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ポケットモンスター【10】-【3】
とあるプラズマ団員の日記B
ブログ】  作者 I・B


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(´・ω・`)

トウヤ(´・ω・`)イルの事が大好きなんだ!でも、そんな事いえない!

イル
(´・ω・`)
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 とあるプラズマ団員の日記 【二章 夏の月】  ハーメルン  作:I・B   SSS  5-9話 :2014年02月27日 

 10話--トウヤとイルはとうとう離れ離れになってしまった。
お互いに勘違いを残して……
イルはようやく就職先間違えた!
これじゃ犯罪者だ!と思っているが、トウヤはイルが勘違い属性を持った合法ロリだと知らずに、イルのことを愛していた・・・

   -
「イル、Nとのことが終わったら、俺と……」
「? ……ごめん、トウヤ、良く聞こえなかった。どうしたの?」
「ええっと、が、頑張ろう! って言ったんだよ。あ、あははは」
「……ん。そうね。頑張ろう、トウヤ」

 自分の名前を呼ぶ柔らかい声に、トウヤは知らず安堵の息をつく。

(危なかった……俺は、何を口走ろうと……)

 恋人になって欲しい? それとも、結婚してくれ? いずれにせよ、自分の気持ちに整理も付いていないのに言える言葉ではないし、そもそも雰囲気もなにもあったものではない。トウヤは自分が思いの外追い詰められていたことに気がつくと、今度こそイルに気がつかれないようにため息をつく。
 どんなに悩んで迷っても、状況は何も変わらないし時間だって止まってくれない。だったらトウヤにできることは、不安を押し殺してでも全力を尽くすことだけだ。

 トウヤはそう、心の内側でざわめく何かに蓋をすると、イルを伴ってリュウラセンの塔へと踏み込んでゆくのだった。
(´・ω・`)まさに魔性の合法ロリ


夏の月 真面目に相談に乗った日--イルは勘違いされていた。
イルが本来いる場所へと帰すんだ〜という謎の目的で運搬され、恐ろしい出生の秘密があるとかないとか勘違いされ、周りが勝手に動いている。

ただの合法ロリ娘だと、誰も気づいていない・・・・ 
 -
『もうすぐだ』

 零れる声に想いはない。

『もうすぐだ』

 滲む声には、なにも込められていない。

『もうすぐ、ここに』

 ただあるのは、壊れたテープレコーダーのように繰り返す声。

『もうすぐ、もうすぐ、もうすぐ』

 かつてあったモノ≪想い≫を繰り返すだけの、破壊され、歪み尽くした声。

『もうすぐ、もうすぐ、ここに、終わりが来る』

 その声には何も込められていない。

『ああ、これでやっと』

 ただ虚無だけがあった。
(´・ω・`)ただの合法ロリがここまで騒動の中心になるなんて・・・

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