話 「鬼」
--ウタが第二形態になって、主人公のエンドレス化すら凌駕してきた。
世界を滅亡させる究極の力を使っているのに、戦王ウタはそれすら超えてくる。
次元崩壊すら、ウタの雄たけびで消滅し、主人公は狂気を解きはなつ『羅刹の剣サクリファー』を使うしかなかった!
1分内に勝利しないと主人公が狂気に染まって世界は終了してしまう!
幸い、何とか勝利できたが、絶望のジェロが大魔王を守護するために付いてきたので、絶望しかなかった。 --
「ふ、ふざけんなあああああああ!? この状況で盛大な一発ギャグかましてんじゃねえぞてめええええええ!?」
『お、お主こそふざけておる場合か!? 我がこの状況でそんなことをするわけがなかろう!? あ、あれはウタの奴が……』
「何が我を使えだ!? 何の役にも立ってねえじゃねえか!? あれか!? お前は俺をおちょくるためだけにそこにいるわけか!?」
『き、聞き捨てならんぞ!? 我はいつでも本気だ! お主こそ本気でやっておるのか!?』
(´・ω・`)次元崩壊が一発ギャグになっていて、とても和むお話さんだった。パワーインフレが激しすぎて、原作主人公組には絶望しか待ってないよ。
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